
実務者研修の取り方|費用・期間・働きながら取る方法
介護福祉士実務者研修の取り方を詳しく解説。費用相場3〜20万円、450時間カリキュラム、働きながら取る方法、保有資格による免除まで。介護福祉士を目指す方必見の完全ガイド。
介護福祉士実務者研修とは

介護福祉士実務者研修は、介護福祉士国家試験の受験に必須の研修です。より質の高い介護サービスを提供するための知識と技術を、450時間のカリキュラムで習得します。
実務者研修の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 介護福祉士実務者研修 |
| 旧名称 | ホームヘルパー1級+介護職員基礎研修 |
| 受講資格 | なし(年齢・学歴・経験不問で誰でも受講可能) |
| カリキュラム | 450時間・20科目(※保有資格により免除あり) |
| 通学日数 | 7〜10日程度(介護過程III+医療的ケア) |
| 修了条件 | 全カリキュラム受講(修了試験の合格率はほぼ100%) |
| 有効期限 | なし(永久有効) |
2017年の制度改正で必須資格に
2017年1月から、介護福祉士国家試験の受験資格として実務者研修の修了が義務化されました。それ以前は「実務経験3年」だけで受験できましたが、現在は「実務経験3年+実務者研修修了」の両方が必要です。
初任者研修との違い
| 項目 | 初任者研修 | 実務者研修 |
|---|---|---|
| 時間数 | 130時間 | 450時間 |
| 期間 | 1〜4ヶ月 | 1〜6ヶ月 |
| 費用 | 3〜10万円 | 3〜20万円 |
| 通学日数 | 15日程度 | 7〜10日程度 |
| 医療的ケア | なし | あり(たん吸引・経管栄養) |
| 介護福祉士受験 | 受験資格にならない | 受験資格になる |
| サ責要件 | 満たさない | 満たす |
| 位置づけ | 介護の入門資格 | 介護福祉士への必須ステップ |
実務者研修を取るメリット
- 介護福祉士の受験資格:実務経験3年+実務者研修で受験可能
- サービス提供責任者になれる:訪問介護でサ責として働ける(年収アップにも直結)
- 医療的ケアができる:たんの吸引、経管栄養が行える(実地研修後)
- 給与アップ:資格手当として月5,000〜15,000円支給される施設が多い
- 転職で有利:採用時に優遇され、即戦力として期待される
- 介護の専門知識が深まる:450時間の学習で介護過程や医療知識を体系的に習得
こんな人におすすめ
- 介護福祉士を目指している人
- サービス提供責任者としてキャリアアップしたい人
- 医療的ケアができるようになりたい人
- 介護の知識・技術をより深く学びたい人
- 給与アップを目指す人
実務者研修のカリキュラム(450時間)
実務者研修は合計450時間・20科目のカリキュラムで構成されています。通信学習と通学(スクーリング)を組み合わせて学習します。
カリキュラム一覧(全20科目)
| 科目 | 時間 | 学習形式 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 人間の尊厳と自立 | 5時間 | 通信 | 人権と尊厳を支える介護の基本理念 |
| 社会の理解Ⅰ | 5時間 | 通信 | 介護保険制度の基礎 |
| 社会の理解Ⅱ | 30時間 | 通信 | 介護保険制度の詳細、障害者福祉 |
| 介護の基本Ⅰ | 10時間 | 通信 | 介護福祉士の役割と職業倫理 |
| 介護の基本Ⅱ | 20時間 | 通信 | 自立支援、リスクマネジメント |
| コミュニケーション技術 | 20時間 | 通信 | 利用者・家族・多職種との連携 |
| 生活支援技術Ⅰ | 20時間 | 通信 | 生活支援の基本的な考え方 |
| 生活支援技術Ⅱ | 30時間 | 通信 | 食事・入浴・排泄・移動介助の技術 |
| 介護過程Ⅰ | 20時間 | 通信 | 介護過程の基礎(アセスメント) |
| 介護過程Ⅱ | 25時間 | 通信 | 介護計画の立案・実施・評価 |
| 介護過程Ⅲ | 45時間 | 通学必須 | 介護過程の実践的演習 |
| 発達と老化の理解Ⅰ | 10時間 | 通信 | 人間の成長と発達の基礎 |
| 発達と老化の理解Ⅱ | 20時間 | 通信 | 老化に伴う身体的・心理的変化 |
| 認知症の理解Ⅰ | 10時間 | 通信 | 認知症の基礎知識 |
| 認知症の理解Ⅱ | 20時間 | 通信 | 認知症ケアの実践方法 |
| 障害の理解Ⅰ | 10時間 | 通信 | 障害の基礎知識 |
| 障害の理解Ⅱ | 20時間 | 通信 | 障害特性に応じた支援方法 |
| こころとからだのしくみⅠ | 20時間 | 通信 | 人体の構造と機能の基礎 |
| こころとからだのしくみⅡ | 60時間 | 通信 | 疾患と介護の関係、ターミナルケア |
| 医療的ケア | 50時間 | 通学必須 | たん吸引・経管栄養の知識と演習 |
通学が必要な科目
450時間のうち、約95時間は通学が必須です。残りの約355時間は通信(自宅学習)で進められます。
- 介護過程Ⅲ(45時間):事例を用いた介護計画の作成演習、グループワーク
- 医療的ケア(50時間):たん吸引・経管栄養のシミュレーター演習
通学日数の目安は7〜10日間です。土日コースや平日コースなど、スクールによってスケジュールが異なります。
医療的ケアについて
実務者研修の大きな特徴は、医療的ケア(たんの吸引・経管栄養)を学べることです。
学べる医療的ケアの内容:
- たんの吸引:口腔内、鼻腔内、気管カニューレ内部からの吸引
- 経管栄養:胃ろう、腸ろう、経鼻経管栄養の管理
注意点:実務者研修の修了だけでは実際の医療的ケアは行えません。修了後、施設での実地研修(実際の利用者への実施)を経て、都道府県に「認定特定行為業務従事者」として登録することで実施可能になります。
保有資格による免除と費用
実務者研修は、保有資格によってカリキュラムの一部が免除され、受講期間と費用が変わります。
保有資格別の免除時間と費用相場
| 保有資格 | 免除時間 | 受講時間 | 費用相場 | 期間目安 |
|---|---|---|---|---|
| 無資格 | 0時間 | 450時間 | 8〜18万円 | 6ヶ月 |
| 初任者研修 | 130時間 | 320時間 | 5〜12万円 | 2〜4ヶ月 |
| ホームヘルパー2級 | 130時間 | 320時間 | 5〜12万円 | 2〜4ヶ月 |
| ホームヘルパー1級 | 355時間 | 95時間 | 3〜6万円 | 1〜2ヶ月 |
| 介護職員基礎研修 | 400時間 | 50時間 | 3〜5万円 | 1ヶ月 |
| 喀痰吸引等研修 | 医療的ケア免除 | 400時間 | 6〜12万円 | 4〜5ヶ月 |
免除される科目の詳細
初任者研修・ホームヘルパー2級修了者の場合:
以下の科目(130時間分)が免除されます。
- 人間の尊厳と自立(5時間)
- 社会の理解Ⅰ(5時間)
- 介護の基本Ⅰ(10時間)
- 生活支援技術Ⅰ(20時間)
- 介護過程Ⅰ(20時間)
- こころとからだのしくみⅠ(20時間)
- 発達と老化の理解Ⅰ(10時間)
- 認知症の理解Ⅰ(10時間)
- 障害の理解Ⅰ(10時間)
- コミュニケーション技術の一部(20時間)
初任者研修を先に取るべきか
介護未経験の方は、まず初任者研修を取ってから実務者研修を受けるのがおすすめです。
先に初任者研修を取るメリット
- 介護の基礎をしっかり学べる(いきなり450時間は負担が大きい)
- 実務者研修で130時間が免除される
- 早く働き始めて実務経験を積める
- トータルの学習負担が分散される
- 費用を分割して支払える
最初から実務者研修を取るケース
- すでに介護施設で無資格のまま働いている
- 介護福祉士取得を急いでいる(実務経験3年が近い)
- まとまった学習時間と費用が確保できる
- 介護の知識がある程度ある
費用が異なる理由
スクールによって費用に差がある理由は以下の通りです。
- 保有資格:免除科目が多いほど安い
- スクールの運営形態:介護施設運営会社は就職目的で安めに設定していることが多い
- 地域:都市部は高め、地方は安め
- サービス内容:振替制度、就職サポート、サポート体制の充実度
- 教材の質:オリジナルテキスト、動画教材の有無
スクール選びのポイント
- 通いやすさ:自宅や職場から近い場所
- スケジュール:土日コース、平日コースなど自分に合ったもの
- 振替制度:急な予定変更に対応できるか
- 費用の総額:教材費や振替費用込みの金額を確認
- 就職サポート:資格取得後の就職支援があるか
- 実績・評判:修了生の声や口コミをチェック
働きながら実務者研修を取る方法

実務者研修は働きながらでも取得可能です。多くの方が仕事と両立しながら資格を取得しています。ここでは、働きながら効率よく取得するためのポイントを解説します。
働きながら取得する流れ
- スクール選び:通いやすい場所、都合の良いスケジュールを選ぶ
- 通信学習:自宅でテキスト学習、課題提出(約355時間)
- スクーリング:通学で実技演習(7〜10日間程度)
- 修了:全カリキュラム完了で修了証発行
通信学習の進め方
約355時間の通信学習は、自分のペースで進められます。
- 1日1時間で約12ヶ月
- 1日2時間で約6ヶ月
- 週末まとめて5時間で約18ヶ月
毎日少しずつ進めるか、週末にまとめて学習するか、自分のライフスタイルに合わせて選びましょう。
コース選びのポイント
| コース | スクーリング日程 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| 土日コース | 土曜または日曜 | 平日フルタイム勤務の方 |
| 平日コース | 平日の決まった曜日 | シフト制で平日休みがある方 |
| 夜間コース | 平日夜間 | 日中勤務の方(開講少なめ) |
| 短期集中 | 連続した日程 | まとまった休みが取れる方 |
働きながら取得する際の注意点
1. 最短でも6ヶ月かかる(無資格の場合)
無資格の場合、厚生労働省の規定により最短6ヶ月の受講期間が必要です。初任者研修修了者でも2〜4ヶ月かかります。スケジュールに余裕を持って計画しましょう。
2. スクーリングの日程調整
介護過程IIIと医療的ケアは通学必須です。シフト制の職場では、スクーリング日程を事前に確認し、勤務調整が必要です。早めに上司に相談しておきましょう。
3. 通信学習の自己管理
約355時間の通信学習は自分で進める必要があります。
- 毎日の学習時間を決める
- 課題の提出期限を守る
- わからない点はスクールに質問する
4. 振替制度の確認
急な仕事でスクーリングに参加できない場合に備え、振替制度があるスクールを選びましょう。振替の回数制限や追加費用についても事前に確認が必要です。
職場の支援を活用する
多くの介護施設では、スタッフの資格取得を支援しています。以下のような支援制度がないか確認してみましょう。
- 受講料の補助:全額または一部を会社が負担
- シフト調整:スクーリング日の休み確保
- 学習時間の確保:残業削減への配慮
- 資格手当:取得後に月額手当が支給される
資格取得を考えている場合は、上司や人事担当者に相談してみましょう。会社によっては、資格取得を条件に採用しているケースもあります。
実務者研修を安く取る方法
実務者研修の費用は5〜18万円と高額ですが、さまざまな制度を活用すれば費用を抑えられます。ここでは、実務者研修を安く取得する方法を詳しく解説します。
1. 教育訓練給付制度(最大20%還付)
雇用保険に加入している方は、厚生労働省の一般教育訓練給付金を利用できます。
給付内容
- 受講料の20%(上限10万円)がハローワークから支給
- 例:受講料10万円の場合 → 2万円が還付
利用条件
- 雇用保険被保険者期間1年以上(初回利用時)
- 2回目以降は前回利用から3年以上経過していること
- 離職後1年以内であれば利用可能
- 厚生労働大臣が指定した講座であること
申請の流れ
- ハローワークで事前確認(支給要件照会)
- 対象講座を受講・修了
- 修了後1ヶ月以内にハローワークで申請
- 給付金が銀行口座に振り込まれる
2. 自治体の資格取得支援
多くの自治体で、介護人材確保のための助成金・補助金制度があります。
東京都の例:実務者研修受講資金貸付
- 貸付額:最大20万円(無利子)
- 返還免除条件:都内で介護福祉士として2年以上勤務
- つまり、条件を満たせば実質無料で受講可能
神奈川県・大阪府など
同様の貸付制度や、受講費用の一部補助制度があります。お住まいの都道府県のホームページや、社会福祉協議会に問い合わせてみましょう。
3. ハローワークの職業訓練(無料)
求職中の方は、ハローワークの公共職業訓練(離職者訓練)で無料受講できる場合があります。
職業訓練のメリット
- 受講料無料(テキスト代は自己負担の場合あり)
- 条件を満たせば月10万円の職業訓練受講給付金
- 訓練期間中も失業給付を受けられる
利用の注意点
- 開講時期が限られている(年に数回)
- 定員があり、選考がある場合も
- 求職中(失業中)であることが条件
- ハローワークでの申し込みが必要
4. 職場の資格取得支援制度
介護施設によっては、スタッフの資格取得費用を全額負担してくれる場合があります。
よくある支援制度
- 受講料全額補助(入職時に案内されることが多い)
- 受講料の立替払い(給与天引きで分割返済)
- 資格取得後の勤務条件あり(1〜2年継続勤務など)
これから介護施設への就職・転職を考えている方は、資格取得支援制度のある施設を選ぶのも一つの方法です。
5. スクールのキャンペーン・割引
各スクールでは、さまざまなキャンペーンや割引制度を用意しています。
- 早期申込割引:開講の1〜2ヶ月前までに申し込むと5〜10%OFF
- セット割引:初任者研修とセットで申し込むと割引
- 修了生割引:同じスクールで初任者研修を修了した方向け
- 紹介割引:友人・知人の紹介で双方に特典
- 就業支援キャンペーン:スクール提携施設への就職で割引
- 季節キャンペーン:年度末や夏季など期間限定の割引
費用を抑えるための組み合わせ例
| パターン | 利用制度 | 実質負担額(初任者研修修了者・費用10万円の場合) |
|---|---|---|
| A | 教育訓練給付金のみ | 8万円(20%還付) |
| B | 職場の全額補助 | 0円 |
| C | 自治体貸付(2年勤務で返還免除) | 実質0円 |
| D | ハローワーク職業訓練 | 0円(+月10万円給付の可能性) |
介護福祉士試験に間に合わせるスケジュール
介護福祉士国家試験は毎年1月下旬に実施されます。試験に間に合うように実務者研修を修了するには、計画的なスケジュールが必要です。
介護福祉士試験の受験要件
介護福祉士国家試験を受験するには、以下の2つの条件を両方満たす必要があります。
- 実務経験3年以上(従業期間1,095日以上かつ従事日数540日以上)
- 実務者研修の修了(試験前日までに修了証が必要)
保有資格別・受講開始の推奨時期
1月の介護福祉士試験に間に合わせるためのスケジュールです。
| 保有資格 | 受講期間 | 受講開始時期 | 修了目安 |
|---|---|---|---|
| 無資格 | 6ヶ月 | 5月まで | 11月〜12月 |
| 初任者研修 | 2〜4ヶ月 | 9月まで | 11月〜12月 |
| ホームヘルパー2級 | 2〜4ヶ月 | 9月まで | 11月〜12月 |
| ホームヘルパー1級 | 1〜2ヶ月 | 11月まで | 12月 |
| 介護職員基礎研修 | 1ヶ月 | 12月まで | 12月 |
余裕を持ったスケジュールがおすすめ
ギリギリのスケジュールで受講を始めると、以下のリスクがあります。
- 仕事の都合でスクーリングに参加できない
- 通信課題の提出が遅れる
- 修了証の発行が試験に間に合わない
試験勉強の時間も確保するため、試験の3ヶ月前(10月頃)には修了しておくのが理想です。
介護福祉士試験のスケジュール(例:2026年1月試験)
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2025年4〜5月 | 実務者研修の受講開始(無資格の場合) |
| 2025年8月頃 | 受験申込(8月上旬〜9月上旬) |
| 2025年10〜12月 | 実務者研修修了、試験勉強に集中 |
| 2026年1月下旬 | 介護福祉士筆記試験 |
| 2026年3月下旬 | 合格発表 |
実務経験の計算に注意
実務経験3年(1,095日+540日)は、試験日の前日までに達成すればOKです。見込みで受験申込ができるため、試験日時点で要件を満たす予定であれば受験可能です。
実務者研修に関するよくある質問
実務者研修について、よくある質問をまとめました。
Q1. 実務者研修に試験はありますか?
A. 実務者研修には国が定めた修了試験はありません。カリキュラムを修了すれば資格が取得できます。ただし、スクールによっては理解度確認のためのテストを実施する場合があります。このテストは合格率がほぼ100%で、不合格でも再テストを受けられます。
Q2. 実務者研修だけで介護福祉士になれますか?
A. 実務者研修だけでは介護福祉士になれません。介護福祉士国家試験の受験には、実務者研修修了+実務経験3年以上が必要です。その後、毎年1月に実施される国家試験に合格することで介護福祉士になれます。
Q3. 完全オンラインで取得できますか?
A. 完全オンラインでの取得はできません。介護過程III(45時間)と医療的ケア(50時間)は通学必須です。ただし、約355時間は通信学習で自宅で学べるため、通学日数は7〜10日程度で済みます。
Q4. 無資格でも受講できますか?
A. はい、無資格でも受講できます。年齢・学歴・介護経験を問わず、誰でも受講可能です。ただし、無資格の場合は450時間全てのカリキュラムを受講する必要があり、期間は最低6ヶ月、費用も8〜18万円と高くなります。
Q5. 初任者研修と実務者研修、どちらを先に取るべき?
A. 介護未経験の方には初任者研修を先に取ることをおすすめします。初任者研修で介護の基礎を学んでから実務者研修に進むと、学習がスムーズです。また、初任者研修修了者は実務者研修で130時間が免除されます。
Q6. 実務者研修修了後、いつ介護福祉士試験を受けられますか?
A. 実務経験3年以上を満たした時点で受験できます。実務者研修は試験前日までに修了していればOKです。例えば、1月の試験に向けて前年の12月に修了するスケジュールでも問題ありません。
Q7. 働きながらでも取得できますか?
A. はい、働きながらでも取得可能です。多くの方が仕事と両立しながら資格を取得しています。通信学習は自分のペースで進められ、スクーリングは土日コースや平日コースから選べます。
Q8. 途中で挫折したらどうなりますか?
A. 多くのスクールでは受講期間の延長が可能です。仕事や家庭の事情で一時的に学習を中断しても、期間内であれば再開できます。ただし、延長には追加費用がかかる場合もあるため、事前に確認しましょう。
まとめ
実務者研修は、介護福祉士を目指す方にとって必須の資格です。この記事で詳しく解説した内容をまとめます。
実務者研修の取り方のポイント
- 受講資格:年齢・学歴・経験を問わず誰でも受講可能
- カリキュラム:450時間・20科目(保有資格により免除あり)
- 通学日数:7〜10日程度(介護過程III+医療的ケアの演習)
- 取得期間:無資格で6ヶ月、初任者研修修了者で2〜4ヶ月
- 費用相場:無資格で8〜18万円、初任者研修修了者で5〜12万円程度
- 修了試験:スクールによるが、合格率はほぼ100%で安心です
費用を抑える主な方法
- 教育訓練給付金:受講料の20%(上限10万円)がハローワークから還付される
- 自治体の助成制度:貸付金の返還免除で実質無料になることも
- ハローワーク職業訓練:求職中なら無料で受講可能(月10万円の給付金も)
- 職場の資格取得支援:全額負担してくれる介護施設も多数あり
介護福祉士試験に向けたスケジュール
- 無資格の方:試験の7〜8ヶ月前(5月頃)までに受講開始
- 初任者研修修了者:試験の4〜5ヶ月前(9月頃)までに受講開始
- 試験勉強の時間も確保するため、早めの修了がおすすめ
初任者研修との選び方
- 介護未経験の方:まず初任者研修を取得 → 実務者研修へ進む
- すでに介護施設で働いている方:直接実務者研修を受講してもOK
- 介護福祉士取得を急いでいる方:実務経験とのバランスを考慮
スクール選びのチェックリスト
- □ 通いやすい場所にあるか
- □ 自分のスケジュールに合ったコースがあるか
- □ 振替制度は充実しているか
- □ 費用の総額は予算内か(教材費込みで確認)
- □ 教育訓練給付金の対象講座か
- □ 就職サポートはあるか
実務者研修は、働きながらでも取得できる資格です。介護福祉士へのキャリアアップ、サービス提供責任者としての活躍、給与アップなど、取得することで多くのメリットがあります。
まずは複数のスクールの資料を取り寄せ、自分に合った受講方法を見つけてみてください。費用を抑える制度も積極的に活用し、無理なく資格取得を目指しましょう。
詳細記事

実務者研修のカリキュラム完全ガイド【20科目450時間】科目別の学習内容
実務者研修のカリキュラムを徹底解説。20科目450時間の全内容、4つの領域、保有資格別の免除科目、通学と通信の割合まで詳しく紹介。修了試験の有無や難易度も解説。

実務者研修を無料で取得する5つの方法【2025年最新】補助金・給付金も解説
実務者研修を無料で取得する5つの方法を徹底解説。ハローワーク職業訓練、就業支援制度、社会福祉協議会の貸付など、条件やメリット・デメリットを比較。教育訓練給付金の活用法も紹介。

働きながら実務者研修を取る方法|通信講座と両立のコツを解説
実務者研修は働きながら取得可能です。通信学習が約9割を占め、通学は約8日程度。仕事と両立するためのスクール選びのポイント、おすすめの学習スケジュールを紹介します。

実務者研修の医療的ケアとは?喀痰吸引・経管栄養の演習内容を解説
実務者研修で学ぶ医療的ケア(喀痰吸引・経管栄養)の内容を解説。50時間のカリキュラム、演習の流れ、修了後に必要な実地研修と登録手続きまで詳しく紹介します。

実務者研修の取得期間は最短何ヶ月?保有資格別の期間を解説
実務者研修の取得期間を徹底解説。無資格者は最短6ヶ月、初任者研修修了者は約2〜4ヶ月で取得可能。介護福祉士国家試験に間に合うスケジュールの立て方も紹介します。

実務者研修の費用・料金相場【2025年最新】安く取る方法も解説
実務者研修の費用相場を徹底解説。無資格者は10〜20万円、初任者研修修了者は8〜11万円が目安です。教育訓練給付金やハローワーク職業訓練など、費用を抑える方法も紹介します。

実務者研修と初任者研修の違い【徹底比較】どっちを先に取るべき?
実務者研修と初任者研修の違いを徹底比較。受講時間・費用・給料・カリキュラムの違いを表で解説。初任者研修を飛ばして実務者研修から取得すべきか、あなたに合った選択がわかります。

実務者研修と介護福祉士の違い・関係【受験資格・給料・キャリアパス】
実務者研修と介護福祉士の違いを徹底解説。介護福祉士国家試験の受験資格として実務者研修が必須である理由、給料差、キャリアパスまで詳しく紹介。取得順序や最短ルートも解説。