ほのぼのminiの口コミや評判は?

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介護ソフトの”ほのぼのmini”を利用するうえでの感想や口コミの紹介から、実際に介護経営における課題や、人材周りでの苦労についてもお伝えします。

現在は訪問介護を運営中です。安さの観点からほのぼのminiを利用していますが、現在ソフトを変更しようか悩み中です。

ほのぼのminiの口コミは?

ほのぼのminiは価格が安いのでとてもいいですが、事業課題が大きくなるにつれて、今のままでいいか不安になっています。

厚生労働省がict加算もだしているので、より業務効率化が可能なソフトへの変更を検討しています。

実際に周りの事業所でもタブレットを使ってサービスの記録をしているところを見かけることが増えてきいるので不安です。

ほのぼのminiの評判は?

データ移行が大変でした。ほのぼのmini用にデータを作り変える必要があったので、移行の時は残業が増えました。その割に業務自体は改善されるわけではないので、次にソフトを変えるなら移行をサポートしてくれる会社を選びたいと思います。

デイサービスを運営していますが、連絡帳が自動で作れるデイもあると聞いて、そういった新しい取り組みをしていきたいと考えています。

人材における課題は?

定着率をあげるためには、いかに主力のパートヘルパーの満足度をあげるか。

困ったときや聞きたいときに社員が現場に出てて連絡がとれないことや、指示をもらえないことが不満の主流です。

なので、極力オンタイムに連絡がとれるようにしただけでも定着率は上がりました。あとは「やめたら困る」と思わないこと。

話し方は気を付けなければいけませんが、大変なときは大変、ダメなときはダメ、言わなければいけないことは対面で伝える等。

社員もパートも正面から向き合うことで定着していったと思います。社員だから偉いわけでも、管理者だから偉いわけでもないと私は思います。

むしろ現場で稼いでくれているスタッフに支えられているのだから、社員は全力でパートヘルパーを支えなければ成立しないことを社員に徹底させました。

そうすることでお互いに垣根が減り、誰が欠けてもダメなんだという存在意識が出来て、役職にかかわらずに仲間として協力していけたと思っています。

次の介護保健法の改正で気になることは?

介護保険と総合支援をどこまで合わせていくのか。現時点ではお互いの事業に追加参入する場合のハードルを下げて申請を簡略化するとだけ出ていますが、果たしてそれだけで済むのかが不安です。

介護保険の申請をすると、自動的に総合支援も受けなければいけなくなるのではないか。介護保険と総合支援は似て非なるものです。どちらかに特化している事業所にとってはとても心配になります。報酬を下げて加算していく方式にもっと転換していくことになるのも訪問介護にとっては懸念材料にしかなりません。

現時点でも加算事業所とそうでない事業所の違いが利用者にとっては明確なメリットにはなっていません。しかし同じサービスで料金に違いが出ている。実際にトラブルになることもあります。

ですがこれ以上基本の報酬単価を下げられると利益が発生せず、運営ができない。加算事業所を利用するメリットがもっと明確に利用者に伝わる内容にしてもらわないと、利用者は料金の安い会社を選んでしまいます。選ばれた事業所は忙しいだけで利益が生まれず疲弊していく。この悪循環を何とかしてほしいです。

介護経営における困りごとは?

人材の確保が一番困っています。定着率がよくても、まず求人に反応してもらえないことです。

応募がなければ仕事も増やせない。社員を確保するにも訪問介護の場合、利益が薄く社員を増やすほど赤字も膨らんでいく。なので出来るだけパートヘルパーを確保することが重要なのですが、求人広告の反応がほとんどなく、人材の確保ができない状況です。

また、現場だけでなく中間管理する人材がいないことも困っています。現場経験が長くても書類や請求業務、スタッフへの指導ができるとは限りません。

資格があっても現場経験がないとできない業務もあります。どちらのタイプも会社で育成できる体制を作ればいいのですが、その体制を作る余裕がある会社がほとんどなく、またそのノウハウを持っている会社もほとんどない。

現場業務だけを教えてきて、中間管理層を育成していない今の介護業界が持っている最大の困りごとだと感じています。管理職を育成していかないと、今の若いスタッフが将来も続けていける夢が持てないと思います。

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