
履歴書とは
履歴書は学歴・職歴・資格・志望動機を一覧化する書類。介護転職ではJIS規格様式と保有資格欄の埋め方が要。
この記事のポイント
履歴書は、氏名・学歴・職歴・保有資格・志望動機を一覧化する書類で、転職活動の基本書類です。介護転職ではJIS規格様式(または厚労省標準様式)を使い、保有資格欄に介護福祉士・初任者研修・実務者研修・喀痰吸引等研修などを資格取得年と共に正確に記載することが要。志望動機は150〜200字で施設の理念と自分の経験を結びつけて書きます。
目次
履歴書の主要構成と書式
履歴書は次の7欄から構成されます。介護転職では特に「資格欄」「職歴欄」「志望動機」が選考の決め手になります。
- 基本情報:氏名(フリガナ)・生年月日・年齢・住所・電話番号・メールアドレス
- 学歴:中学卒業から最終学歴まで時系列で。高校以降は学科まで記載
- 職歴:入社・退社の月日と事業所名・職種。介護未経験から転職する場合も前職を必ず記載
- 保有資格・免許:介護福祉士・ケアマネジャー・初任者研修・実務者研修・運転免許等
- 志望動機:応募先施設の特色と自分の経験を結びつけて150〜200字で
- 本人希望欄:勤務日・勤務時間の希望、家庭事情の補足
- 写真:3か月以内撮影、4×3cmサイズ、スーツ着用が無難
書式はJIS規格様式・厚労省標準様式・市販履歴書のいずれもOK。介護分野では厚労省標準様式の「資格欄」拡張版を使う応募者も増えています。
介護転職で評価される記載例
資格欄の書き方
- 正式名称+取得年月+登録番号(任意)
- 例:「介護福祉士(令和X年X月取得・登録番号 12345)」
- 受講中の研修も「2026年4月〜実務者研修 受講中」と記載可
職歴欄の書き方
- 事業所名は正式名称(例:社会福祉法人◯◯会 特別養護老人ホーム◯◯)
- 従事した職位(介護職員・サービス提供責任者・主任介護支援専門員 等)を明記
- 退職事由は「一身上の都合により退職」が標準。詳細は職務経歴書または面接で説明
志望動機の構成
- 応募先の特色(看取り対応・認知症ケア・在宅復帰 等)に1文言及
- 自分の経験・取得資格との接続を1文
- 入職後の貢献意欲・キャリアプランを1文
書き方の落とし穴とNGポイント
履歴書のよくある質問
Q. 手書きと電子データ、どちらが良いですか?
A. 介護分野では電子データ(PDF)でも問題なく受理されます。Web応募が主流の事業所ではPDF推奨。手書き派の事業所もまだあるため、面接時に持参用に手書きを1枚用意しておくと無難です。
Q. 介護未経験で書くことがありません
A. 前職での対人スキル(接客・教育・看護助手等)を「介護に活かせる経験」として書き換えるのがコツ。志望動機欄で「これまでの◯◯経験で培った傾聴力を介護に活かしたい」と接続できれば未経験でも評価されます。
Q. ブランク期間がある場合の書き方は?
A. 育児・介護・通学・療養などの理由を職歴の最後に「20XX年X月〜介護のため離職」のように1行で添えると印象が良くなります。隠すと面接で詰問される可能性。
参考文献・出典
- [1]
- [2]
- [3]
- [4]職業安定法 求人票・履歴書- e-Gov法令検索
- [5]ハローワーク 履歴書の書き方- 厚生労働省
まとめ
履歴書は転職活動の入口であり、書類選考の通過率を左右する基本書類です。介護分野では資格欄の正確な記載と志望動機の構成力が選考担当者の印象を決めます。書き直しを面倒に思わず、複数応募先ごとに志望動機をカスタマイズする労力が、内定の質を大きく変えるポイントです。電子データ提出が主流ですが、面接持参用に手書きも1枚用意しておくと万全。
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執筆者
介護のハタラクナカマ編集部
編集部
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