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レクリエーション介護士とは?資格の取り方・費用・1級2級の違いを解説

レクリエーション介護士とは?資格の取り方・費用・1級2級の違いを解説

レクリエーション介護士の資格取得方法を詳しく解説。2級は35,000円・最短2日、1級は2級取得後に挑戦可能。通信・通学講座の違い、試験内容、合格率90%以上、活躍できる職場・キャリアパスまで網羅。介護現場でレクを充実させたい方必見。

「利用者さんに喜んでもらえるレクリエーションを企画したい」「マンネリ化したレクをもっと楽しくしたい」——介護現場でこんな悩みを抱えていませんか?

介護施設でのレクリエーションは、利用者の心身の健康維持や生活の質向上に欠かせない活動です。しかし、毎日のレクをどう企画すればいいのか、利用者さんとのコミュニケーションをどう取ればいいのか、悩んでいる介護職員は少なくありません。

そんな方におすすめなのが「レクリエーション介護士」の資格です。2014年に誕生したこの資格は、介護現場でのレクリエーションを専門的に学べる唯一の民間資格として注目を集めています。

2024年9月時点で38,000人以上が資格を取得し、全国の介護施設で活躍しています。受講資格もなく、介護未経験の方でもチャレンジできるのが魅力です。

本記事では、レクリエーション介護士の概要から2級・1級の違い、取得方法、費用、試験内容、活躍できる職場まで詳しく解説します。

レクリエーション介護士とは?

レクリエーション介護士の活動イメージイラスト

レクリエーション介護士とは、介護施設などで高齢者に喜ばれるレクリエーションを企画・実施するための知識とスキルを認定する民間資格です。

レクリエーション介護士の基本情報

項目内容
資格種別民間資格
認定団体一般社団法人 日本アクティブコミュニティ協会
創設年2014年(平成26年)
資格体系2級 → 1級 → マスター
有資格者数約38,000人(2024年9月時点)
受講資格2級は誰でも可能

資格が生まれた背景

介護施設では、利用者の生活に彩りを与え、心身機能の維持・向上を図るために、さまざまなレクリエーションが行われています。しかし、以下のような課題がありました。

  • レクリエーションの企画・実施に自信がない職員が多い
  • マンネリ化してしまい、利用者の参加意欲が低下
  • 利用者の状態に合わせたアレンジ方法がわからない
  • 高齢者とのコミュニケーションに苦手意識がある

こうした課題を解決し、介護現場でのレクリエーションの質を高めるために、日本アクティブコミュニティ協会がレクリエーション介護士の資格制度を設立しました。

レクリエーション介護士と介護レクリエーション協会の違い

「レクリエーション」と名のつく介護系資格には、別団体が認定する資格もあります。混同しやすいので違いを確認しておきましょう。

資格名認定団体特徴
レクリエーション介護士日本アクティブコミュニティ協会介護施設でのレク企画に特化
レクリエーション・コーディネーター日本レクリエーション協会地域活動全般のレク指導

本記事では、介護施設でのレクリエーションに特化した「レクリエーション介護士」について解説します。

レクリエーション介護士で学べること

レクリエーション介護士で学べるスキルのイラスト

レクリエーション介護士の資格取得を通じて、以下の知識・スキルを身につけることができます。

1. 高齢者とのコミュニケーションスキル

レクリエーションを成功させるには、まず利用者さんとの信頼関係を築くことが大切です。研修では以下を学びます。

  • 高齢者の心理特性の理解
  • 傾聴・共感の技術
  • 認知症の方とのコミュニケーション方法
  • レク参加への声かけ・誘導の仕方

2. レクリエーションの企画・実行力

利用者のニーズに合ったレクリエーションを企画し、実行するスキルを習得します。

  • 利用者の身体状態・興味関心の把握方法
  • 目的に合わせたレクプログラムの設計
  • 準備から片付けまでの進行管理
  • グループダイナミクスの活用

3. レクリエーションのアレンジ力

同じレクでも、利用者の状態に合わせてアレンジすることで、より多くの方に楽しんでもらえます。

  • 車いすの方でも参加できるアレンジ
  • 認知症の方に合わせたルールの簡略化
  • 身体機能に応じた難易度調整
  • マンネリ防止のバリエーション追加

4. レクリエーション素材の知識

多様なレクリエーションの引き出しを増やすことで、毎日のレクに困らなくなります。

カテゴリー具体例
体操・運動系リズム体操、ストレッチ、風船バレー
脳トレ系計算ドリル、しりとり、パズル
音楽系歌唱、楽器演奏、音楽鑑賞
創作系折り紙、塗り絵、手芸
ゲーム系ビンゴ、トランプ、輪投げ
回想法系昔の写真・道具を使った会話

5. 介護・福祉の基礎知識

介護未経験の方でもレクリエーションを実施できるよう、介護の基礎知識も学習します。

  • 高齢者の身体的・精神的特徴
  • 主な疾患と配慮すべきポイント
  • 介護保険制度の基本
  • 安全管理とリスク対応

2級・1級・マスターの違い

レクリエーション介護士の資格は、2級 → 1級 → マスターの3段階で構成されています。段階的にスキルアップできる仕組みです。

資格体系の比較

項目2級1級マスター
受講資格誰でも可2級取得者1級+実務経験3年
受講形式通信/通学通学/オンライン認定プログラム
学習時間約12時間約24時間※要問い合わせ
費用目安35,000円50,600〜91,300円※要問い合わせ
主な役割レク実施者レクリーダーレク講師・指導者

レクリエーション介護士2級

2級は、レクリエーション介護士の入門資格です。介護の知識がなくても、高齢者とのコミュニケーションやレクの基本を学べます。

こんな方におすすめ:

  • 介護施設で働いていてレクを担当することになった方
  • レクのマンネリ化に悩んでいる方
  • 介護業界に転職したい方
  • ボランティアで高齢者施設に関わりたい方

レクリエーション介護士1級

1級は、2級取得者がさらにスキルアップするための資格です。現場でのレクリーダーとして、他の職員を指導できるレベルを目指します。

1級で身につくスキル:

  • アイスブレイク技術
  • レクプログラムのコーディネート
  • 他職員へのレク指導・助言
  • 施設全体のレク計画策定

こんな方におすすめ:

  • 施設のレク委員やレクリーダーを任されている方
  • 2級で学んだ知識をさらに深めたい方
  • チーム全体のレク力を高めたい方

レクリエーション介護士マスター

マスターは、レクリエーション介護士の最上位資格です。1級取得後、介護現場での実務経験を3年以上積んだ方が対象となります。

マスターの役割:

  • レクリエーション介護士の講師として活動
  • 地域でのレク普及活動
  • フリーランスのレク講師として独立

マスターまで到達すると、介護施設でレク研修の講師を務めたり、外部講師として複数の施設で活躍することも可能です。

2級の取り方(通信・通学)

レクリエーション介護士2級は、通信講座または通学講座のいずれかで取得できます。ライフスタイルに合わせて選びましょう。

取得までの流れ

  1. 通信講座または通学講座に申し込む
  2. カリキュラムを受講する
  3. 添削課題(レクリエーション企画書)を提出
  4. 筆記試験を受験
  5. 合格後、認定証が届く

通信講座で取得する場合

項目内容
受講料35,000円(税込)
受講期間標準3ヶ月(最長6ヶ月)
学習方法テキスト+DVD+添削課題
試験方法在宅受験
代表的な講座ユーキャン、日本アクティブコミュニティ協会

通信講座のメリット:

  • 自分のペースで学習できる
  • 仕事や家事と両立しやすい
  • 通学の手間がない
  • 在宅で試験を受けられる

通信講座のデメリット:

  • 実践的なグループワークがない
  • 質問への回答に時間がかかる場合がある
  • 自己管理が必要

通学講座で取得する場合

項目内容
受講料35,000〜42,900円(税込)
受講期間最短2日間(計12時間)
学習方法講義+グループワーク+実技
試験方法講座最終日に会場受験
代表的なスクール未来ケアカレッジ、三幸福祉カレッジなど

通学講座のメリット:

  • 最短2日間で取得可能
  • 講師に直接質問できる
  • グループワークで実践力が身につく
  • 同じ志を持つ仲間と出会える

通学講座のデメリット:

  • 決まった日程に通う必要がある
  • 通信講座より若干費用が高い場合がある
  • 開催地が限られる

どちらを選ぶべき?

こんな方におすすめ
仕事が忙しく、自分のペースで学びたい通信講座
短期間で一気に取得したい通学講座
実践的なワークを通じて学びたい通学講座
近くに教室がない通信講座

1級の取り方

レクリエーション介護士1級は、2級取得者のみが挑戦できる上位資格です。より実践的な内容を学び、レクリーダーとしてのスキルを磨きます。

1級の受講資格

  • レクリエーション介護士2級を取得していること
  • 年齢・学歴・実務経験は不問

取得までの流れ

  1. 2級を取得する
  2. 1級講座(通学またはオンライン)に申し込む
  3. 4日間のカリキュラムを受講
  4. 筆記試験+実技試験を受験
  5. 合格後、認定証が届く

受講形式と費用

受講形式費用特徴
通学講座91,300円(税込)講師と対面で実技を学ぶ
オンライン講座50,600〜70,400円介護レクアカデミー入会が必要

1級のカリキュラム

1級は4日間(計24時間程度)の講座で、以下の内容を学びます。

日程学習内容
1日目アイスブレイクの基礎、自己紹介ワーク
2日目レクプログラムの企画・設計
3日目レクリーダーとしての実践演習
4日目総合演習、筆記試験、実技試験

1級の試験内容

1級の試験は、筆記試験と実技試験の2部構成です。

筆記試験:

  • マークシート方式
  • 講座で学んだ内容から出題
  • 合格基準:60点以上/100点満点

実技試験:

  • グループワーク形式
  • レクリエーションの企画発表
  • ファシリテーション力を評価

1級取得後のステップ

1級を取得し、介護現場で3年以上の実務経験を積むと、最上位資格のマスターに挑戦できます。マスターになると、レクリエーション介護士の講師として活動することが可能です。

カリキュラム・試験内容

レクリエーション介護士2級のカリキュラムと試験内容を詳しく解説します。

2級のカリキュラム(全12時間)

科目内容時間
介護とレクリエーションの基礎介護の基礎知識、レクの意義と効果2時間
高齢者の心理と特性高齢者の身体・心理的特徴、認知症の理解2時間
コミュニケーション技法傾聴、共感、声かけのポイント2時間
レクリエーションの企画ニーズ把握、企画書の作成方法2時間
レクリエーションの実施進行方法、安全管理、振り返り2時間
レクリエーション素材体操、ゲーム、音楽、創作活動など2時間

添削課題

通信講座の場合、テキスト学習後にレクリエーション企画書を作成して提出します。

企画書に含める内容:

  • レクリエーションの名称・目的
  • 対象者(人数、身体状態など)
  • 準備するもの
  • 実施手順とタイムスケジュール
  • 配慮すべきポイント

添削課題は合格するまで再提出が可能です。フィードバックをもとに企画力を磨きましょう。

2級の筆記試験

項目内容
出題形式マークシート方式(四肢択一)
問題数50問
試験時間約60分
合格基準100点満点中60点以上
受験方法通信:在宅受験、通学:会場受験

出題範囲

試験はテキストから出題されます。以下の分野をしっかり復習しましょう。

  • 介護保険制度の基礎
  • 高齢者の心身の特徴
  • 認知症の基礎知識
  • コミュニケーション技法
  • レクリエーションの企画・実施方法
  • 安全管理とリスク対応

不合格の場合

万が一不合格になっても、再試験を受けることができます。通信講座の場合は追加費用がかからないことが多いですが、事前に確認しておきましょう。

費用と期間

レクリエーション介護士の取得にかかる費用と期間を資格レベル別にまとめました。

費用一覧

資格受講形式費用(税込)
2級通信講座35,000円
2級通学講座35,000〜42,900円
1級通学講座91,300円
1級オンライン講座50,600〜70,400円

費用の内訳

2級(通信講座)の場合:

  • テキスト代
  • DVD教材
  • 添削指導料
  • 試験料
  • 認定証発行料

すべて受講料に含まれており、追加費用は基本的にかかりません。

取得期間の目安

資格受講形式期間目安
2級通信講座1〜3ヶ月
2級通学講座最短2日間
1級通学/オンライン約1ヶ月(4日間講座)

費用を抑える方法

1. 事業所の資格取得支援制度

勤務先の介護事業所によっては、資格取得費用を全額または一部負担してくれる場合があります。レク担当を任されている方は、上司に相談してみましょう。

2. 教育訓練給付金

一部の講座は、厚生労働省の教育訓練給付金の対象となっています。条件を満たせば、受講料の20%が支給されます。

3. キャンペーン・割引の活用

スクールによっては、早期申込割引やグループ割引を実施していることがあります。公式サイトで最新情報をチェックしましょう。

他の介護資格との費用比較

資格費用目安
介護職員初任者研修5〜10万円
実務者研修10〜20万円
レクリエーション介護士2級約3.5万円
認知症ケア専門士約1.5万円(受験料のみ)

レクリエーション介護士2級は、他の介護資格と比べて比較的低コストで取得できます。

難易度・合格率

レクリエーション介護士の難易度と合格率について解説します。

合格率

レクリエーション介護士2級の合格率は、公式には発表されていませんが、90%以上と言われています。

高い合格率の理由は以下の通りです。

  • テキストから出題されるため、しっかり学習すれば合格できる
  • 合格基準が60%以上と比較的低め
  • 通信講座は在宅でテキストを見ながら受験できる
  • 不合格でも再試験が可能

難易度

レクリエーション介護士2級の難易度は「易しい」レベルです。介護の資格の中では取得しやすい部類に入ります。

資格難易度
レクリエーション介護士2級★☆☆☆☆(易しい)
レクリエーション介護士1級★★☆☆☆(やや易しい)
介護職員初任者研修★☆☆☆☆(易しい)
介護福祉士★★★☆☆(普通)
ケアマネジャー★★★★☆(やや難しい)

2級の試験対策

通信講座の場合:

  • テキストを最低2回は読み込む
  • DVDで実践イメージをつかむ
  • 添削課題は丁寧に取り組む
  • 試験前にテキストの重要ポイントを復習

通学講座の場合:

  • 講義にしっかり集中する
  • グループワークに積極的に参加
  • 講師への質問で疑問を解消
  • 実技演習で体験的に学ぶ

1級の難易度

1級は2級より難易度が上がりますが、4日間の講座をしっかり受講すれば合格できるレベルです。

1級のポイント:

  • 実技試験があるため、人前でのプレゼンに慣れておく
  • グループワークでのリーダーシップを意識する
  • 2級の知識を土台にさらに深掘りする

不合格になったら?

万が一不合格になっても、再試験を受けることができます。追加費用がかかるかどうかは講座によって異なりますので、申込時に確認しましょう。

活躍できる職場

レクリエーション介護士の資格を活かせる職場を紹介します。

介護施設

レクリエーション介護士が最も活躍できるのは、日常的にレクリエーションを行う介護施設です。

施設種別レクの特徴
デイサービス毎日複数回のレクを実施、最もレク頻度が高い
特別養護老人ホーム(特養)入所者向けの季節行事やグループレク
介護老人保健施設(老健)リハビリ要素を含むレク
グループホーム少人数・アットホームなレク
有料老人ホーム利用者の趣味・嗜好に合わせた多様なレク

障害福祉サービス事業所

高齢者施設だけでなく、障害者支援施設でもレクリエーションは重要な活動です。

  • 障害者支援施設
  • 就労継続支援事業所
  • 生活介護事業所
  • 放課後等デイサービス

医療機関

回復期リハビリテーション病院や療養型病院でも、患者の生活の質向上のためにレクリエーションが行われています。

地域活動

介護施設以外にも、地域での活動に資格を活かすことができます。

  • 地域包括支援センターでの介護予防教室
  • 老人クラブでのレク指導
  • 地域のサロン活動
  • ボランティア活動

キャリアパス

レクリエーション介護士の資格を活かしたキャリアパスには、以下のような選択肢があります。

パス1:施設のレク担当・レクリーダー

2級取得後、施設内でレクリエーションの企画・実施を担当。1級を取得すれば、レクリーダーとして他職員を指導する立場になれます。

パス2:介護レクサポーター

日本アクティブコミュニティ協会に登録し、介護施設でのレク支援活動に参加。副業やボランティアとしても活動できます。

パス3:フリーランスのレク講師

マスター資格を取得すれば、複数の施設で外部講師として活動したり、レクリエーション介護士の養成講座の講師を務めることも可能です。

取得するメリット

レクリエーション介護士の資格を取得するメリットを詳しく解説します。

1. レクリエーションの企画力が身につく

「毎日のレクがマンネリ化して困っている」という悩みを解消できます。資格取得を通じて、利用者のニーズに合わせたレクを企画する力が身につきます。

  • 目的に応じたレクプログラムの設計方法
  • 身体状態に合わせたアレンジ技術
  • レクのバリエーションが増える

2. コミュニケーション能力が向上する

高齢者とのコミュニケーションに自信がない方も、体系的に学ぶことでスキルが向上します。

  • 傾聴・共感の技術
  • レク参加への効果的な声かけ
  • 認知症の方への対応方法

3. 利用者の満足度が上がる

質の高いレクリエーションは、利用者の心身の健康維持に貢献します。「楽しい」「また参加したい」という声が増えれば、仕事のやりがいにもつながります。

4. 施設全体のレクの質が向上する

資格で学んだ知識・技術を他の職員と共有することで、施設全体のレクリエーションの質を高めることができます。1級を取得すれば、チームを指導するレクリーダーとしても活躍できます。

5. 就職・転職で有利になる

レクリエーション介護士の資格は、履歴書に書けるアピールポイントになります。特にデイサービスなど、レクを重視する施設での就職・転職に有利です。

6. 趣味・特技を仕事に活かせる

音楽、手芸、体操、ゲームなど、自分の趣味や特技をレクリエーションに活かすことができます。好きなことを仕事にできる喜びがあります。

7. 他の介護資格と組み合わせて専門性が高まる

介護福祉士やケアマネジャーなど、他の介護資格と組み合わせることで、レクリエーションに強い介護職としての専門性が高まります。

デメリット・注意点

メリットが多い一方で、以下の点は理解しておきましょう。

  • 知名度がまだ低い:2014年創設のため、介護福祉士などと比べると認知度は低め
  • 給与アップに直結しにくい:資格手当がつく施設はまだ少ない
  • 介護業務の資格ではない:身体介護を行うには初任者研修などが必要

向いている人

レクリエーション介護士の資格取得がおすすめの人を紹介します。

1. 介護施設でレク担当を任されている人

デイサービスや特養などでレクリエーション担当になったものの、「何をすればいいかわからない」「マンネリ化してきた」と悩んでいる方に最適です。体系的に学ぶことで自信を持ってレクを実施できるようになります。

2. 利用者とのコミュニケーションに課題を感じている人

「高齢者との会話が続かない」「認知症の方への対応が難しい」という悩みを抱えている方は、資格取得を通じてコミュニケーション技術を学べます。

3. 趣味・特技を活かしたい人

音楽、手芸、体操、料理、ゲームなど、自分の趣味や特技を介護の仕事に活かしたい方におすすめです。レクリエーションは自分の得意分野を発揮できる場面です。

4. 介護業界に転職したい人

介護未経験から介護業界への転職を考えている方にも向いています。受講資格がなく、介護の基礎知識も学べるため、業界理解の第一歩として活用できます。

5. ボランティアで高齢者に関わりたい人

介護施設でのボランティア活動を始めたい方や、地域の高齢者サロンで活動したい方にも役立つ資格です。

6. 将来的にレク講師として独立したい人

2級→1級→マスターとステップアップし、最終的にはフリーランスのレク講師や、レクリエーション介護士の養成講師として活躍することも可能です。

向いていないかもしれない人

以下のような方は、他の資格を優先した方がよい場合があります。

  • 給与アップを第一目標にしている人:介護福祉士やケアマネジャーの方が給与に直結しやすい
  • 身体介護のスキルを身につけたい人:初任者研修や実務者研修が適切
  • 人前で話すのが極端に苦手な人:レクの進行役を務めることが多いため

他の資格との組み合わせ

レクリエーション介護士は、他の介護資格と組み合わせることで効果を発揮します。

組み合わせ相乗効果
介護職員初任者研修 + レク介護士介護の基礎 + レク力で総合力アップ
介護福祉士 + レク介護士現場のプロ + レクリーダーとして活躍
認知症ケア専門士 + レク介護士認知症ケア + 認知症の方向けレクに強み

よくある質問

Q. 介護の経験がなくても取得できますか?

A. はい、取得できます。レクリエーション介護士2級には受講資格がなく、年齢・学歴・経験を問わず誰でも挑戦できます。介護の基礎知識も研修で学べるので、未経験の方でも安心です。

Q. 通信講座と通学講座、どちらがおすすめですか?

A. ライフスタイルによって選びましょう。仕事や家事で忙しい方は通信講座、短期間で取得したい方や実践的なワークを体験したい方は通学講座がおすすめです。費用はほぼ同じです。

Q. 試験は難しいですか?

A. 難易度は低めです。合格率は90%以上と言われており、テキストをしっかり学習すれば合格できます。通信講座の場合は在宅で受験でき、テキストを見ながら解答することも可能です。

Q. 取得までどのくらいの期間がかかりますか?

A. 通学講座なら最短2日間、通信講座なら1〜3ヶ月程度です。通信講座の標準学習期間は3ヶ月ですが、集中して学習すれば1ヶ月程度でも修了できます。

Q. 資格を取れば介護施設で働けますか?

A. レクリエーション介護士だけでは、身体介護を行うことはできません。介護職員として働くには、介護職員初任者研修などの取得が必要です。ただし、レク担当やボランティアとしてなら活動可能です。

Q. 資格手当はつきますか?

A. 施設によって異なります。レクリエーション介護士に対する資格手当を設けている施設はまだ少ないですが、レク担当者としての評価やキャリアアップにはつながります。

Q. 2級と1級の違いは何ですか?

A. 2級はレクリエーションの基礎を学ぶ入門資格、1級は他の職員を指導できるレクリーダーを目指す上位資格です。1級は2級取得後に挑戦でき、実技試験もあります。

Q. 更新は必要ですか?

A. 資格自体の有効期限はありませんが、最新の知識を維持するためにフォローアップ研修の受講が推奨されています。日本アクティブコミュニティ協会が主催するセミナーなどに参加できます。

Q. 他の介護資格と一緒に取得した方がいいですか?

A. 介護職として働く場合は、介護職員初任者研修など身体介護に関する資格と組み合わせるとより効果的です。介護福祉士や認知症ケア専門士との組み合わせもおすすめです。

まとめ

レクリエーション介護士は、介護施設でのレクリエーションを専門的に学べる民間資格です。2014年の創設以来、38,000人以上が資格を取得し、全国の介護現場で活躍しています。

この記事のポイント:

  • レクリエーション介護士は2級・1級・マスターの3段階で構成
  • 2級は誰でも受講可能で、通信講座35,000円・通学講座最短2日間で取得できる
  • 合格率は90%以上と高く、介護資格の中でも取得しやすい
  • 高齢者とのコミュニケーション力やレク企画力が身につく
  • デイサービスや特養など、レクを重視する施設で特に活躍できる
  • 他の介護資格と組み合わせることで、専門性がさらに高まる

介護現場でのレクリエーションは、利用者の心身の健康維持や生活の質向上に欠かせない活動です。「レクのマンネリ化に悩んでいる」「利用者さんにもっと喜んでもらいたい」という方は、ぜひレクリエーション介護士の資格取得を検討してみてください。

まずは2級から始めて、経験を積みながら1級、マスターとステップアップしていくことで、レクリエーションのプロフェッショナルとしてのキャリアを築くことができます。

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