
ユニットリーダーの仕事|役割・1日の流れ・シフトリーダーや主任との違いと向いている人
ユニットケアの責任者ユニットリーダーの仕事を実務目線で解説。10人前後の少人数ケア単位を束ねる役割、1日の流れ、シフトリーダー・フロアリーダー・主任との違い、なり方・研修・給料目安・大変さまで2026年版で網羅。
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この記事のポイント
ユニットリーダーとは、ユニットケアを行う施設で10人前後の入居者で構成する「ユニット」という生活・介護の単位を束ねる責任者です。ユニット型の特別養護老人ホームなどでは、厚生労働省令により「ユニットごとに常勤のユニットリーダーを配置すること」が義務づけられています。現場の介護業務をこなしながら、シフト作成・職員の育成・家族対応・個別ケアの質の管理までを担い、介護職と管理職の中間に立つポジションです。役職手当の相場は月5,000〜10,000円が目安で、昇進で月給3万円前後アップする例もあります。
目次
「現場のケアは好きだけれど、そろそろリーダーを打診されそう」「ユニットリーダーって、シフトリーダーや主任と何が違うの」。ユニット型の特養や老健で働いていると、こうした疑問やキャリアの分かれ道に必ず行き当たります。
ユニットリーダーは、介護施設のなかでも少し特殊な役職です。施設が任意で置く一般的な「介護リーダー」や「主任」と違い、ユニット型施設では法令で配置が義務づけられた、いわば公的に位置づけられた責任者だからです。担当するのは10人前後という少人数のユニット。だからこそ、入居者一人ひとりの暮らしにも、職員一人ひとりの働き方にも深く踏み込むことになります。
この記事では、ユニットリーダーの役割・1日の流れ・他の役職との違い・なり方・給料・大変さまでを、現場の実務に即して整理します。読み終えるころには、自分がこのポジションに向いているか、次の一歩をどう踏み出せばよいかが見えてくるはずです。
ユニットリーダーとは|10人前後のユニットを束ねる責任者
ユニットリーダーとは、ユニットケアを実施する施設で、ひとつの「ユニット」の運営とケアの質に責任を持つ役職です。まずは前提となる「ユニット」と「ユニットケア」の仕組みから押さえておきましょう。
ユニットとは|入居定員おおむね10人以下の生活単位
ユニットとは、個室を共同生活室(リビング)が囲むように配置した、少人数の生活単位です。厚生労働省令では、1ユニットの入居定員は「おおむね10人以下」とすることが原則とされています。大部屋に多くの入居者を集める従来型と異なり、家庭に近い環境で一人ひとりの生活リズムを尊重する「個別ケア」を実現するための単位です。
ユニットケアとは|暮らしの継続を支える介護モデル
ユニットケアは、在宅に近い居住環境のなかで、入居者の個性や生活リズムに沿ったケアを行う介護モデルです。食事や入浴の時間を一律に決めず、その人がこれまで送ってきた暮らしの続きを施設のなかでも営めるよう支援します。主に介護老人福祉施設(特養)で広く採用され、近年は介護老人保健施設(老健)などにも広がっています。
ユニットリーダーの位置づけ|介護職と管理職の中間
ユニットリーダーは、現場で介護業務を行いながら、ユニット内の職員に指示を出し、ケアの方針を決めていく立場です。プレイヤー(現場のケア職)とマネージャー(管理職)の両方を兼ねる「プレイングマネージャー」であり、介護職と施設長・主任のあいだをつなぐ中間管理職にあたります。どちらの比重が大きいかは施設によって異なり、現場業務が中心の施設もあれば、マネジメント業務が中心の施設もあります。
ユニットリーダーの配置基準|法令で義務づけられた役職
ユニットリーダー最大の特徴は、配置が法令で義務づけられている点です。これは一般的な「介護リーダー」や「主任」にはない、ユニットリーダー固有の性格です。
「ユニットごとに常勤のユニットリーダーを配置」
ユニット型の指定介護老人福祉施設では、人員・設備・運営に関する基準(厚生省令第39号 第47条)により、勤務体制について次の3点が定められています。
- 昼間(おおむね8時〜18時)は、ユニットごとに常時1人以上の介護職員または看護職員を配置する
- 夜間・深夜は、2ユニットごとに1人以上の介護職員または看護職員を配置する
- ユニットごとに、常勤のユニットリーダーを配置する
つまり、ユニットが3つあれば原則として常勤のユニットリーダーが3人必要になります。出産・育児などやむを得ない事情で一時的に欠員が生じる場合には非常勤での代替も認められますが、原則は「常勤」です。ユニットリーダーが入居者の24時間の暮らしを支え、職員の労務管理や各種会議に関わる存在だからこそ、継続的に関われる常勤が求められています。
「ユニットケアリーダー研修」の受講者配置
あわせて、施設には日本ユニットケア推進センターなどが実施する「ユニットリーダー研修(ユニットケアリーダー研修)」の修了者を、各施設に2名以上配置することが求められています(2ユニット以下の施設は1名で可)。研修修了者が配置されていないユニットでは、ケアに責任を持つ者(研修未修了でも可)を置くことで運用される経過的な扱いになっています。
ユニットリーダーの4つの役割|シフト・育成・家族対応・ケアの質
ユニットリーダーの仕事は多岐にわたりますが、整理すると大きく4つの役割に分けられます。「入居者に関すること」と「職員に関すること」の両輪を回すのがこのポジションの本質です。
1. シフト・勤務管理|ユニットを止めない調整役
担当ユニットの勤務シフトを作成し、日々の職員配置を調整します。子育て中の職員は日勤中心に、夜勤を希望する職員は優先的に夜勤へ、体調がすぐれない職員には余裕のあるシフトに、といった一人ひとりの事情をふまえた調整が求められます。急な欠勤が出ればその穴をどう埋めるかを判断するのもリーダーの仕事で、働きやすさと定着率に直結する重要業務です。
2. 職員の育成・指導|新人を一人前にする
新人や異動してきた職員への教育・指導もユニットリーダーの中心業務です。ユニットケアは「その人らしい暮らしの継続」という理念を共有していないと成り立たないため、技術だけでなく考え方の浸透も担います。日々の声かけ、OJT、面談を通じて、ユニット全体のケアの底上げを図ります。
3. 家族対応・相談窓口|信頼を預かる
入居者の家族との連絡調整や相談対応も重要な役割です。体調の変化の報告、ケア方針の説明、要望や苦情への対応など、家族にとってユニットリーダーは「いちばん身近な施設の顔」になります。信頼関係を築けるかどうかが、ユニットの安定運営を左右します。
4. 個別ケアの質の管理|ユニットの責任者として
ユニット会議の運営、ケア方法の決定・見直し、リスク管理(事故・ヒヤリハットの防止)など、ケアの質そのものに責任を持ちます。入居者一人ひとりの状態を把握し、職員の気づきを吸い上げてケアプランに反映させる。この「質の番人」としての機能こそ、ユニットリーダーが配置義務化されている理由です。
ユニットリーダーの1日の流れ|日勤と夜勤のスケジュール例
ユニットリーダーも交代で夜勤に入るのが一般的です。日勤はマネジメント業務の比重が高く、夜勤は介護業務が中心になります。ユニット型特養を例に、それぞれの典型的な流れを見てみましょう(施設により前後します)。
日勤の1日(例)
- 8:30 出勤・夜勤者からの申し送り。入居者の夜間の様子、体調変化を確認
- 9:00 朝のケア(起床・整容・朝食介助)に入りつつ、職員の動きに目を配る
- 10:00 入浴介助・水分補給・レクリエーション。並行して当日の人員配置を微調整
- 12:00 昼食介助・口腔ケア・服薬確認
- 13:00 休憩
- 14:00 シフト作成、記録チェック、ユニット会議や多職種カンファレンスへの出席
- 15:00 家族への連絡・面会対応、新人へのOJT・面談
- 16:30 翌日の段取り確認、遅番・夜勤者への申し送り
- 17:30 退勤
日勤のポイントは、現場のケアに入りながら「全体を見る目」を切らさないこと。手を動かしつつ、職員の負担や入居者の異変、書類の締め切りを同時に把握する必要があります。
夜勤の1日(例)
- 16:30 出勤・日勤者からの申し送り
- 17:00 夕食介助・服薬確認・口腔ケア
- 19:00 就寝介助・排泄介助・居室への誘導
- 21:00以降 定時の巡回・体位変換・コール対応。空き時間に翌日の準備や記録、研修資料の作成
- 0:00〜5:00 巡回・排泄介助・体調急変への対応を継続
- 6:00 起床介助・整容・朝食準備
- 9:30 日勤者へ申し送り・退勤
夜間はリーダーとしての管理業務よりも、見回りや排泄介助といった介護業務が中心になります。2ユニットを1人で見る時間帯もあり、緊急時の判断を1人で背負う場面もあります。一方で、まとまった空き時間を使って新人教育の準備や書類仕事を進められるのも夜勤ならではです。
シフトリーダー・フロアリーダー・主任との違い
介護現場には似た名前の役職が複数あり、混同されがちです。ユニットリーダー・シフトリーダー・フロアリーダー・主任(介護リーダー)の違いを整理すると、判断の軸は「法令で定められているか」「管轄する範囲はどこか」の2点に集約されます。
| 役職 | 法令上の位置づけ | 管轄範囲 | 主な役割 |
|---|---|---|---|
| ユニットリーダー | ユニット型施設で配置義務(常勤) | 担当ユニット(10人前後) | ユニットのケアの質・職員・家族対応の責任者 |
| シフトリーダー | 任意(施設裁量) | その日の勤務帯・チーム | 当日の現場をまとめ、業務を回す当番的リーダー |
| フロアリーダー | 任意(施設裁量) | フロア(複数ユニット・従来型の階単位) | フロア全体の運営・職員のとりまとめ |
| 主任(介護リーダー) | 任意(施設裁量) | 施設全体の介護部門 | 複数のリーダーを束ねる管理職。施設長の補佐 |
ユニットリーダーとシフトリーダーの違い
シフトリーダーは「その日の勤務帯のまとめ役」で、日替わりで担当が変わることもある運用上の役割です。一方ユニットリーダーは、特定のユニットを継続的に担当する固定の役職。シフトリーダーが「今日この場を回す人」なら、ユニットリーダーは「このユニットの一年を設計する人」だと考えると違いが明確になります。
ユニットリーダーとフロアリーダーの違い
フロアリーダーは複数ユニットや従来型の階全体を見る、より広い範囲の任意の役職です。ユニットリーダーが10人前後の単位に深く入り込むのに対し、フロアリーダーは複数の単位を横断して調整します。施設によってはフロアリーダーがユニットリーダーの上位に位置づけられることもあります。
ユニットリーダーと主任(介護リーダー)の違い
主任や介護リーダーは施設全体の介護部門を統括する管理職で、配置するかどうかは施設の判断に委ねられています。施設全体で2〜3名程度を置くのが一般的で、各ユニットに1名ずつ配置されるユニットリーダーとは人数も視点も異なります。キャリアの順序としては、ユニットリーダーを経験してから主任・施設長へ進むのが王道ルートです。
ユニットリーダーのなり方|要件・研修・求められる力
ユニットリーダーになるための国家資格や試験はありません。多くは、ユニット型施設で現場経験を積むなかで施設から打診され、昇進する形でなります。ここではなり方の道筋と、求められる力を整理します。
なるための要件|資格は必須ではないが介護福祉士が有利
法令上、ユニットリーダーになるための必須資格は定められていません。ただし施設の任用要件として「1年以上の実務経験」「介護職員初任者研修・実務者研修・介護福祉士などの資格」を求めるケースが多く、実際には介護福祉士を取得している人が就くのが一般的です。なり方は主に2つ。①今いるユニット型施設で経験を積んで昇進する、②ユニットリーダー(候補)の求人に応募して転職する、のいずれかです。
ユニットケアリーダー研修|厚労省通知に基づく公的研修
施設には研修修了者の配置が求められるため、ユニットリーダーになると「ユニットリーダー研修(ユニットケアリーダー研修)」の受講を勧められることが多くあります。厚生労働省の通知に基づき、日本ユニットケア推進センターが都道府県の委託を受けて実施する公的研修で、内容は次のような構成です。
- 講義・演習(3日間):ユニットケアの理念と仕組み、ユニットリーダーの役割、リーダーシップ、組織のマネジメント、ケアの質管理、ユニット運営
- 実地研修(指定施設で3日間):先進施設で実際のユニットケアを体験的に学ぶ
- プレゼンテーション(1日間):学びを自施設にどう活かすかを発表
座学だけでなく、優れたユニットケアを実践する施設に出向いて学ぶ実地研修が組み込まれているのが特徴です。
求められる力|マネジメント力とコミュニケーション力
ユニットリーダーには、ケアの専門知識・技術に加えて次のような力が求められます。
- コミュニケーション力:職員・入居者・家族・多職種をつなぐ調整力
- マネジメント力:シフト編成、業務の優先順位づけ、チームづくり
- 冷静な判断力:急変や事故、人間関係のトラブルに落ち着いて対処する力
- 理念を語る力:「その人らしい暮らしの継続」というユニットケアの理念を、言葉と行動で職員に示す力
ユニットリーダーの給料目安|手当と昇進インパクト
ユニットリーダーになると給与はどう変わるのでしょうか。役職手当そのものは控えめですが、昇進をきっかけに賞与の算定基礎まで底上げされるため、年収では一定の差が生まれます。
ベースとなる特養介護職の給与水準
厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査」によると、介護老人福祉施設(特養)で働く介護職員の平均給与額は月額約34.9万円で、そのうち介護福祉士は約37.4万円となっています。介護職員全体の平均より高めの水準で、ユニットリーダーの多くを占める介護福祉士は、もともと相対的に高い給与帯にあります(給与額は基本給に各種手当・一時金を含む常勤者ベース)。
ユニットリーダー手当の相場
ユニットリーダーに就くと、基本給に加えて役職手当(ユニットリーダー手当)が支給される職場が多く、相場は月5,000〜10,000円程度です。これに介護福祉士の資格手当(平均約9,500円/e-Stat 介護従事者の基本給及び職務関連手当より)や夜勤手当が重なります。
昇進の本当のインパクトは賞与にある
役職手当だけを見ると数千円〜1万円と地味ですが、昇進の効果はそれだけではありません。基本給の等級が上がると、賞与(年2〜4か月分が一般的)の算定基礎額も上がるため、年収ベースでは数十万円単位の差になることがあります。求人サイトでは「ユニットリーダー昇進で月給3万円アップ、年収では36万円以上増」といった事例も見られます。給与を比較するときは、月給の総額だけでなく、基本給・各種手当・賞与の内訳を必ず確認しましょう。
【独自分析】個室ユニット化の進展とユニットリーダー需要
ユニットリーダーというポジションを理解するには、「なぜこの役職の需要が増え続けているのか」という背景を押さえると見通しが立ちます。当サイトが公的データを整理したところ、ユニットリーダーは構造的に不足が続く役職だと考えられます。
個室ユニット化率は10年で約3倍に
介護老人福祉施設(特養)の個室ユニット化率(定員数ベース)は、2006年の14.8%から2017年には43.6%へと大きく上昇しました。さらに国の指針では、地域密着型・介護保険施設の入所定員に占めるユニット型施設の割合を50%以上にする方針が示されています。ユニット型施設が増えれば、その数だけ「ユニットごとに常勤1人」のユニットリーダーが必要になります。施設数の増加が、そのままユニットリーダーの求人需要に直結する構造です。
「配置義務×人材不足」が生む昇進機会
厚生労働省の調査研究では、特養の約57.7%が「職員が不足している」と回答しています。ユニットリーダーは法令で配置が義務づけられているため、施設は人材不足のなかでも各ユニットに必ず責任者を立てなければなりません。これは裏を返せば、ユニット型施設で経験を積んだ介護福祉士にとって、昇進のチャンスが構造的に開かれているということです。「リーダーになりたい人が少ない」とこぼれる現場の声と、「配置しなければならない」という制度的要請のギャップこそが、このポジションのキャリア上の価値を高めています。
ユニットリーダーは、単なる現場の中間管理職ではなく、ユニットケアという国の介護政策の方向性を担保する役職です。今後ユニット型施設がさらに増えるなかで、その重要性と需要は一段と高まっていくと見込まれます。
ユニットリーダーの大変さ|現場とマネジメントの板挟み
やりがいの大きいポジションである一方、ユニットリーダーには特有のしんどさもあります。挑戦する前に、現実も知っておきましょう。
1. プレイングマネージャーゆえの業務過多
現場のケアに入りながらシフト作成・記録チェック・会議・家族対応をこなすため、業務量が多くなりがちです。日中にマネジメント業務の時間が取れず、夜勤の空き時間や勤務外に書類を片付ける、という負担が生じることもあります。
2. 上司と部下の板挟み
施設長・主任からの要求と、現場職員の実情のあいだで調整役を担うため、板挟みのストレスを感じやすい立場です。人員が足りないなかでケアの質を守る、という相反する要求を引き受けるのもリーダーの役回りです。
3. 人間関係・育成の難しさ
年上のベテラン職員への指示出し、新人の離職防止、職員同士の関係調整など、人に関する悩みは尽きません。ケアの技術は得意でも、人をまとめるのは別のスキルが求められます。
4. 責任の重さ
事故やヒヤリハット、入居者の急変、家族からの苦情など、ユニットで起きることの責任が集まります。役職手当の額に対して責任が重いと感じる人もいます。
こうした大変さの多くは、施設の体制(マネジメント時間の確保、上司のサポート、人員配置)によって大きく左右されます。リーダーを目指すなら、「リーダーが孤立せず働ける仕組みがある施設か」を見極めることが、長く続けるための鍵になります。
ユニットリーダーに向いている人・向いていない人
向いている人
- 入居者一人ひとりの暮らしに丁寧に向き合うのが好きな人
- 職員の話を聞き、相談に乗るのが苦にならない人
- 複数の業務を同時に進める段取り力がある人
- トラブルが起きても感情的にならず冷静に対処できる人
- 「その人らしい暮らし」というユニットケアの理念に共感できる人
- 現場のケアもマネジメントも両方やりたい人
向いていない人(ただし工夫の余地あり)
- 人に指示を出したり指導したりするのが極端に苦手な人
- 現場のケアだけに集中したい人(書類や調整から離れたい人)
- 責任を負うこと自体に強いストレスを感じる人
向いていない要素があっても、研修やサポート体制で補える部分は少なくありません。大切なのは、自分が「現場特化型」で行きたいのか、「マネジメントも担うリーダー型」へ進みたいのかを早めに見極めることです。自分の適性が分からないという方は、まず働き方診断で強みのタイプを確認してみるのもおすすめです。
ユニットリーダーに関するよくある質問
Q. ユニットリーダーになるのに資格は必要ですか?
法令上の必須資格はありませんが、施設の任用要件として介護福祉士や1年以上の実務経験を求めるケースが多く、実際には介護福祉士を持つ人が就くのが一般的です。
Q. ユニットリーダー研修は必ず受けないといけませんか?
個人として受講が義務づけられているわけではありませんが、施設には研修修了者を2名以上配置することが求められています。そのため、ユニットリーダーになると研修受講を勧められることが多くあります。
Q. ユニットリーダーも夜勤に入りますか?
多くの施設では、ユニットリーダーも他の職員と同じく交代で夜勤に入ります。日勤はマネジメント業務、夜勤は介護業務が中心という働き方が一般的です。
Q. ユニットリーダーと介護リーダー(主任)はどちらが上ですか?
一般的には、施設全体を統括する主任・介護リーダーのほうが上位にあたります。キャリアの流れとしては、ユニットリーダーを経験してから主任・施設長へと進むのが王道です。
Q. ユニットリーダーになると給料はどれくらい上がりますか?
役職手当の相場は月5,000〜10,000円程度ですが、基本給の等級が上がることで賞与の算定基礎も増え、年収では数十万円の差になることがあります。月給だけでなく賞与を含めた年収で比較しましょう。
参考文献・出典
- [1]
- [2]「ユニットケア施設管理者研修」及び「ユニットリーダー研修」の実施について(平成29年6月1日老高発0601第3号)- 厚生労働省
ユニットリーダー研修のカリキュラム(役割・ケアのマネジメント・ユニット運営)と研修方法
- [3]
- [4]
Quick Diagnosis
全6問・動画ガイド付き
性格から、合う働き方をみつける。
介護の仕事を嫌いになる前に。施設タイプや転職サービスの選び方を、6つの質問と45秒の動画で整理できます。
まとめ|ユニットリーダーは少人数ケアの質を守る要
ユニットリーダーは、10人前後の少人数ユニットを束ね、ケアの質・職員・家族対応に責任を持つ役職です。ユニット型施設では法令で「ユニットごとに常勤1人」の配置が義務づけられており、施設が任意で置くシフトリーダーやフロアリーダー、主任とは性格が大きく異なります。
仕事はシフト管理・職員育成・家族対応・個別ケアの質管理の4本柱。日勤はマネジメント、夜勤は介護業務が中心で、現場とマネジメントを両立するプレイングマネージャーです。なるために必須資格はありませんが、実際には介護福祉士+実務経験が前提となり、ユニットケアリーダー研修で理念とマネジメントを体系的に学びます。役職手当の相場は月5,000〜10,000円ですが、賞与の底上げまで含めれば年収への影響は小さくありません。
個室ユニット化が進み、人材不足が続くなかで、ユニットリーダーの需要と重要性は今後さらに高まっていきます。現場のケアを愛しつつ、チームと暮らしを設計する仕事に挑みたい人にとって、これは大きなやりがいのあるキャリアです。自分に合った一歩を、ぜひ働き方診断から見つけてみてください。
執筆者
介護のハタラクナカマ編集部
編集部
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