グループホームの夜勤手当はいくら?1人夜勤の実態と収入アップのコツ
介護職向け

グループホームの夜勤手当はいくら?1人夜勤の実態と収入アップのコツ

グループホームの夜勤手当は1回約5,500〜6,000円が相場で、1ユニット1人の夜勤体制が一般的です。処遇改善加算の加算率が高く月収25〜27万円が目安。特養・老健との手当比較、1人夜勤の業務内容、収入アップにつながる資格や転職先の選び方も紹介します。

Quick Diagnosis

45

全6問・動画ガイド付き

性格から、合う働き方をみつける。

介護の仕事を嫌いになる前に。施設タイプや転職サービスの選び方を、6つの質問と45秒の動画で整理できます。

無料で診断を始める
ポイント

この記事のポイント

グループホームの夜勤手当は1回約5,500〜6,000円が相場。1人夜勤が多いですが、処遇改善加算が最高水準(15.5%)のため月収は特養と同等以上に。9名の入居者と深く関われる家庭的な環境が魅力です。

目次

介護職の全国給与データから見るポイント

本サイトが保有する都道府県別給与データでは、介護職全体の全国平均は月給26.4万円、年収368万円です。手当・待遇の記事では、平均額だけでなく「地域差」と「施設タイプ差」を分けて見ることが重要です。手当や賞与は事業所ごとの差が大きい領域です。公的統計の平均値を基準線にすると、高い・低いを感覚だけで判断しにくくなります。

県別では上位の東京都が月給31.8万円、下位の長崎県が月給23.6万円で、月給差は約8.2万円あります。

順位都道府県平均月給平均年収
1東京都31.8万円435万円
2神奈川県31.4万円441万円
3奈良県28.6万円388万円
4兵庫県28.6万円385万円
5滋賀県28.5万円390万円

グループホームの全国平均は月給30.2万円、年収362万円です。施設タイプ別給与は処遇状況等調査系の値で、都道府県別の介護職全体平均とは母集団が異なるため、同じランキングとしては混ぜず「施設タイプを見る目安」として使います。

順位施設タイプ平均月給平均年収
1特別養護老人ホーム36.2万円434万円
2有料老人ホーム36.1万円433万円
3介護老人保健施設35.3万円424万円
4訪問介護35.0万円420万円
5小規模多機能型居宅介護30.5万円366万円
6グループホーム30.2万円362万円
7デイサービス29.4万円353万円

出典: 都道府県別給与は厚生労働省「賃金構造基本統計調査」系データ、施設タイプ別給与は介護従事者処遇状況等調査系データに基づく本サイト集計。調査の母集団・定義が異なるため、表同士を単純比較せず、給与を見る切り口として分けて掲載しています。

グループホームの施設数データから見るポイント

本サイトが保有する厚生労働省由来の施設データでは、グループホームは全国に14,297件あります。この記事のテーマは「給与・待遇」です。給与を見るときは、平均額だけでなく、その施設タイプが多い地域かどうかも重要です。施設数が多い地域ほど比較対象が増え、夜勤手当・資格手当・賞与の差も見つけやすくなります。

順位都道府県施設数全国比率
1北海道1,007件7.0%
2神奈川県826件5.8%
3東京都708件5.0%
4大阪府696件4.9%
5福岡県687件4.8%
順位市区町村施設数全国比率
1愛媛県松山市130件0.9%
2鹿児島県鹿児島市124件0.9%
3北海道旭川市82件0.6%
4岡山県倉敷市76件0.5%
5長崎県長崎市74件0.5%

グループホームは、都道府県別では北海道1,007件、神奈川県826件、東京都708件に多く、市区町村別では愛媛県松山市130件、鹿児島県鹿児島市124件、北海道旭川市82件に集まりやすい傾向があります。求人条件を比較するときは、全国平均の説明だけでなく「自分が探す地域にどれだけ選択肢があるか」まで見ると、判断の精度が上がります。

出典: 厚生労働省「介護サービス情報公表システム」オープンデータ(2025年12月末時点)に基づく本サイト集計。施設数は公開データの登録状況により変動します。

「グループホームの夜勤手当はいくら?」「1人夜勤って大変?」——グループホームへの転職を考えている方からよく聞かれる質問です。

結論から言うと、グループホームの夜勤手当は1回あたり約5,500〜6,000円が相場です。月4〜5回の夜勤で2万円〜3万円の収入アップが期待できます。老健(約7,800円)より低めですが、特養(約5,500円)とほぼ同水準です。

グループホームの夜勤には大きな特徴があります。それは「1人夜勤」が多いことです。9名の入居者に対してスタッフ1人で対応するため、精神的な負担は大きいものの、その分夜勤手当も考慮されています。また、グループホームは処遇改善加算が最も高い施設(15.5%)であり、夜勤手当と合わせると安定した収入が得られます。

グループホームは認知症の方が少人数で共同生活を送る施設です。家庭的な雰囲気の中で、入居者一人ひとりに寄り添ったケアができるのが魅力です。夜勤では見守りや排泄介助が中心で、急変対応は少なめです。

この記事では、グループホームの夜勤手当について、2025年最新の相場データをもとに、1人夜勤の実態、他施設との比較、収入を増やすコツを詳しく解説します。

グループホームの夜勤手当とは

グループホームで1人夜勤をする介護職員のイラスト

グループホームは、認知症の高齢者が5〜9人の少人数で共同生活を送る施設です。家庭的な環境の中で、入居者の自立した生活をサポートします。24時間体制でケアを行うため、夜勤は必須の業務です。

グループホームの特徴

グループホームは他の介護施設と比べて、以下のような特徴があります。

項目グループホーム特養
対象者認知症高齢者要介護高齢者全般
定員1ユニット5〜9名50〜100名が一般的
雰囲気家庭的・アットホーム施設的
夜勤体制1人夜勤が多い2〜4人体制
医療体制看護師は日中のみが多い看護師日中常駐

グループホームは少人数制のため、入居者一人ひとりと深く関われるのが魅力です。認知症ケアのスキルを身につけたい方に適した環境と言えます。

夜勤手当と深夜割増賃金の違い

夜勤に関連する給与には「夜勤手当」と「深夜割増賃金」の2種類があります。

項目夜勤手当深夜割増賃金
法的根拠施設独自の制度労働基準法で義務化
金額1回あたり定額(4,000〜9,000円)時給の25%以上
対象時間夜勤1回あたり22時〜翌5時の勤務
支給義務なし(施設の任意)あり(法的義務)

グループホームで夜勤をすると、「夜勤手当」と「深夜割増賃金」の両方が支給されます。例えば時給1,100円の場合、22時〜翌5時の7時間で深夜割増賃金は約1,900円。これに夜勤手当5,500円が加わり、合計7,400円の追加収入となります。

グループホームの夜勤体制

グループホームの夜勤には以下のような特徴があります。

  • 勤務時間:17時〜翌9時(約16時間、実働14時間前後)
  • 配置基準:入居者9人に対しスタッフ1人以上
  • 夜勤体制:1ユニット1人(2ユニットなら2人)
  • 月の夜勤回数:2交代制で4〜5回、3交代制で8〜9回

グループホームは1人夜勤が基本です。1ユニット9名の入居者を1人で見守ります。2ユニット18名の施設では2人体制になりますが、それでも担当は各ユニット1人です。

グループホームの夜勤業務の流れ

グループホームの夜勤では、以下のような業務を行います。

時間帯主な業務
17:00〜19:00申し送り、夕食準備・配膳・介助
19:00〜21:00口腔ケア、服薬確認、余暇活動の見守り
21:00〜22:00就寝介助、トイレ誘導、消灯
22:00〜6:00定時巡回(2時間ごと)、排泄介助、体位変換、記録、仮眠
6:00〜7:00起床介助、着替え、トイレ誘導
7:00〜9:00朝食準備・介助、申し送り、退勤

グループホームの夜勤は、見守りと生活支援が中心です。認知症の入居者が夜間に起きてくることもありますが、穏やかに対応することが求められます。

1人夜勤のメリット・デメリット

グループホームの1人夜勤には、メリットとデメリットがあります。

メリット:

  • 自分のペースで業務を進められる
  • 他のスタッフに気を遣わなくて良い
  • 少人数なので入居者の状態を把握しやすい
  • 家庭的な雰囲気で穏やかな夜が多い

デメリット:

  • 緊急時に相談できる人がいない
  • 複数の入居者から同時にコールがあると対応が大変
  • 休憩・仮眠が取りにくいことがある
  • 精神的なプレッシャーがある

1人夜勤は責任が大きい分、夜勤手当が考慮されています。不安な方は、2ユニット以上あり複数人体制の施設を選ぶと良いでしょう。

グループホームの1人夜勤 — リスクと対策

グループホームは1ユニット9人に対して夜勤者1人が基準のため、ワンオペ夜勤が標準です。リスクを理解した上で、対策を講じましょう。

1人夜勤のリスク

  • 急変時の対応:利用者の急変時、1人で応急処置しながら救急車を呼ぶ必要がある
  • 認知症の徘徊対応:複数の利用者が同時に不穏になると対応が困難
  • 仮眠が取れない:ナースコールや徘徊が多い夜は一睡もできないことも

入職前に確認すべきこと

  1. 「緊急時の応援体制」はあるか(管理者へのオンコール等)
  2. 「見守りセンサー」や「ナースコールシステム」は整備されているか
  3. 「夜勤前の新人研修期間」はどのくらいあるか(いきなり1人夜勤は危険)

2ユニット(18人)の施設では夜勤者2人体制のところもあります。1人夜勤が不安な方は、2ユニット以上のグループホームを選びましょう。

グループホームの夜勤手当の相場【2025年最新】

グループホームの夜勤手当の相場を、最新の調査データをもとに解説します。

グループホームの夜勤手当相場

雇用形態夜勤手当(1回あたり)備考
正社員5,408〜6,076円平均5,500円前後
パート・非正規5,420〜5,906円正社員とほぼ同等
派遣時給に含まれることが多い時給1,400〜1,700円+深夜割増

グループホームの夜勤手当は、正社員で平均5,500円前後です。施設によって4,000〜9,000円と幅がありますが、5,000〜6,000円が最も多い価格帯です。

月の夜勤回数と手当総額

グループホームの夜勤回数は、シフト制によって異なります。

シフト制月の夜勤回数夜勤手当合計深夜割増込み目安
2交代制4〜5回22,000〜27,500円約30,000〜35,000円
3交代制8〜9回44,000〜49,500円約55,000〜62,000円

2交代制は1回の夜勤が長い(16時間程度)代わりに回数が少なく、3交代制は1回が短い(8時間程度)代わりに回数が多いです。総額はほぼ同じですが、生活スタイルに合わせて選べます。

グループホームの月収モデル(常勤・夜勤5回の場合)

項目金額
基本給176,600〜190,000円
夜勤手当(5回×5,500円)27,500円
深夜割増賃金約9,500円
処遇改善手当25,000〜30,000円
資格手当(介護福祉士)8,000〜12,000円
月収合計246,600〜279,000円
年収目安320〜370万円

グループホームの月収は約25〜28万円が目安です。処遇改善加算が最も高い(15.5%)ため、夜勤手当が低めでも総収入は特養と同程度になります。

施設によって夜勤手当は大きく異なる

同じグループホームでも、施設によって夜勤手当は大きく異なります。

水準夜勤手当特徴
高水準7,000〜9,000円都市部・人材確保に積極的な法人
標準5,000〜6,500円一般的なグループホーム
低め3,500〜4,500円地方・小規模法人

転職時は夜勤手当の金額を必ず確認しましょう。同じ地域でも施設によって2,000円以上の差があることもあります。

地域別の夜勤手当相場

地域夜勤手当相場特徴
東京都6,000〜9,000円人材確保のため高め設定
大阪府5,500〜7,500円都市部は高め
地方都市5,000〜6,000円標準的な水準
地方・郊外4,000〜5,500円やや低めの傾向

グループホームと他施設の夜勤手当を比較

グループホームと他施設を比較するイラスト

グループホームの夜勤手当は他の施設と比べてどうなのでしょうか。詳しく比較してみましょう。

施設種別ごとの夜勤手当ランキング

順位施設種別正社員非正規職員
1位介護老人保健施設(老健)7,804円8,199円
2位介護医療院7,350円
3位グループホーム6,076円5,420円
4位ショートステイ5,791円6,184円
5位特別養護老人ホーム(特養)5,217〜6,724円5,343円
6位小規模多機能5,021円4,772円

グループホームは夜勤手当ランキングで3位。老健、介護医療院に次いで高い水準です。1人夜勤の負担が考慮されていると言えます。

グループホームと特養の詳細比較

転職先としてよく比較されるグループホームと特養を詳しく見てみましょう。

比較項目グループホーム特養
夜勤手当(1回)約5,500〜6,000円約5,500〜6,700円
月5回の夜勤手当約27,500円約30,000円
処遇改善加算率15.5%(最高)14.0%
処遇改善手当(月額)約27,000円約25,000円
夜勤体制1人夜勤が多い複数人体制
入居者数9〜18名50〜100名
ケアスタイル家庭的・個別ケア施設的・効率重視

夜勤手当は特養の方がやや高いですが、処遇改善加算はグループホームの方が高いです。月収で見ると、ほぼ同等か、グループホームがやや上回ることもあります。

グループホームと老健の比較

夜勤手当が最も高い老健と比較してみましょう。

比較項目グループホーム老健
夜勤手当(1回)約5,500〜6,000円約7,800円
月5回の夜勤手当差+約9,000円
処遇改善加算率15.5%10.7%
処遇改善手当差+約9,000円
夜勤体制1人夜勤複数人+看護師
医療対応少ない多い

老健は夜勤手当が高い分、処遇改善加算が低いです。結果的に月収は同程度になることが多いです。グループホームは医療対応が少なく、認知症ケアに特化したい方に向いています。

総収入で比較(介護福祉士・夜勤5回の場合)

項目グループホーム特養老健
基本給190,000円200,000円200,000円
夜勤手当(月5回)27,500円30,000円39,000円
深夜割増9,500円10,000円11,000円
処遇改善手当27,000円25,000円18,000円
資格手当10,000円10,000円12,000円
月収合計264,000円275,000円280,000円

グループホームは基本給がやや低めですが、処遇改善加算でカバーされています。月収差は特養と約1万円、老健と約1.5万円程度です。

グループホームを選ぶメリット

  • 処遇改善加算が最高水準:加算率15.5%で月2.5〜3万円の上乗せ
  • 少人数で入居者と深く関われる:9名程度なので一人ひとりを把握できる
  • 認知症ケアのスキルが身につく:専門性が高まる
  • 家庭的な雰囲気:施設特有の忙しさが少ない
  • 医療対応が少ない:急変対応のプレッシャーが低い

Quick Diagnosis

45

全6問・動画ガイド付き

性格から、合う働き方をみつける。

介護の仕事を嫌いになる前に。施設タイプや転職サービスの選び方を、6つの質問と45秒の動画で整理できます。

無料で診断を始める

グループホームで夜勤手当・収入を増やす5つのポイント

グループホームで働きながら、収入を最大化するためのポイントを解説します。

1. 夜勤手当の高いグループホームを選ぶ

同じグループホームでも、施設によって夜勤手当は4,000〜9,000円と大きな幅があります。

  • 高水準の目安:1回7,000円以上なら高水準
  • 確認ポイント:求人票に金額が明記されているか
  • 注意点:深夜割増が別途か、夜勤手当に含まれるか確認
  • 法人規模:大手法人ほど手当が高い傾向

夜勤手当が1,500円違うだけで、月5回で7,500円、年間で9万円の差になります。転職時は夜勤手当を重視して選びましょう。

2. 3交代制で夜勤回数を増やす

グループホームには2交代制と3交代制があります。夜勤で稼ぎたいなら3交代制がおすすめです。

シフト制月の夜勤回数夜勤手当合計年間差額
2交代制4〜5回約27,500円
3交代制8〜9回約49,500円+約26万円

3交代制は1回あたりの勤務時間が短い分、回数が多くなります。夜勤手当の総額は2交代制より多くなることが一般的です。

3. 介護福祉士を取得する

介護福祉士を取得すると、グループホームでも様々なメリットがあります。

  • 資格手当:月8,000〜15,000円
  • 処遇改善加算:経験10年以上で月8,000円以上の上乗せ対象
  • 昇進:ユニットリーダー・管理者への昇進で役職手当
  • 認知症介護実践者研修:グループホームで必須の研修にも有利

グループホームは認知症ケアの専門施設なので、介護福祉士に加えて認知症介護実践者研修の修了も重要です。

4. 夜勤専従という選択肢

グループホームでも夜勤専従で働くことができます。

項目グループホーム・夜勤専従
夜勤回数月10〜12回
夜勤手当合計55,000〜66,000円
深夜割増約19,000〜23,000円
月収目安約25〜30万円

グループホームの夜勤専従は、1人夜勤で9名の入居者を見守る仕事です。入居者との関係が築きやすく、穏やかな夜が多いのが特徴です。

5. 複数ユニットの施設を選ぶ

グループホームには1ユニット(9名)と2ユニット(18名)の施設があります。

  • 2ユニット施設のメリット:夜勤が2人体制で安心
  • 夜勤手当:1ユニット施設より高いことも
  • キャリア:大きな施設は管理者ポジションがある
  • 人材交流:スタッフ同士で学び合える

1人夜勤が不安な方は、2ユニット以上の施設を選ぶと良いでしょう。夜勤帯も他のスタッフがいる安心感があります。

収入アップのシミュレーション

施策年間収入アップ額
夜勤手当1,500円高い施設に転職+90,000円(月5回×12ヶ月)
2交代制→3交代制に変更+264,000円
介護福祉士取得(資格手当+処遇改善)+150,000〜200,000円
合計+504,000〜554,000円

グループホームの夜勤手当に関するよくある質問

Q. グループホームの夜勤は1人で不安じゃないですか?

A. 最初は不安を感じる方も多いです。しかし、グループホームは少人数(9名程度)なので、入居者一人ひとりの状態を把握しやすいです。認知症の方は夜間も起きてくることがありますが、穏やかに対応すれば大丈夫です。緊急時はオンコールで管理者や看護師に連絡できる体制があります。

Q. グループホームの夜勤は月何回ありますか?

A. 2交代制で月4〜5回、3交代制で月8〜9回が一般的です。2交代制は1回の夜勤が16時間程度と長いですが回数が少なく、3交代制は1回8時間程度で回数が多いです。施設によって異なるので、面接時に確認しましょう。

Q. グループホームの夜勤で仮眠は取れますか?

A. 1人夜勤のため、まとまった仮眠は取りにくいのが実情です。入居者が落ち着いている時間帯に休憩を取る形になります。2ユニット施設で2人夜勤の場合は、交代で仮眠を取れることもあります。

Q. グループホームの夜勤手当はパートでももらえますか?

A. はい、パートでも夜勤手当はもらえます。平均5,420〜5,906円と、正社員とほぼ同額です。夜勤専従パートとして働く方もいます。夜勤をすれば収入が増えるので、扶養を超えたい方にもおすすめです。

Q. 未経験でもグループホームの夜勤はできますか?

A. 可能ですが、いきなり夜勤に入ることは少ないです。まず日勤で1〜3ヶ月程度経験を積み、入居者の特性や業務を覚えてから夜勤デビューするのが一般的です。未経験者への研修が充実している施設を選びましょう。

Q. グループホームと特養、どちらが夜勤手当は高いですか?

A. ほぼ同等か、グループホームの方がやや高いです。グループホームは正規で約6,076円、特養は約5,217〜6,724円です。ただし、処遇改善加算はグループホームの方が高い(15.5%)ので、月収ではグループホームが上回ることもあります。

Q. 認知症の入居者への夜間対応はどんな感じですか?

A. 認知症の方は夜間に目が覚めて起きてくることがあります。「なぜここにいるの?」「家に帰りたい」といった訴えに、穏やかに対応することが大切です。入居者の生活歴や好きなことを知っていると、落ち着いてもらいやすいです。少人数なので一人ひとりとの関係が築きやすいのがグループホームの良さです。

Q. グループホームで夜勤なしで働けますか?

A. 可能ですが、求人は限られます。日勤のみの求人を探すか、面接時に「夜勤なし希望」と伝えましょう。ただし、夜勤なしの場合は月収が2〜3万円下がります。処遇改善加算が高いので、日勤のみでも特養より良い条件になることもあります。

Q. 2ユニットのグループホームの夜勤はどんな体制ですか?

A. 2ユニット(18名定員)の施設では、夜勤スタッフが2人になります。各ユニットを1人ずつ担当しますが、隣のユニットにスタッフがいる安心感があります。緊急時は協力し合えるので、1人夜勤が不安な方におすすめです。

Q. グループホームの夜勤専従は稼げますか?

A. 月10〜12回の夜勤で、月収25〜30万円程度が目安です。1人夜勤で責任は大きいですが、入居者との関係が築きやすく、穏やかな夜が多いのが特徴です。ダブルワークをしたい方にも向いています。

Q. グループホームで年収400万円は達成できますか?

A. 可能ですが、工夫が必要です。介護福祉士を取得し、3交代制で夜勤回数を増やすか、ユニットリーダーや管理者に昇進すれば年収400万円も視野に入ります。複数施設を運営する大手法人の方がキャリアアップしやすいです。

Q. グループホームの夜勤で大変なことは何ですか?

A. 1人夜勤で9名の入居者を見守る責任の重さです。複数の入居者から同時にコールがあると対応が大変です。また、認知症の方が夜間に不穏になることもあります。ただし、入居者との関係が築けていれば、穏やかな夜も多いです。

まとめ:グループホームは認知症ケアを学びながら稼げる職場

グループホームの夜勤手当は1回あたり約5,500〜6,000円が相場で、月4〜5回の夜勤で約3万円の収入アップが期待できます。1人夜勤の責任は大きいですが、処遇改善加算が最も高く、総収入では特養と同等以上になることもあります。

この記事のポイント

  • 夜勤手当相場:正規5,408〜6,076円、非正規5,420〜5,906円
  • 月の夜勤回数:2交代制で4〜5回、3交代制で8〜9回
  • 月収目安:夜勤5回で約25〜28万円(処遇改善含む)
  • 処遇改善加算:15.5%で介護施設で最高水準
  • 1人夜勤:9名の入居者を1人で見守る(2ユニットなら2人体制)

グループホームの夜勤で収入を増やすポイント

  1. 夜勤手当7,000円以上の施設を選ぶ:施設によって4,000〜9,000円の差
  2. 3交代制で夜勤回数を増やす:月8〜9回で年間+26万円
  3. 介護福祉士を取得:資格手当+処遇改善で年間+15〜20万円
  4. 夜勤専従も検討:月10〜12回で月収25〜30万円
  5. 2ユニット施設を選ぶ:2人体制で安心、手当も高め

グループホームの月収・年収目安

条件月収目安年収目安
夜勤4回・無資格約23万円約290万円
夜勤5回・介護福祉士約26万円約340万円
3交代制・夜勤8回・介護福祉士約29万円約380万円
夜勤専従・月10回約27万円約350万円

転職時のチェックポイント

グループホームへの転職を検討している方は、以下の点を確認しましょう。

  • 夜勤手当の金額:1回いくらか明確に確認(6,000円以上なら良好)
  • 夜勤体制:1ユニットか2ユニットか、夜勤は何人体制か
  • シフト制:2交代制か3交代制か
  • 処遇改善加算の区分:加算Ⅰを取得しているか
  • オンコール体制:夜間の緊急時に誰に連絡できるか
  • 研修制度:認知症ケアの研修があるか

グループホームは「認知症ケアを学びながら、安定した収入を得られる」施設です。1人夜勤の責任はありますが、少人数で入居者と深く関われるやりがいがあります。家庭的な雰囲気で働きたい方、認知症ケアのスキルを身につけたい方におすすめです。

参考文献・出典

執筆者

介護のハタラクナカマ編集部

編集部

介護業界の転職・キャリア情報を発信。厚生労働省の公的データと現場の声をもとに、介護職で働く方・転職を検討する方に役立つ情報をお届けしています。

続けて読む

このテーマを深掘り

関連トピック

ご家族・ご利用者の視点

同じテーマをご家族・ご利用者の方の視点から書いた記事。視野を広げるためのヒントとして。