介護ソフトの”ケア樹”を利用するうえでの感想や口コミの紹介から、実際に介護経営における課題や、人材周りでの苦労についてもお伝えします
現在は小規模通所介護を運営中です。安さの観点からほのぼのminiを利用していますが、現在ソフトを変更しようか悩み中です。
介護の経営で人材周りの課題は?
小規模のため、しっかりとした人材受け入れの体制が取れないまま、実務に移行してしまうため、コミニケーション不足のまま時間が経ってしまいます。
そのため業務フォローや話し合いが持ちにくいのが現状。研修についても最低一週間は実施したいのですが、スタッフが少ない為なかなかできず。即戦力のスタッフを求めるも、以前の職場のやり方を踏襲されると既存のスタッフへの悪影響が懸念されています。
今後は研修のカリキュラムのなかで当社における介護理念、事業内容、企業体としての目標と目的を明確化して、受け入れ研修の強化に努めていきたいです
給与面に関して
給与に関して、大手の介護事業者との比較が多く、仕事を覚えていく頃に転職や退職をする傾向があります。
そのため、処遇改善金のほか、独自の人事考課、スキルアップ、本人との面談により、別の手当を確保することで、働く意欲を持たせています。職員の評価について透明化をはかり、職場環境の改善、コミュニケーションの強化、昇進制度など民間企業並みの組織形態を目指していきたいです。
次のダブル法改正で心配なのは?
時期診療報酬、介護保険改定については、要支援者のサービスが総合支援事業へ完全移行するため、今後は総合支援事業についての理解、各保険者の運営方法、既存事業との整合性などをより深く理解できます。
細分化され、ご利用者への説明、契約についてなど不安な点があります。特に報酬についてもわかりにくい点があり、改めての許認可申請の方法など、各保険者によって微妙にニュアンスが変わります。
来年の改定に対する方針、指針の情報、集団指導時の情報を取りこぼさないよう、管理者以下生活相談員、介護スタッフに対しても改定に対する意識を高めるよう、日々の業務の中で積極的にアプローチを図りたいです。
最大の懸念は介護報酬が下がるのか、加算についての要件が困難になるのか、まだその点がはっきり見えていない事。職員の国家資格取得をうながし、加算対象となるスタッフ体制を築き、介護改定後の対応が早急に図れる準備をしていきたいと思います。
介護の経営での困りごとは?
いわいるデイサービス激戦地での事業展開のため、通常の業務以外に営業先へのプレゼン、情報共有をどう図るか、弊社における管理者、生活相談員の業務としての機能向上ができているのか、不安感があります。
スタッフの定着化を図るプロジェクトを進行中ではありますが、どうしても大手や他のサービス(有料、訪問)へひきぬかれてしまうのが現状です。
スタッフ間の人間関係についても良好ですが、業務も慣れていくにつれ、少人数のなあなあな関係性に陥ることがあります。
なかなか管理者ひとりではマネジメントが困難なため、相談員のマネジメントの力量が必要になり急務となっています。
給与についても、ご利用者がキャンセル、利用停止、季節における一時利用停止などある程度の利用登録があるもの、売上高が定まらないため、経費としてどこを削り、穴埋めできるかなど、経営計画がなかなか立てにくい事業であることです。
特に人材発掘が急務であり、より獲得がとれる営業法、組織としての安定感などさまざまな不安感があります。
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