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デイサービスはきつい?大変なことと対処法

デイサービスはきつい?大変なことと対処法

デイサービスで働く介護職がきついと感じる理由と対処法を解説。レクリエーション、送迎、多人数ケアなどの大変さと乗り越え方を紹介します。

「デイサービスで働くのはきつい」「レクリエーションが大変」「送迎のプレッシャーが辛い」——そんな声を聞いたことはありませんか?デイサービス(通所介護)は夜勤がなく働きやすいイメージがありますが、実際には独自の大変さがあります。

デイサービスは日中に高齢者が通ってくる施設で、食事・入浴・レクリエーションなどのサービスを提供します。利用者は決まった時間に帰宅するため、限られた時間内で全てのサービスを提供しなければなりません。また、1日に15〜30人の利用者を少人数のスタッフで対応するため、常に忙しく動き回る必要があります。

本記事では、デイサービスで働く介護職が「きつい」「大変」と感じる理由を現場のリアルな声をもとに詳しく解説するとともに、乗り越えるためのコツや、実際に働くメリット・やりがいも紹介します。転職を検討している方が、自分に合っているかどうかを判断できる情報をお届けします。

デイサービスとは

デイサービス(通所介護)とは、要介護認定を受けた高齢者が日中に通い、食事・入浴・機能訓練・レクリエーションなどのサービスを受けられる介護施設です。自宅から施設への送迎サービスも行っており、利用者は朝来て夕方に帰宅するという形態が一般的です。

デイサービスの目的

  • 自立した生活の維持:日常生活動作(ADL)の維持・向上を支援し、自宅での生活を長く続けられるようにする
  • 社会的孤立の防止:他の利用者やスタッフとの交流を通じて、閉じこもりや孤立を防ぐ
  • 家族の介護負担軽減:日中の介護を施設が担うことで、家族が休息を取れるレスパイトケアの役割を果たす
  • 心身機能の維持:レクリエーションや機能訓練を通じて、認知機能や身体機能の低下を防ぐ

デイサービスの種類

  • 一般的なデイサービス:食事・入浴・レクリエーション・機能訓練を総合的に提供。利用者10〜30人程度の施設が多い
  • 小規模デイサービス(地域密着型):定員10人以下の少人数制。家庭的な雰囲気でアットホームなケアが特徴
  • リハビリ特化型デイサービス:機能訓練に重点を置いた施設。入浴サービスがない代わりに、リハビリプログラムが充実
  • 認知症対応型デイサービス:認知症の方を対象とした専門的なケアを提供。少人数制でゆったりとした環境
  • 療養通所介護:医療的ケアが必要な重度者向け。看護師が常駐し、医療処置も行える
  • 宿泊型デイサービス:日中の通所に加え、宿泊もできるサービス。夜勤がある場合も

デイサービスの利用者層

デイサービスの利用者は要介護1〜2の方が多く、比較的軽度の方が中心です。ただし、施設によっては要介護5の重度者を受け入れているところもあります。認知症の方も多く、施設全体の雰囲気づくりやケアの工夫が必要です。

デイサービスの仕事内容

デイサービスで働く介護職員の仕事内容は多岐にわたります。入居型施設と違い、限られた時間内で多くのサービスを提供する必要があるのが特徴です。

主な業務内容

  • 送迎業務:利用者の自宅と施設間の送迎を行います。運転だけでなく、乗降介助や家族への引き継ぎも担当。施設によっては介護職員が運転を担当することも
  • バイタルチェック:到着後、体温・血圧・脈拍を測定し、体調を確認します。異常があれば看護師や家族に報告
  • 入浴介助:個浴・機械浴で入浴介助を行います。着脱介助、洗身・洗髪、皮膚状態の観察も含まれます
  • 食事介助:配膳・下膳、食事介助、嚥下状態の確認、服薬介助を行います。食事形態(刻み食・ソフト食等)にも配慮
  • 排泄介助:トイレ誘導、おむつ交換、排泄状態の確認と記録を行います
  • レクリエーション:集団レク(体操・ゲーム・歌など)と個別レク(手芸・塗り絵など)を企画・実施。季節行事の企画も担当
  • 機能訓練補助:機能訓練指導員のもとで、歩行訓練や体操などの補助を行います
  • 連絡帳・記録作成:1日の様子を家族に伝える連絡帳の記入、介護記録の作成を行います
  • 清掃・環境整備:施設内の清掃、ベッドメイク、物品管理なども担当します

1日の流れ(例)

  • 8:00〜8:30:出勤、朝礼、送迎準備
  • 8:30〜9:30:送迎(自宅→施設)
  • 9:30〜10:00:到着、バイタルチェック、健康確認
  • 10:00〜12:00:入浴介助、個別対応、レクリエーション
  • 12:00〜13:00:昼食介助、口腔ケア、服薬介助
  • 13:00〜13:30:休憩、トイレ誘導
  • 13:30〜15:00:午後のレクリエーション、機能訓練
  • 15:00〜15:30:おやつ、連絡帳記入
  • 15:30〜16:30:送迎(施設→自宅)
  • 16:30〜17:00:記録作成、片付け、終礼

デイサービスがきつい・大変と言われる8つの理由

デイサービスで働く介護職が「きつい」「大変」と感じる理由を、現場のリアルな声をもとに詳しく解説します。転職前に知っておきたいポイントです。

1. レクリエーションの企画・進行が大変

デイサービス最大の特徴であり、最も大変と言われるのがレクリエーションです。毎日同じ内容では利用者が飽きてしまうため、常に新しいネタを考える必要があります。企画から準備、進行、片付けまで全てを担当することも珍しくありません。人前で話すのが苦手な人、盛り上げ役が向いていない人にとっては大きなストレスになります。利用者の反応が薄いと落ち込むこともありますし、「次は何をやろう」と常にプレッシャーを感じる人もいます。特に季節行事の企画は準備に時間がかかり、通常業務と並行して進めるのが大変です。

2. 送迎業務のプレッシャー

デイサービス特有の業務である送迎は、多くの職員がプレッシャーを感じています。利用者を乗せての運転は緊張しますし、万が一事故を起こしたら大変です。狭い道や駐車場への対応、時間厳守のプレッシャー、利用者の乗降介助、家族への引き継ぎなど、神経を使う場面が連続します。雨の日や雪の日は特に緊張します。運転免許を持っていても、送迎業務が苦手で退職する人もいるほどです。車椅子対応車両の操作に慣れるまで時間がかかることもあります。

3. 時間に追われる

デイサービスは利用者の帰宅時間が決まっているため、限られた時間内に全てのサービスを提供しなければなりません。入浴が遅れればレクリエーションの時間が削られ、レクが長引けば送迎に間に合わなくなります。常に時計を気にしながら動く必要があり、「時間に追われる感覚がストレス」という声は多いです。入居型施設のようにゆったりとしたペースでケアすることは難しく、効率重視で動くことが求められます。

4. 多人数を同時にケアする大変さ

デイサービスでは1日に15〜30人の利用者を、少人数のスタッフで対応します。入居型施設のように1対1でじっくりケアする時間は少なく、常に複数の利用者に目を配る必要があります。「目が届かない」「手が回らない」という焦りを感じることも多く、転倒などの事故リスクも常に意識しなければなりません。特に認知症の利用者がいると、目を離した隙に危険な行動をとることがあり、緊張が続きます。

5. 人手不足による業務過多

介護業界全体の問題ですが、デイサービスでも人手不足は深刻です。厚生労働省の推計では、2040年には約69万人の介護職が不足するとされています。人手が足りない施設では、1人当たりの業務量が増え、休憩も取れないほど忙しいことがあります。残業が常態化している施設もあります。スタッフが急に休むと、その日のシフトが大変なことになります。

6. 職場の人間関係

デイサービスは比較的狭い空間で、毎日同じメンバーと働きます。人間関係が良好なら働きやすいですが、合わない人がいると毎日が苦痛になります。介護労働安定センターの調査によると、介護職の離職理由で最も多いのは「職場の人間関係に問題があったため」(全体の27.5%)でした。閉鎖的な環境でストレスがたまりやすいという声もあります。

7. 利用者・家族との関係

デイサービスは毎日または週数回、同じ利用者と顔を合わせます。良い関係を築ければやりがいになりますが、相性が合わない利用者がいると精神的に疲れます。また、家族からのクレームや要望に対応する場面もあり、コミュニケーションに悩む職員も多いです。認知症の利用者への対応も簡単ではなく、同じことを何度も聞かれたり、急に怒り出したりすることへの対応に疲弊することもあります。

8. 残業の発生

送迎が遅れたり、利用者の体調不良で対応が必要だったりすると、定時に帰れないことがあります。また、レクリエーションの準備や書類作成を勤務時間内に終えられず、残業になることも。人手不足の施設では、残業が常態化しているケースもあります。サービス残業を求められる施設もあり、労働環境は施設によって大きく異なります。

デイサービスで働くメリット・やりがい

「きつい」と言われるデイサービスですが、実は多くのメリットややりがいがあります。転職を検討する際は、デメリットだけでなくメリットも理解しておきましょう。

1. 夜勤がない

デイサービスの最大のメリットは夜勤がないことです(一部の宿泊型を除く)。基本的に日勤のみで、17時〜18時頃には退勤できます。生活リズムが安定し、プライベートの時間を確保しやすいです。子育て中の方や、夜勤が体力的にきつい方に人気があります。

2. 土日休みの施設も多い

デイサービスは土日祝日が休みの施設も多く、週末を家族や友人と過ごしやすいです。カレンダー通りの休みを希望する方には魅力的な職場です。ただし、土日営業の施設もあるので、求人を確認しましょう。

3. 利用者の笑顔とやりがい

レクリエーションで利用者が楽しそうに笑っている姿、「今日も楽しかった」と言ってもらえる瞬間は大きなやりがいです。毎日通ってくる利用者と信頼関係を築き、感謝の言葉をもらえることがモチベーションになります。

4. 家族の介護負担軽減に貢献

デイサービスは在宅介護を支える重要なサービスです。日中の介護を施設が担うことで、家族が仕事を続けられたり、休息を取れたりします。「あなたたちのおかげで仕事を辞めずに済んでいる」と家族から感謝されることもあります。

5. 幅広いスキルが身につく

デイサービスでは、身体介護だけでなく、レクリエーションの企画・進行、送迎業務、家族対応など、多様なスキルが身につきます。コミュニケーション能力や企画力は、将来のキャリアにも活かせます。

6. 身体的負担が比較的軽い

入居型施設と比較すると、要介護度が低い利用者が多いため、全介助の場面は少なめです。移乗介助や入浴介助はありますが、特養のような重度者のケアは少ないです。腰痛などの身体的負担を軽減したい方に向いています。

7. 未経験でも始めやすい

デイサービスは介護施設の中でも未経験者が入りやすい職場です。日勤のみで夜勤の不安がなく、チームで動くので1人で判断を迫られる場面も少ないです。資格がなくても働ける施設も多く、介護の第一歩として選ぶ人も多いです。

デイサービスと他施設の「きつさ」比較

デイサービスの「きつさ」を、他の介護施設と比較してみましょう。施設タイプによって、大変さの種類が異なります。

施設タイプ身体的負担精神的負担主なきつさ
デイサービス★★★☆☆★★★★☆レク企画、送迎、時間に追われる、多人数対応
特別養護老人ホーム★★★★★★★★☆☆夜勤、重度者の身体介護、看取り
介護老人保健施設★★★★☆★★★☆☆夜勤、多職種連携、入退所対応
有料老人ホーム★★★☆☆★★★★★接遇、クレーム対応、マルチタスク
グループホーム★★★☆☆★★★★☆認知症ケア、少人数での責任
訪問介護★★★☆☆★★★☆☆1人での判断、移動時間

デイサービスの特徴

デイサービスは身体的負担は中程度ですが、レクリエーションや送迎、時間に追われるプレッシャーなど精神的な負担が大きいのが特徴です。特養のように「身体介護がきつい」というよりは、「企画力やコミュニケーション力を常に求められることがきつい」という傾向があります。

自分に合った施設を選ぶポイント

  • 夜勤を避けたい→デイサービス、訪問介護
  • レクが苦手→入居型施設(特養、老健など)
  • 送迎業務が不安→送迎専門ドライバーがいる施設、または入居型施設
  • 1対1でじっくりケアしたい→訪問介護、グループホーム
  • 体力に自信がない→デイサービス、有料老人ホーム

デイサービスの大変さを乗り越える7つのコツ

デイサービスで長く働くために、大変さを乗り越えるコツを紹介します。

1. レクリエーションのネタをストック

レクのネタは事前に集めておきましょう。介護レクの本やWebサイト、YouTubeなどで情報収集し、季節ごとのアイデアをファイリングしておくと楽になります。定番レク(体操、しりとり、風船バレーなど)は繰り返し使えますし、慣れれば進行もスムーズになります。レク担当を交代制にしてもらうのも有効です。

2. 送迎はルートを覚えて慣れる

送迎が不安な人は、最初は先輩と同乗してルートを覚えましょう。道を覚えれば余裕が出てきますし、利用者宅の特徴も分かってきます。運転に自信がない場合は、面接時に「送迎なし」の施設かどうか確認することも大切です。送迎専門ドライバーを雇用している施設もあります。

3. 時間配分を意識する

デイサービスは時間との戦いです。入浴・レク・送迎のタイムスケジュールを頭に入れ、常に時間を意識して動きましょう。「今何をすべきか」を明確にし、優先順位をつけて行動することで、焦りを減らせます。先輩のタイムマネジメントを観察して学ぶのもおすすめです。

4. チームで役割分担

1人で全てを抱え込まず、チームで役割分担しましょう。入浴担当、フロア担当、レク担当など、その日の役割を明確にすると、効率よく動けます。困ったことがあれば遠慮なく同僚に相談し、協力して対応しましょう。

5. 苦手な利用者は対応を分散

相性が合わない利用者がいる場合は、1人で抱え込まず、他のスタッフと協力して対応を分散させましょう。「この利用者は○○さんと相性がいい」と把握しておき、適切に対応を振り分けることで、精神的な負担を軽減できます。

6. 上司や同僚に相談

仕事がきついと感じたら、1人で抱え込まず上司や同僚に相談しましょう。業務量の調整や配置変更を検討してもらえることもあります。介護労働安定センターなど、外部の相談窓口も活用できます。

7. 合わない施設は転職を検討

どうしても今の職場が合わないと感じたら、無理に続けず転職を検討しましょう。デイサービスでも施設によって雰囲気は様々ですし、入居型施設や訪問介護など、自分に合った施設タイプが見つかるかもしれません。介護業界は慢性的な人手不足なので、転職先は比較的見つかりやすいです。

デイサービスが向いている人・向いていない人

向いている人

  • コミュニケーションが好きな人:利用者や家族との会話を楽しめる方、明るい雰囲気を作れる方に向いています
  • 人前で話すのが得意な人:レクリエーションで盛り上げ役ができる方は重宝されます
  • にぎやかな雰囲気が好きな人:毎日多くの利用者と接し、活気のある環境で働きたい方に最適です
  • 夜勤を避けたい人:日勤のみで働きたい方、生活リズムを安定させたい方にぴったりです
  • 土日休みを希望する人:週末休みの施設も多く、プライベートを大切にしたい方に向いています
  • 未経験から介護を始めたい人:日勤のみでチーム制なので、介護の第一歩として適しています
  • 体力に不安がある人:特養と比較すると、重度者のケアが少なく、身体的負担は軽めです
  • 企画やイベントが好きな人:レクリエーションや季節行事の企画を楽しめる方には天職です

向いていない人

  • 人前で話すのが極端に苦手な人:レクリエーションの進行は避けられないため、大きなストレスになる可能性があります
  • 運転に自信がない人:送迎業務がある施設では、運転スキルが求められます(送迎なしの施設もあり)
  • 1対1でじっくりケアしたい人:多人数を同時に見るため、個別対応の時間は限られます。訪問介護の方が合っているかもしれません
  • マルチタスクが苦手な人:常に複数の業務を並行して進める必要があります
  • 毎日同じ人と顔を合わせるのが疲れる人:固定の利用者と毎日接するため、人間関係に疲れやすい方には向きません
  • 静かな環境で働きたい人:レクや会話でにぎやかな環境のため、静かに仕事をしたい方には不向きです

デイサービスの給料・待遇

デイサービスで働く介護職員の給料や待遇について解説します。転職を検討する際の参考にしてください。

デイサービスの平均給与

厚生労働省の調査によると、デイサービス(通所介護)で働く介護職員の平均月給は約27万5,000円です。ただし、施設の規模や地域、資格の有無、経験年数によって差があります。

他施設との給与比較

施設タイプ平均月給
特別養護老人ホーム約35万円
介護老人保健施設約34万円
介護付き有料老人ホーム約31万円
グループホーム約29万円
デイサービス約27万円
訪問介護約32万円

デイサービスは夜勤がないため、夜勤手当がつきません。そのため、入居型施設と比較すると給与はやや低めになる傾向があります。ただし、夜勤による体力的負担がないことを考えると、妥当な水準とも言えます。

給与アップの方法

  • 資格取得:介護福祉士を取得すると月1〜3万円の資格手当がつく施設が多いです
  • 経験年数:経験を積むことで昇給する施設がほとんどです
  • 管理職への昇進:生活相談員やサービス提供責任者、管理者になると給与がアップします
  • 処遇改善加算:介護職員処遇改善加算を取得している施設は給与が高い傾向があります

福利厚生

大手企業が運営するデイサービスでは、社会保険完備、退職金制度、資格取得支援、育児休暇制度などが整っていることが多いです。求人を確認する際は、給与だけでなく福利厚生もチェックしましょう。

デイサービスの仕事に関するよくある質問

Qデイサービスのレクリエーションが苦手です。どうすればいいですか?

まずは定番のレク(体操、しりとり、風船バレー、歌など)から始めましょう。介護レクの本やWebサイト、YouTubeでネタを集めておくと楽になります。慣れてくれば進行もスムーズになります。どうしても苦手なら、レク担当を交代制にしてもらう、または入居型施設への転職を検討しましょう。

Qデイサービスの送迎が不安です。運転しなくていい施設はありますか?

あります。送迎専門のドライバーを雇用している施設や、介護職員は送迎を担当しない方針の施設もあります。求人検索時に「送迎なし」で絞り込むか、面接で確認しましょう。運転免許がなくても働けるデイサービスもあります。

Qデイサービスは残業が多いですか?

施設によりますが、入居型施設よりは残業が少ない傾向です。利用者が帰宅すれば業務終了なので、記録業務を除けば定時退勤しやすいです。ただし、人手不足の施設では残業が発生することもあるので、面接時に確認しましょう。

Qデイサービスは未経験でも働けますか?

働けます。デイサービスは日勤のみでチーム制のため、未経験者が介護を始めやすい職場です。資格がなくても働ける施設も多く、働きながら資格取得を目指すことも可能です。研修制度が充実している施設を選ぶと安心です。

Qデイサービスで働いていて辞めたいと思ったらどうすればいいですか?

まずは何がつらいのか整理しましょう。レクが苦手なら入居型施設、多人数ケアが嫌なら訪問介護やグループホームなど、自分に合った施設タイプが見つかるかもしれません。上司に相談して配置変更を検討してもらうのも一つの手です。どうしても合わない場合は、転職を検討しましょう。

Qデイサービスの仕事は楽すぎ?きつい?どちらが本当?

どちらの意見もあります。夜勤がなく、重度者のケアが少ないという点では「楽」と感じる人もいます。一方、レクリエーションや送迎、時間に追われるプレッシャーを「きつい」と感じる人もいます。人によって向き不向きがあるため、自分の適性を考えて判断しましょう。

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まとめ

デイサービスで働くことの「きつさ」と「やりがい」について詳しく解説してきました。最後に、転職を検討する際に押さえておきたいポイントをまとめます。

きついと言われる主な理由

  • レクリエーションの企画・進行が大変(毎日新しいネタが必要)
  • 送迎業務のプレッシャー(運転と乗降介助の両方)
  • 時間に追われる(限られた時間でサービス提供)
  • 多人数を同時にケアする大変さ(15〜30人を少人数で対応)
  • 人手不足による業務過多
  • 職場や利用者との人間関係
  • 残業の発生(送迎遅れ、書類作成など)

働くメリット

  • 夜勤がない(日勤のみで生活リズム安定)
  • 土日休みの施設も多い
  • 利用者の笑顔と感謝の言葉がやりがい
  • 幅広いスキルが身につく(介護+レク企画+コミュニケーション)
  • 身体的負担が比較的軽い(軽介護の利用者が多い)
  • 未経験でも始めやすい環境

向いている人の特徴

  • コミュニケーションが好き
  • 人前で話すのが得意、または挑戦したい
  • にぎやかな雰囲気が好き
  • 夜勤を避けたい
  • 企画やイベントが好き
  • 体力に不安があるが介護をやりたい

施設選びのポイント

  • 送迎業務の有無(運転が不安な場合は送迎なしの施設を探す)
  • レクリエーションの頻度と内容(見学で確認)
  • 人員配置と残業の状況(面接で質問)
  • 職場の雰囲気(必ず見学してから決める)
  • 給与・福利厚生(処遇改善加算の有無も確認)

最後に

デイサービスは夜勤がなく働きやすい反面、レクリエーションや送迎など独自の大変さがあります。「きつい」と感じるかどうかは、その人の適性によって大きく変わります。レクや人前で話すことが好きな方にとっては、やりがいのある楽しい職場になるでしょう。逆にレクが苦手な方には、入居型施設や訪問介護の方が合っているかもしれません。大切なのは、自分に合った施設を選ぶこと。転職前に必ず見学をして、雰囲気を確認してから決めましょう。介護業界は人手不足なので、合わないと感じたら他の施設タイプへの転職も視野に入れてください。

💡

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デイサービス介護職員の1日のスケジュール

一般的なデイサービス(7〜8時間型)で働く介護職員の1日の流れを、時間帯別に詳しく解説します。施設によって多少の違いはありますが、基本的な流れは共通しています。

8:00〜8:30 出勤・朝礼・準備

出勤後、まずは朝礼でその日の利用者情報(人数、体調注意点、新規利用者、要介護度など)を共有します。送迎ルートの確認、送迎車の点検(ガソリン残量、車椅子リフトの動作確認など)、施設内の準備(テーブルセッティング、入浴準備、お茶の準備など)を行います。利用者を迎える前の大切な準備時間です。この時間に連絡帳や前回の記録を確認し、利用者の状態を把握しておきます。

8:30〜9:30 送迎(お迎え)

送迎車で利用者の自宅へお迎えに行きます。1台の車で5〜10人程度を順番にピックアップするため、効率的なルート選択が求められます。車椅子の利用者がいる場合はリフト車を使用し、安全に乗車させます。家族への挨拶、利用者の乗降介助、シートベルト確認、車内での見守りを行いながら施設へ向かいます。朝の体調や気分を会話から把握することも大切な業務です。天候によって所要時間が変わるため、余裕を持ったスケジュール管理が必要です。

9:30〜10:00 到着・健康チェック

利用者が到着したら、笑顔でお出迎えします。上着を脱がせて席に案内し、お茶を提供しながらバイタル測定(体温・血圧・脈拍)を行います。体調確認の結果は記録し、入浴可否を判断します。高血圧の方は入浴を控える、微熱がある方は看護師に報告するなどの対応を行います。この時間帯はコミュニケーションの場でもあり、利用者の表情や様子から体調変化を読み取ります。他の利用者との会話も始まり、1日の活動がスタートします。

10:00〜11:30 入浴介助

午前中のメイン業務が入浴介助です。1日に10〜20人程度の利用者を入浴させるため、効率的な段取りが必要です。着脱介助→浴室への移動→洗身・洗髪→浴槽での入浴→体拭き・着衣→整容(ドライヤー、スキンケア、爪切りなど)という流れで進めます。入浴中は皮膚状態の観察(褥瘡、湿疹、傷など)も行い、異常があれば看護師に報告します。入浴しない利用者はフロアで体操やレクリエーション、個別の機能訓練を行います。入浴介助は体力を使う業務なので、スタッフ間で交代しながら行うことが多いです。

11:30〜12:00 昼食準備

入浴介助を終え、昼食の準備に入ります。テーブルセッティング、配膳の準備、利用者の食事形態(常食・刻み食・ソフト食・ミキサー食・とろみ付きなど)の確認を行います。トイレ誘導も昼食前に済ませておきます。手洗いの声かけ、エプロンの準備、席への誘導なども行います。

12:00〜13:00 昼食・服薬介助

昼食を提供し、必要な利用者には食事介助を行います。むせ込みに注意しながら、利用者のペースに合わせて介助します。食事量の記録(主食・副食それぞれ何割摂取したかなど)、服薬介助(食前薬・食後薬の確認)、口腔ケア(歯磨き・義歯洗浄など)も行います。昼食後はトイレ誘導を行い、休憩タイムに入ります。食事中は利用者同士の会話も弾み、楽しい雰囲気を作ることも職員の役割です。

13:00〜13:45 休憩

職員は交代で45〜60分の休憩を取ります。利用者は昼食後の休息時間となり、テレビを見たり、うたた寝をしたり、おしゃべりをしたりと自由に過ごします。この時間帯は見守り当番が必要で、転倒やトイレの訴えなどに注意します。休憩が終わったスタッフは、午後のレクリエーションの準備を行います。

13:45〜15:00 午後のレクリエーション・機能訓練

午後のメインはレクリエーションや機能訓練です。集団体操(座ったままできる体操、口腔体操など)、ゲーム(風船バレー、ボーリング、輪投げ、しりとり、カルタなど)、カラオケ、脳トレ(計算、パズル、クイズ)、創作活動(塗り絵、折り紙、手芸、書道など)など、日替わりで様々なプログラムを実施します。利用者が楽しめるよう、声かけや盛り上げ役になることも職員の役割です。季節行事(花見、夏祭り、敬老会、クリスマス会など)の日は特別プログラムを行います。機能訓練指導員がいる場合は、個別のリハビリプログラム(歩行訓練、マシントレーニングなど)も行われます。

15:00〜15:30 おやつ・水分補給

おやつタイムは、利用者にとってお楽しみの時間です。おやつ(和菓子、洋菓子、果物など日替わり)と飲み物(お茶、コーヒー、紅茶など好みに合わせて)を提供し、コミュニケーションを取りながらゆったり過ごします。この時間に連絡帳の記入を行うこともあります。トイレ誘導も済ませ、帰宅準備に入ります。

15:30〜16:30 帰宅準備・送迎(お送り)

利用者の持ち物(バッグ、上着、杖、連絡帳など)を確認し、帰宅準備を行います。送迎車に乗車させ、各自宅へお送りします。家族への引き継ぎ(その日の様子の報告、気になった点の共有、連絡帳の受け渡し)も大切な業務です。玄関先での見送りまで行い、安全に帰宅を確認します。一人暮らしの利用者の場合は、自宅内まで付き添うこともあります。

16:30〜17:30 記録・清掃・退勤

送迎から戻ったら、ケース記録の仕上げ、申し送り事項のまとめを行います。施設内の清掃(フロア、トイレ、浴室など)、翌日の準備(レクの準備、入浴順の確認など)、ミーティング(終礼)を経て退勤します。片付けや記録が長引いて残業になることもありますが、基本的には17:30頃には退勤できます。

のの働き方

のでは、様々な働き方が可能です。

勤務形態の選択肢

  • 日勤のみ:の中には日勤帯のみで働ける施設もあります
  • シフト制:早番・日勤・遅番・夜勤のローテーションが基本
  • パート・アルバイト:週2〜3日から働ける柔軟な雇用形態

で働く環境

エリアのでは、資格取得支援制度や研修制度が充実している施設が多くあります。での経験を積みながら、キャリアアップを目指すことができます。

のでキャリアを築く

での仕事をしながらキャリアを築くための情報をご紹介します。

キャリアアップの道筋

  • 資格取得:初任者研修 → 実務者研修 → 介護福祉士と段階的にステップアップ
  • 役職への昇進:でリーダー・主任・管理者として施設運営に携わる
  • 専門性の深化:ならではのケア技術を極める

長く働ける環境

の多くのでは、産休・育休制度や時短勤務制度が整備されており、ライフステージに合わせた働き方が可能です。

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