初任者研修の試験内容と難易度
介護職向け

初任者研修の試験内容と難易度

介護職員初任者研修の修了試験は難易度が低く合格率はほぼ100%です。全10科目から出題される選択式・穴埋め中心の試験内容、70点以上の合格ライン、効率的な勉強法、過去問の例題まで詳しく解説。不合格でも再受験が可能です。

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目次

「初任者研修の試験は難しい?」「落ちたらどうなるの?」「どんな問題が出るの?」

初任者研修を受講する前に、修了試験について不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、初任者研修の修了試験は難易度が非常に低く、合格率はほぼ100%です。試験は「落とすため」ではなく「学んだ知識の定着を確認するため」のものなので、真面目に受講していれば、ほぼ確実に合格できます。

合格ラインは100点満点中70点以上。選択式の問題が中心で、テキストで学んだ内容からしか出題されません。万が一不合格になっても、再試験を受けることができるので安心です。

この記事では、修了試験の内容・出題形式・合格ライン・科目別の出題傾向・効果的な勉強法・過去問例題まで詳しく解説します。試験の全体像を把握して、安心して研修に臨みましょう。

介護職の全国給与データから見るポイント

本サイトが保有する都道府県別給与データでは、介護職全体の全国平均は月給26.4万円、年収368万円です。資格・キャリアの記事では、平均額だけでなく「地域差」と「施設タイプ差」を分けて見ることが重要です。資格取得の価値は、試験や研修の難しさだけでなく、その後にどの施設タイプ・地域で条件を伸ばせるかで変わります。

県別では上位の東京都が月給31.8万円、下位の長崎県が月給23.6万円で、月給差は約8.2万円あります。

順位都道府県平均月給平均年収
1東京都31.8万円435万円
2神奈川県31.4万円441万円
3奈良県28.6万円388万円
4兵庫県28.6万円385万円
5滋賀県28.5万円390万円
順位施設タイプ平均月給平均年収
1特別養護老人ホーム36.2万円434万円
2有料老人ホーム36.1万円433万円
3介護老人保健施設35.3万円424万円
4訪問介護35.0万円420万円
5小規模多機能型居宅介護30.5万円366万円
6グループホーム30.2万円362万円
7デイサービス29.4万円353万円

出典: 都道府県別給与は厚生労働省「賃金構造基本統計調査」系データ、施設タイプ別給与は介護従事者処遇状況等調査系データに基づく本サイト集計。調査の母集団・定義が異なるため、表同士を単純比較せず、給与を見る切り口として分けて掲載しています。

合格率と難易度

初任者研修の合格率と難易度を表すイラスト

初任者研修の修了試験は、介護資格の中でも最も難易度が低い試験です。

合格率:ほぼ100%

初任者研修の修了試験は、公式な合格率は公表されていませんが、実際にはほぼ100%と言われています。多くのスクールで95%以上の合格率が報告されており、真面目に受講していればまず不合格になることはありません。

合格ライン

項目内容
満点100点
合格ライン70点以上
必要正答率7割

7割正解すれば合格なので、完璧を目指す必要はありません。わからない問題があっても、他の問題でカバーできれば大丈夫です。

難易度が低い5つの理由

理由説明
試験の目的「落とすため」ではなく「知識の定着を確認するため」の試験
出題範囲が明確研修で学んだテキストの内容からのみ出題
ひっかけ問題なしテキスト外からの出題や意地悪な問題は出ない
再試験制度あり万が一不合格でも再試験を受けられる
講師のサポート重要ポイントを授業中に教えてもらえる

他の介護資格との難易度比較

資格試験の種類合格率難易度
初任者研修修了試験ほぼ100%★☆☆☆☆(非常に低い)
実務者研修修了試験ほぼ100%★★☆☆☆(低い)
介護福祉士国家試験約70〜80%★★★☆☆(中程度)
ケアマネジャー都道府県試験約10〜20%★★★★★(高い)

初任者研修の試験は、介護福祉士の国家試験とは全く性質が異なります。介護福祉士試験が「合格者を選抜する試験」なのに対し、初任者研修は「研修内容の理解度を確認するテスト」です。

不合格になる人の特徴

稀に不合格になる人には、以下のような特徴があります。

  • 授業中に居眠りや内職をしていた
  • 欠席・遅刻が多く、振替で受講内容が断片的
  • レポート課題を適当に済ませていた
  • 試験前に一切復習しなかった
  • 体調不良で試験に集中できなかった

逆に言えば、普通に授業を受けて、少しでも復習していれば合格できるということです。

試験の内容と出題形式

初任者研修の試験内容と形式のイラスト

初任者研修の修了試験は、130時間のカリキュラムで学んだ内容から出題されます。試験の目的は「落とすこと」ではなく、「学習内容が身についているか確認すること」です。そのため、授業をしっかり受けていれば十分に対応できる内容となっています。

試験形式の詳細

項目内容
試験形式筆記試験(選択式・記述式の混合)
試験時間60分〜90分(スクールにより異なる)
問題数30問〜50問程度
出題形式選択問題(4択)・穴埋め問題・記述問題
合格ライン70点以上(100点満点)
再試験不合格の場合、追試あり(無料のスクールが多い)

出題形式別の特徴

選択問題(4択)

試験の約6〜7割を占めます。4つの選択肢から正解を選ぶ形式で、基本的な知識を問う問題が中心です。

  • 「次のうち正しいものを選べ」形式
  • 「次のうち誤っているものを選べ」形式
  • 「最も適切なものを選べ」形式

穴埋め問題

文章の空欄に適切な語句を入れる形式です。専門用語や重要なキーワードの理解度を確認します。

  • 選択肢から選ぶ形式が多い
  • 記述式の場合もあり

記述問題

スクールによっては、簡単な記述問題が出題されることもあります。

  • 「〇〇について説明しなさい」形式
  • 配点は高いが、キーワードを含めれば部分点がもらえる

科目別の出題傾向

130時間のカリキュラムから幅広く出題されますが、特に出題頻度が高い科目があります。

科目出題頻度主な出題内容
介護の基本★★★★★介護の目的、尊厳の保持、自立支援
介護・福祉サービスの理解★★★★☆介護保険制度、サービスの種類
老化の理解★★★★☆加齢に伴う変化、高齢者の特徴
認知症の理解★★★★★認知症の種類、症状、対応方法
障害の理解★★★☆☆障害の種類、ICF、合理的配慮
こころとからだのしくみ★★★★☆身体の構造、心理的変化
生活支援技術★★★★★移乗・移動、食事、入浴、排泄介助
振り返り★★☆☆☆総合的な理解の確認

試験で特に重要なポイント

試験対策として、以下のポイントは必ず押さえておきましょう。

1. 介護の基本理念

  • 尊厳の保持:利用者の人格を尊重し、その人らしい生活を支援する
  • 自立支援:できることは本人にやってもらい、残存機能を活かす
  • 利用者本位:介護者の都合ではなく、利用者の意向を尊重する

2. 認知症ケアの基本

  • 認知症の種類(アルツハイマー型、レビー小体型、血管性、前頭側頭型)
  • 中核症状とBPSD(行動・心理症状)の違い
  • パーソン・センタード・ケアの考え方

3. 身体介護の原則

  • ボディメカニクスの活用
  • 安全・安楽・自立支援の3原則
  • 感染予防(標準予防策)

修了試験の出題傾向と効率的な勉強法

初任者研修の修了試験は合格率ほぼ100%とはいえ、「落ちたらどうしよう」と不安な方も多いでしょう。出題傾向を把握して効率的に対策すれば、安心して試験に臨めます。

出題傾向TOP5

出題頻度分野具体的な内容
★★★★★介護の基本自立支援の考え方、尊厳の保持、QOLの概念
★★★★★認知症の理解認知症の種類(アルツハイマー型等)、中核症状とBPSD
★★★★☆老化の理解加齢に伴う身体・精神的変化、老年期の疾患
★★★★☆コミュニケーション傾聴、受容、共感の技法、チームケアの重要性
★★★☆☆障害の理解ICF(国際生活機能分類)の考え方、ノーマライゼーション

効率的な勉強法

  1. 授業中のメモを見直す:講師が「ここは大事」「試験に出ますよ」と言った箇所を重点的に復習
  2. テキストの太字・赤字部分を確認:出題される可能性が高いキーワード
  3. レポート課題の復習:レポートで間違えた問題は試験でも出やすい
  4. 用語の意味を正確に覚える:「自立支援」「尊厳の保持」「ノーマライゼーション」など基本用語

万が一不合格でも大丈夫

ほとんどのスクールでは、不合格の場合は無料で再試験を受けられます。「落ちたらどうしよう」と過度に心配する必要はありません。日々の授業をしっかり受講していれば、問題なく合格できます。

過去問・例題で試験対策

初任者研修の試験は、各スクールが独自に作成するため、統一された「過去問」はありません。しかし、出題傾向はどのスクールでも似ているため、例題で練習することで十分な対策ができます。

選択問題の例題

【介護の基本】

問1. 介護における「自立支援」の考え方として、最も適切なものはどれか。

  1. 利用者ができないことを全て介護者が行う
  2. 利用者の残存機能を活かし、できることは本人にやってもらう
  3. 時間短縮のため、介護者が全ての介助を行う
  4. 利用者の希望よりも安全を優先する

正解:2(自立支援とは、利用者の持っている能力を最大限に活かすこと)

問2. 「尊厳の保持」に関する記述として、誤っているものはどれか。

  1. 利用者の人格を尊重する
  2. 利用者のプライバシーを守る
  3. 効率を優先し、利用者の意向は後回しにする
  4. その人らしい生活を支援する

正解:3(効率より利用者の意向を尊重することが尊厳の保持)

【認知症の理解】

問3. アルツハイマー型認知症の特徴として、正しいものはどれか。

  1. 急激に発症し、段階的に進行する
  2. 緩やかに発症し、徐々に進行する
  3. 幻視が特徴的な症状である
  4. 人格変化が最初に現れることが多い

正解:2(アルツハイマー型は緩やかに発症・進行。3はレビー小体型、4は前頭側頭型の特徴)

問4. 認知症の「中核症状」に該当しないものはどれか。

  1. 記憶障害
  2. 見当識障害
  3. 徘徊
  4. 判断力の低下

正解:3(徘徊はBPSD(行動・心理症状)に該当する)

【老化の理解】

問5. 加齢に伴う身体的変化として、誤っているものはどれか。

  1. 視力の低下
  2. 聴力の低下(特に高音域)
  3. 筋力の増加
  4. 骨密度の低下

正解:3(加齢により筋力は低下する)

問6. 高齢者の転倒リスクを高める要因として、適切でないものはどれか。

  1. 筋力の低下
  2. 視力の低下
  3. 適度な運動習慣
  4. 複数の薬の服用

正解:3(適度な運動は転倒予防に効果的)

【生活支援技術】

問7. ボディメカニクスの原則として、誤っているものはどれか。

  1. 重心を低くする
  2. 支持基底面を広くとる
  3. 利用者との距離を離す
  4. 大きな筋群を使う

正解:3(利用者との距離は近づけることで負担を軽減できる)

問8. 食事介助の際の注意点として、最も適切なものはどれか。

  1. 時間がかかるため、できるだけ早く食べさせる
  2. 利用者の嚥下を確認してから次の一口を運ぶ
  3. 介護者の立ちやすい位置で介助する
  4. 会話をせず、食事に集中させる

正解:2(嚥下確認は誤嚥防止の基本)

【介護保険制度】

問9. 介護保険の被保険者として、正しいものはどれか。

  1. 第1号被保険者は40歳以上65歳未満の医療保険加入者
  2. 第2号被保険者は65歳以上の者
  3. 第1号被保険者は65歳以上の者
  4. 20歳以上の全国民が被保険者となる

正解:3(第1号は65歳以上、第2号は40〜64歳の医療保険加入者)

問10. 居宅サービスに該当しないものはどれか。

  1. 訪問介護
  2. 通所介護(デイサービス)
  3. 特別養護老人ホーム
  4. 福祉用具貸与

正解:3(特養は施設サービスに該当)

穴埋め問題の例題

問11. 介護保険法の目的は、要介護状態となった者が(  )を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう支援することである。

正解:尊厳

問12. 認知症の人への対応では、その人を中心に考える(         )・ケアの考え方が重要である。

正解:パーソン・センタード

試験対策のコツ

  • 選択問題:「誤っているもの」を選ぶ問題に注意。選択肢をよく読む
  • 穴埋め問題:キーワードは漢字で正確に覚える
  • 見直し:時間に余裕があれば必ず見直しを行う

効果的な試験勉強法

初任者研修の試験は、特別な試験対策をしなくても授業をしっかり受けていれば合格できるレベルです。とはいえ、より確実に合格するための効果的な勉強法をご紹介します。

試験対策の基本スケジュール

時期やることポイント
受講中(毎回)授業の内容を理解するわからないことはその場で質問
受講中(毎回)テキストに重要ポイントをマーク講師が「ここは大事」と言った箇所
試験1週間前テキスト全体を読み返すマークした箇所を中心に復習
試験3日前例題・練習問題を解く間違えた箇所を重点的に復習
試験前日重要キーワードの最終確認深夜まで勉強せず、早めに就寝

授業中にできる試験対策

試験対策は授業中から始まっています。以下のポイントを意識するだけで、試験前の勉強量を大幅に減らせます。

1. 講師の言葉に注目する

  • 「ここは試験に出ます」と明言された箇所は必ず出題される
  • 「これは重要です」「覚えておいてください」という言葉もヒント
  • 同じ内容を繰り返し説明する箇所は出題されやすい

2. テキストへの書き込み

  • 重要ポイントには蛍光ペンでマーク
  • 講師の補足説明はメモを取る
  • 自分の言葉で要約を書き込む

3. 実技演習との関連付け

  • 実技で学んだ手順は記憶に残りやすい
  • 「なぜそうするのか」という理由を理解する
  • ボディメカニクスなど、理論と実践を結びつける

効率的な復習方法

1. 章末問題・確認テストの活用

多くのスクールでは、各章の終わりに確認テストがあります。これらは試験と同じ形式・難易度で作られているため、最も効果的な試験対策になります。

  • 間違えた問題は必ず復習する
  • 正解した問題も「なぜ正解か」を説明できるようにする
  • 繰り返し解いて、正答率100%を目指す

2. キーワードの暗記法

試験では専門用語の理解が問われます。以下の方法で効率よく暗記しましょう。

  • 語呂合わせ:認知症の種類「アレビ前決」(アルツハイマー、レビー小体、前頭側頭、血管性)
  • 図解化:介護保険制度の仕組みを図にまとめる
  • 声に出す:重要な定義は声に出して読む

3. 苦手科目の克服法

苦手分野対策法
介護保険制度制度の全体像を図にまとめる、サービスの種類をカテゴリ分けして整理
認知症4つの主な認知症の特徴を表で比較、中核症状とBPSDを区別
医学的知識身体の図を見ながら覚える、日常生活と関連付けて理解
専門用語用語集を作成、語源から意味を理解(例:ADL=日常生活動作)

試験直前の過ごし方

試験前日

  • 新しい内容を覚えようとしない(復習に専念)
  • テキストの重要ポイントを最終確認
  • 持ち物の準備(筆記用具、受験票など)
  • 十分な睡眠を取る(最低6時間)

試験当日

  • 朝食をしっかり取る(脳のエネルギー補給)
  • 会場には余裕を持って到着
  • 直前の詰め込みより、リラックスを優先

試験中のテクニック

  • 時間配分:最初に全問題を確認し、わかる問題から解く
  • 見直し:必ず見直しの時間を確保(10〜15分)
  • 迷ったら:最初の直感を信じる。何度も書き換えない
  • 消去法:わからない問題は、明らかに違う選択肢を消去して絞り込む
  • 記述問題:キーワードを含めて書く。白紙は避ける

不合格になった場合の対処法

初任者研修の試験で不合格になることは非常に稀ですが、万が一の場合に備えて対処法を知っておくと安心です。

不合格になる主な原因

不合格になる人には、いくつかの共通点があります。

原因詳細対策
授業の欠席が多いカリキュラムの理解が不十分になる欠席した場合は必ず補講を受ける
授業中の集中力不足重要ポイントを聞き逃すメモを取りながら聞く習慣をつける
復習をしない学んだ内容が定着しない帰宅後に10分でも復習する
試験を軽視「簡単」と思い込み、対策しない基本的な復習は必ず行う
体調不良試験当日に力を発揮できない前日は早めに就寝、当日は朝食を取る

不合格時の再試験について

ほとんどのスクールでは、再試験(追試)の機会が設けられています。

再試験の一般的な流れ

  1. 結果通知:試験後、数日〜1週間程度で結果が通知される
  2. 再試験日程調整:スクールと相談して再試験日を決定
  3. 復習期間:通常1〜2週間の準備期間がある
  4. 再試験受験:同じ形式の試験を再度受験

再試験の条件(スクールにより異なる)

項目一般的な条件
再試験費用無料(1回目)、2回目以降は有料の場合あり
再試験回数2〜3回まで(スクールにより異なる)
再試験日程本試験から1〜2週間後
試験内容本試験と同等の難易度(問題は異なる)

再試験に向けた勉強法

一度不合格になった場合は、以下の点を見直して再試験に臨みましょう。

1. 弱点の分析

  • どの分野で点数を落としたか確認(スクールによっては教えてもらえる)
  • 苦手分野を重点的に復習
  • 基本的な用語の定義を再確認

2. 勉強方法の見直し

  • テキストの読み込みが足りなかった場合 → 音読しながら読む
  • 問題形式に慣れていなかった場合 → 練習問題を繰り返し解く
  • 集中力が続かなかった場合 → 25分勉強+5分休憩のポモドーロ法を試す

3. 講師・スタッフへの相談

  • スクールの講師やスタッフに相談する
  • 苦手分野のアドバイスをもらう
  • 追加の補習や質問の機会を活用する

それでも不安な方へ

試験に対する不安が強い方は、以下の点を覚えておいてください。

  • 合格率は90%以上:ほとんどの人が合格する試験です
  • 落とすための試験ではない:学習内容の確認が目的です
  • 再試験がある:1回で合格しなくても修了できます
  • 講師がサポート:困ったときは相談できる環境があります

過度に不安にならず、授業をしっかり受けて基本を押さえれば、必ず合格できます。自分を信じて試験に臨みましょう。

よくある質問

Qテキストの持ち込みはできますか?

スクールによります。持ち込み可のスクールもあれば、不可のスクールもあります。事前に確認しておきましょう。

Q実技試験はありますか?

一般的に実技試験はありません。修了試験は筆記試験のみです。ただし、研修中の実技演習では講師のチェックが入ります。

Q何回でも再試験を受けられますか?

スクールによりますが、多くのスクールでは合格するまで再試験を受けられます。ただし、回数制限がある場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

Q介護福祉士の試験と比べて難しいですか?

初任者研修の方が圧倒的に簡単です。介護福祉士は国家試験(合格率約70%)ですが、初任者研修は「研修の修了試験」なので性質が全く異なります。

まとめ

初任者研修の修了試験について、難易度・合格率から具体的な試験対策まで解説しました。

この記事のポイント

  • 合格率は90%以上:授業をしっかり受けていれば合格できる難易度
  • 試験形式:筆記試験(選択式・穴埋め・記述)、60〜90分、合格ライン70点
  • 出題頻度の高い科目:介護の基本、認知症の理解、生活支援技術
  • 効果的な勉強法:授業中のメモ、テキストの復習、練習問題の活用
  • 不合格でも安心:再試験の機会あり(ほとんどのスクールで無料)

試験対策の3つのステップ

  1. 授業中:講師の「ここは大事」という言葉に注目し、テキストにマーク
  2. 試験1週間前:マークした箇所を中心にテキストを読み返す
  3. 試験直前:練習問題を解き、間違えた箇所を復習

初任者研修の試験は「落とすための試験」ではありません。130時間のカリキュラムで学んだ内容が身についているかを確認するためのものです。

過度に不安にならず、授業を大切にして基本を押さえれば、必ず合格できます。これから介護の世界で活躍するための第一歩として、自信を持って試験に臨んでください。

参考文献・出典

執筆者

介護のハタラクナカマ編集部

編集部

介護業界の転職・キャリア情報を発信。厚生労働省の公的データと現場の声をもとに、介護職で働く方・転職を検討する方に役立つ情報をお届けしています。