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📑目次

  1. 01夜勤・残業の実態データから見るポイント
  2. 02介護夜勤専従の給料・年収・手取りの相場
  3. 03施設形態別の夜勤専従の給料比較
  4. 04夜勤専従の手取り計算シミュレーション
  5. 05夜勤専従に支給される各種手当
  6. 06夜勤専従の働き方・勤務スケジュール
  7. 07夜勤専従のメリット・デメリット
  8. 08夜勤専従で年収をアップさせる5つの方法
  9. 09夜勤専従の給料に関するよくある質問
  10. 10まとめ
  11. 11参考文献・出典
介護の働き方診断
介護夜勤専従の給料相場|月収・年収・手取りを徹底解説
介護職向け

介護夜勤専従の給料相場|月収・年収・手取りを徹底解説

介護職の夜勤専従の給料・年収・手取りを徹底解説。介護福祉士なら1回28,000〜35,000円、月10回勤務で月収28〜35万円が相場です。資格別・施設別・エリア別の給料比較、夜勤手当の仕組み、年収アップの5つの方法も具体的に紹介します。

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📑目次▾
  1. 01介護夜勤専従の給料・年収・手取りの相場
  2. 02施設形態別の夜勤専従の給料比較
  3. 03夜勤専従の手取り計算シミュレーション
  4. 04夜勤専従に支給される各種手当
  5. 05夜勤専従の働き方・勤務スケジュール
  6. 06夜勤専従のメリット・デメリット
  7. 07夜勤専従で年収をアップさせる5つの方法
  8. 08夜勤専従の給料に関するよくある質問
  9. 09夜勤・残業の実態データから見るポイント
  10. 10まとめ
  11. 11参考文献・出典

介護の夜勤専従は「効率よく稼げる」と人気の働き方です。日勤がないため月10回程度の勤務で、月収30万円以上を目指すことも可能です。実際に、介護福祉士の資格を持ち、都市部の施設で働く夜勤専従者の中には、年収400万円以上を稼いでいる方もいます。

しかし、「実際にいくら稼げるのか」「自分に向いているのか」「どんな働き方なのか」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。夜勤専従の給料は、資格・施設形態・勤務エリア・雇用形態によって大きく異なります。

この記事では、介護夜勤専従の給料・年収・手取りの相場を、資格別・施設別・エリア別に詳しく解説します。夜勤手当の仕組みや年収アップの方法、メリット・デメリット、実際に働いている方の体験談も紹介しますので、夜勤専従で働くことを検討している方はぜひ参考にしてください。

介護夜勤専従の給料・年収・手取りの相場

介護夜勤専従の給料は、資格や勤務回数によって大きく異なります。以下は月10回勤務を想定した場合の目安です。

資格別の給料相場(月10回勤務の場合)

資格1回あたり日給月収目安年収目安手取り目安
介護福祉士28,000〜35,000円28〜35万円336〜420万円24〜30万円
実務者研修修了25,000〜30,000円25〜30万円300〜360万円21〜26万円
初任者研修修了23,000〜28,000円23〜28万円276〜336万円19〜24万円
無資格20,000〜25,000円20〜25万円240〜300万円17〜21万円

一般介護職との年収比較

働き方平均年収夜勤専従との差
介護職(日勤中心)約326万円—
夜勤専従(月10回)約360〜420万円+34〜94万円
夜勤専従(月12回)約430〜500万円+104〜174万円

夜勤専従は一般的な日勤中心の介護職と比べて、年収が30〜100万円程度高くなる傾向があります。介護福祉士を持っていれば、さらに高収入が期待できます。

夜勤1回あたりの給料内訳

夜勤1回(16時間勤務)の給料は、以下のように計算されます。

項目計算例金額
基本給時給1,200円×16時間19,200円
深夜手当22時〜翌5時(7時間)×25%割増2,100円
夜勤手当施設独自設定5,000〜8,000円
合計—26,300〜29,300円

2交替制と3交替制の夜勤手当の違い

夜勤の勤務体制によって手当額も異なります。自分に合った働き方を選びましょう。

勤務体制勤務時間夜勤手当平均
2交替制(ロング夜勤)約16時間6,365円
3交替制(ショート夜勤)約8時間4,200円

2交替制は1回の手当が高い分、月の勤務回数は少なめ。3交替制は1回の手当は低いですが、勤務回数を増やしやすいのが特徴です。

手取り額の計算方法

額面給与から社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険)と所得税・住民税が差し引かれます。一般的に額面の80〜85%程度が手取りになります。

例:月収30万円の場合

  • 社会保険料:約4.5万円
  • 所得税・住民税:約1.5万円
  • 手取り:約24万円

施設形態別の夜勤専従の給料比較

施設形態によって夜勤1回あたりの給料や働き方が異なります。

施設形態 夜勤1回の相場 特徴
特別養護老人ホーム 26,000〜32,000円 利用者数が多く業務量も多いが、給料は高め。介護度が高い方が多い。
介護老人保健施設 25,000〜30,000円 看護師が常駐しており、医療面の安心感がある。リハビリ目的の利用者が多い。
有料老人ホーム 25,000〜33,000円 施設によって給料差が大きい。高級施設ほど高給の傾向。
グループホーム 22,000〜28,000円 利用者が少人数(9〜18人)で比較的落ち着いている。1人夜勤が多い。
サ高住(介護型) 23,000〜28,000円 比較的自立度の高い利用者が多く、業務負担は軽め。

雇用形態別の給料比較

夜勤専従の雇用形態によっても給料は異なります。

雇用形態夜勤1回の相場メリットデメリット
派遣社員28,000〜38,000円高時給、施設を選べる契約期間あり、ボーナスなし
パート・アルバイト22,000〜30,000円シフト自由度高いボーナス・昇給なし
契約社員24,000〜32,000円社会保険完備が多い契約更新の不安
正社員25,000〜35,000円安定、ボーナスあり求人が少ない

派遣は最も高時給ですが、契約期間があるため注意が必要です。安定を求めるなら正社員、高収入を優先するなら派遣がおすすめです。

エリア別の給料相場

都市部ほど給料が高い傾向があります。

エリア夜勤1回の相場
東京都28,000〜38,000円
神奈川・千葉・埼玉26,000〜33,000円
大阪・愛知25,000〜32,000円
地方都市22,000〜28,000円

東京都内では夜勤1回35,000円以上の高額求人も見られます。ただし、生活コストも高いため、手元に残る金額も考慮して検討しましょう。

夜勤専従の手取り計算シミュレーション

夜勤専従で実際にいくら手取りになるのか、税金・社会保険料を差し引いた具体的なシミュレーションを紹介します。

夜勤専従の手取りシミュレーション(介護福祉士・月10回夜勤)

項目金額
基本日給(16時間夜勤)×10回約220,000円
夜勤手当(8,000円×10回)80,000円
深夜割増(22時〜5時の25%増)含む
資格手当(介護福祉士)20,000円
月収合計(額面)約320,000円
健康保険・厚生年金・雇用保険▲約45,000円
所得税・住民税▲約15,000円
手取り約260,000円

日勤フルタイムとの比較

項目夜勤専従(月10回)日勤フルタイム(月22日)
出勤日数10日22日
額面月収約32万円約28万円
手取り約26万円約23万円
休日数約20日約8日

夜勤専従は出勤日数が半分以下で、手取りは3万円以上多いという効率の良さが最大のメリットです。ただし、体調管理には十分注意が必要です。

夜勤専従に支給される各種手当

夜勤専従の給料が高くなる理由は、複数の手当が加算されるためです。主な手当を解説します。

1. 深夜手当(法定)

22時〜翌5時の労働に対して、基本給の25%以上が割増される法定の手当です。夜勤専従は深夜帯の勤務が長いため、この手当が大きくなります。労働基準法で定められているため、どの施設でも必ず支給されます。

計算例:時給1,200円×7時間(22時〜翌5時)×1.25=10,500円

2. 夜勤手当(任意)

施設が独自に設定する手当で、1回あたり5,000〜8,000円が相場です。施設によっては1万円以上のところもあります。求人を探す際は、夜勤手当の金額をしっかり確認しましょう。高い施設を選ぶだけで、月収が数万円変わることもあります。

相場:5,000〜10,000円/回

3. 資格手当

介護福祉士などの資格を持っていると、毎月の給料に資格手当が加算されます。夜勤専従でも適用されることが多いです。資格取得は収入アップの最も確実な方法です。

資格手当相場(月額)取得難易度
介護福祉士10,000〜20,000円実務経験3年+試験合格
実務者研修3,000〜10,000円研修受講(約6ヶ月)
初任者研修1,000〜5,000円研修受講(約1ヶ月)

4. 処遇改善加算

介護職員の処遇改善を目的とした国の制度で、月1〜3万円程度が支給されます。施設によって支給方法(毎月or賞与時一括)が異なります。2024年からは「介護職員等ベースアップ等支援加算」も加わり、さらに月額数千円〜1万円程度が上乗せされる施設も増えています。

5. その他の手当

  • 通勤手当:交通費の全額または一部を支給(上限2〜5万円が多い)
  • 住宅手当:家賃の一部を補助(施設による、月1〜3万円程度)
  • 皆勤手当:欠勤なしの場合に支給(月5,000〜10,000円程度)
  • 扶養手当:配偶者や子どもがいる場合に支給

手当の確認ポイント

求人を見る際は、以下の点を必ず確認しましょう。

  • 夜勤手当は1回いくらか
  • 深夜手当は別途支給か、夜勤手当に含まれるか
  • 処遇改善加算はいくら、いつ支給されるか
  • 資格手当は月額いくらか

これらの手当が合計でいくらになるかを計算し、実際の月収をシミュレーションしてから応募することをおすすめします。

夜勤専従の働き方・勤務スケジュール

夜勤専従の働き方には、主に「ロング夜勤」と「ショート夜勤」の2種類があります。それぞれの特徴を解説します。

ロング夜勤(16時間勤務)

最も一般的な夜勤専従の勤務形態です。

  • 勤務時間:16:00〜翌9:00頃(約16〜17時間)
  • 休憩:2〜3時間(仮眠含む)
  • 月の勤務回数:10回程度
  • メリット:勤務回数が少なく、まとまった休みが取りやすい

ショート夜勤(8時間勤務)

勤務時間が短い分、勤務回数が多くなります。

  • 勤務時間:22:00〜翌7:00頃(約8〜9時間)
  • 休憩:1時間程度
  • 月の勤務回数:15〜20回程度
  • メリット:1回の負担が軽い、体力的に続けやすい

夜勤1回の流れ(ロング夜勤の場合)

時間業務内容
16:00出勤・日勤からの申し送り
17:00夕食準備・配膳・食事介助
18:30下膳・服薬介助・口腔ケア
20:00就寝介助・おむつ交換
21:00消灯・巡回開始
22:001回目の仮眠(交代制)
0:00おむつ交換・体位変換
2:002回目の仮眠(交代制)
4:00おむつ交換・巡回
6:00起床介助・更衣・トイレ誘導
7:00朝食準備・配膳・食事介助
8:30日勤への申し送り・記録作成
9:00退勤

夜勤専従の1ヶ月のスケジュール例(ロング夜勤・月10回)

日月火水木金土
休夜勤明け休休夜勤明け
休休夜勤明け休休夜勤
明け休休夜勤明け休休
夜勤明け休休夜勤明け休

ロング夜勤の場合、「夜勤→明け→休み」のサイクルが基本です。月の半分以上が休日になるため、プライベートの時間を確保しやすいのが特徴です。

雇用形態について

夜勤専従は非正規雇用(パート・契約社員・派遣)の求人が多いです。正社員の夜勤専従求人は少ないですが、社会保険完備で安定して働きたい方は探してみる価値があります。

夜勤専従のメリット・デメリット

夜勤専従の5つのメリット

1. 効率よく高収入を得られる

月10回程度の勤務で月収30万円以上を目指せます。日勤中心の介護職よりも年収が30〜100万円程度高くなるケースが多いです。

2. プライベートの時間が多い

月の半分以上が休日になるため、趣味や家族との時間、副業など、自分の時間を確保しやすいです。

3. 生活リズムが安定する

日勤と夜勤が混在するシフトと違い、夜勤だけなので生活リズムが一定になります。夜型の生活に慣れれば、体調管理がしやすくなる人もいます。

4. 人間関係のストレスが少ない

夜勤は少人数での勤務のため、日勤のような複雑な人間関係に悩まされにくいです。上司や家族対応も少なく、自分のペースで働けます。

5. ダブルワークがしやすい

平日昼間が自由になるため、別の仕事と掛け持ちすることも可能です。副業で収入をさらに増やすこともできます。

夜勤専従の4つのデメリット

1. 体力的な負担が大きい

16時間以上の勤務は体力を消耗します。夜間に働き続けることで、睡眠障害や慢性疲労を感じる人もいます。

2. 少人数での責任が重い

夜勤は1〜2人体制のことが多く、利用者様の急変時には自分で判断・対応する必要があります。精神的なプレッシャーを感じることも。

3. 友人・家族と予定が合わない

夜間に働くため、一般的な生活リズムの人とは予定が合わせにくくなります。土日祝日も勤務になることが多いです。

4. 正社員求人が少ない

夜勤専従はパート・契約社員・派遣の求人が中心で、正社員求人は限られています。雇用の安定を求める方にはデメリットになります。

夜勤専従経験者の声

「日勤と夜勤が混在していた頃は体調を崩しがちでしたが、夜勤専従になってからは生活リズムが安定し、むしろ体調が良くなりました。月10回の勤務で手取り25万円は満足しています。」

— 30代男性・介護福祉士・特養勤務

「子どもが小学校に行っている間は睡眠を取り、帰宅後は一緒に過ごせるのが嬉しいです。平日の学校行事にも参加できるので、夜勤専従を選んでよかったと思っています。」

— 40代女性・実務者研修修了・有料老人ホーム勤務

「派遣で夜勤専従をしています。1回35,000円の施設を紹介してもらい、月10回で35万円稼いでいます。自分の時間も多く、趣味の旅行にも行けるようになりました。」

— 20代男性・介護福祉士・派遣

夜勤専従で年収をアップさせる5つの方法

夜勤専従で年収をアップさせる方法のイラスト

夜勤専従でさらに収入を増やすための方法を紹介します。これらの方法を組み合わせることで、年収100万円以上のアップも可能です。

方法1:介護福祉士の資格を取得する

介護福祉士を持っていると、夜勤1回あたりの日給が2,000〜5,000円程度アップします。月10回の夜勤で月2〜5万円、年間では24〜60万円の差になります。実務経験3年以上あれば受験資格が得られるので、積極的に取得を目指しましょう。

資格取得支援制度がある施設も多く、受験対策講座の費用や試験費用を負担してくれるケースもあります。

方法2:夜勤手当の高い施設を選ぶ

施設によって夜勤手当には大きな差があります。1回5,000円の施設もあれば、1万円以上の施設もあります。転職時には夜勤手当の金額をしっかり確認し、条件の良い施設を選びましょう。

特養や有料老人ホームは比較的高い傾向があります。また、新設施設は人材確保のために手当を高く設定していることが多いです。

方法3:都市部で働く

東京都や神奈川県など都市部は、夜勤1回あたりの給料が地方より5,000〜10,000円高い傾向があります。通勤可能な範囲で、給料の高いエリアの求人を探してみましょう。

ただし、都市部は生活費も高いため、手元に残る金額を考慮することが重要です。

方法4:勤務回数を増やす

体力が許す範囲で、月の夜勤回数を増やすことで収入アップが可能です。月10回→12回にするだけで、月収が5〜6万円程度増えます。ただし、健康管理には十分注意しましょう。無理をして体調を崩しては本末転倒です。

方法5:派遣で高時給を狙う

派遣社員は直接雇用より時給が高い傾向があります。夜勤専従の派遣求人では、1回30,000円以上の高額案件も見られます。派遣会社に登録して、条件の良い求人を紹介してもらうのも一つの方法です。

複数の派遣会社に登録することで、より多くの求人情報を得ることができます。

年収アップのシミュレーション

条件月収年収
無資格・月10回・地方22万円264万円
介護福祉士・月10回・地方28万円336万円
介護福祉士・月10回・都市部33万円396万円
介護福祉士・月12回・都市部40万円480万円
介護福祉士・派遣・都市部・月10回38万円456万円

上記のように、条件を変えるだけで年収が200万円以上変わることもあります。自分に合った方法で収入アップを目指しましょう。

夜勤専従の給料に関するよくある質問

Q. 夜勤専従で月30万円稼ぐことはできますか?

可能です。介護福祉士の資格を持ち、夜勤1回28,000〜30,000円の施設で月10〜11回勤務すれば、月収30万円以上を達成できます。都市部や高給の施設を選ぶことで、さらに収入を増やせます。

Q. 夜勤1回35,000円以上の求人はありますか?

あります。東京都内を中心に、夜勤1回35,000円以上の高額求人も存在します。ただし、業務量が多い施設や、介護福祉士限定などの条件がある場合が多いです。派遣の場合は特に高額案件が見つかりやすい傾向があります。

Q. 無資格でも夜勤専従で働けますか?

働けます。無資格OKの夜勤専従求人もあります。ただし、資格がある人と比べて給料は低くなります。働きながら資格取得を目指すことで、収入アップが可能です。

Q. 夜勤専従で正社員になれますか?

正社員の夜勤専従求人は少ないですが、存在します。社会保険完備で安定して働きたい方は、正社員募集の求人を探してみましょう。ただし、多くの夜勤専従求人はパート・契約社員・派遣です。

Q. 夜勤専従と日勤の掛け持ちはできますか?

可能です。夜勤専従で月10回勤務し、別の施設で日勤のパートをするダブルワークをしている人もいます。ただし、体力面での負担が大きいため、無理のない範囲で行いましょう。

Q. 夜勤手当と深夜手当の違いは何ですか?

深夜手当は法律で定められた割増賃金(22時〜翌5時の労働に25%以上の割増)で、必ず支払われます。夜勤手当は施設が独自に設定するもので、金額は施設によって異なります。両方が支給されることで、夜勤の給料が高くなります。

Q. 夜勤専従は体力的にきついですか?

個人差があります。16時間勤務は確かに長いですが、仮眠時間があり、勤務回数は月10回程度です。日勤と夜勤が混在するシフトより体調管理がしやすいと感じる人も多いです。最初は辛くても、夜型の生活リズムに慣れると楽になるケースが多いです。

Q. 夜勤専従に向いている人はどんな人ですか?

以下のような方に向いています。

  • 夜型の生活リズムが合う人
  • 効率よく稼ぎたい人
  • プライベートの時間を大切にしたい人
  • 少人数で落ち着いて働きたい人
  • ダブルワークを考えている人

Q. 夜勤専従の求人はどこで探せますか?

介護専門の求人サイト(カイゴジョブ、ミラクス介護など)や派遣会社で探せます。「夜勤専従」で検索すると専門の求人が見つかります。派遣会社に登録すると、高時給の夜勤専従求人を紹介してもらえることも多いです。

Q. 夜勤専従でも処遇改善加算はもらえますか?

はい、もらえます。処遇改善加算は雇用形態に関係なく、介護職員であれば支給対象です。夜勤専従のパートや派遣でも、施設が処遇改善加算を取得していれば支給されます。月1〜3万円程度が相場です。

関連する公的データ(本文の補足)

夜勤・残業の実態データから見るポイント

介護職全体で見ると、深夜勤務が「ある」人の割合は25.6%です(令和6年度)。ただしこの数字は働く場所で大きく変わります。下表のとおり、入所・居住系では6割超が夜勤ありなのに対し、通所・訪問系では1割台にとどまります。「介護=夜勤」ではなく、事業形態の選択で夜勤の有無はほぼ決まります。

事業形態深夜勤務が「ある」割合
居住系(グループホーム等)67.9%
施設系(入所型)64.5%
訪問系12.8%
施設系(通所型)12.1%

夜勤のある人の1か月あたりの回数は平均5.2回で、最も多い層は「5〜6回」の37%です。月の夜勤回数が分かれば、夜勤手当の総額もおおよそ見積もれます。介護職員の給与は毎月の手当が97,980円と基本給192,660円の半分規模を占めるため、求人票の夜勤手当単価×想定回数がこの手当枠のどれだけを占めるかを逆算すると、基本給の厚みまで見えてきます。

残業の実態も押さえておくと比較しやすくなります。1週間の平均残業は1.7時間で、「残業なし」が56.6%と過半数です。夜勤の負担と残業の少なさはトレードオフになりやすく、シフトを比べるときは夜勤回数・残業時間・休日数をセットで見るのが現実的です。

手当や賞与は事業所ごとの差が大きい領域です。公的統計の平均値を基準線にすると、高い・低いを感覚だけで判断しにくくなります。

夜勤専従は「夜勤1回あたりの単価×月の回数」で月収が決まる働き方で、ここで示す月給・常勤の平均値(日勤と夜勤を組み合わせた働き方が中心)とは収入の構造が異なります。求人を比べるときは単価×回数を月収に換算してから平均値と並べると、条件の良し悪しを見誤りません。

額面の月給から税・社会保険料が引かれた手取りは、額面のおおむね8割前後が目安です。公的統計が示すのは額面のため、求人票の月給を見たら社会保険料・所得税・住民税の控除後でいくら残るかを別に見積もる必要があります。

出典: 介護労働安定センター 令和6年度介護労働実態調査(令和6年10月実施)(事業所9,044件・労働者21,325人)。深夜勤務の有無・回数は労働者調査 図表18-1-1〜18-2-1、残業は図表16-3-1。給与内訳は厚生労働省 令和6年度介護従事者処遇状況等調査(令和6年9月時点)。割合は複数回答を含む項目があり、合計は100%になりません。調査ごとに母集団・集計定義が異なるため、数値は水準の目安として参照してください。

まとめ

介護夜勤専従の給料について、ポイントをまとめます。

給料の相場

  • 夜勤1回あたり:22,000〜35,000円
  • 月収(月10回勤務):22〜35万円
  • 年収:264〜420万円
  • 手取り:月18〜30万円程度

給料を左右する要素

  • 保有資格(介護福祉士で+2〜5万円/月)
  • 勤務エリア(都市部ほど高い)
  • 施設形態(特養・有料老人ホームが高め)
  • 雇用形態(派遣が最も高時給)
  • 勤務回数(10回→12回で+5〜6万円/月)

夜勤専従のメリット

  • 効率よく高収入を得られる(日勤より年収30〜100万円アップ)
  • プライベートの時間が多い(月の半分以上が休日)
  • 生活リズムが安定する(日勤・夜勤混在より楽な場合も)
  • 人間関係のストレスが少ない(少人数勤務)
  • ダブルワークがしやすい(平日昼間が自由)

夜勤専従のデメリット

  • 体力的な負担(16時間の長時間勤務)
  • 少人数での責任(急変時の対応)
  • 友人・家族と予定が合わない
  • 正社員求人が少ない

年収アップの方法

  • 介護福祉士の資格を取得する
  • 夜勤手当の高い施設を選ぶ
  • 都市部で働く
  • 派遣で高時給を狙う
  • 勤務回数を増やす(無理のない範囲で)

こんな人に夜勤専従はおすすめ

夜勤専従は、効率よく稼ぎたい方やプライベートの時間を大切にしたい方に最適な働き方です。夜型の生活が苦にならない方、少人数で落ち着いて働きたい方にも向いています。

資格取得や施設選びを工夫することで、さらに収入アップを目指せます。まずは求人サイトや派遣会社で、条件に合った夜勤専従の求人を探してみましょう。

参考文献・出典

  • [1]
    令和5年賃金構造基本統計調査- 厚生労働省

    都道府県別・職種別の賃金データ

  • [2]
    令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果- 厚生労働省

    介護職員の平均給与額・処遇改善加算の算定状況

  • [3]
    令和5年度 介護労働実態調査結果について- 公益財団法人 介護労働安定センター

    介護労働者の賃金・就業実態

  • [4]
    介護職員数の推移の更新(令和5年分)- 厚生労働省

    介護職員数の推移データ

医療・健康情報に関する免責事項

本記事は、介護現場で働く方および介護職への転職を検討される方に向けた一般的な情報提供を目的としており、 個別の症状に対する医学的な診断・治療を行うものではありません。

ご本人・ご家族の症状やケア方法について判断が必要な場合は、必ず医師・看護師・薬剤師・言語聴覚士・理学療法士・作業療法士等の有資格者にご相談ください。 介護保険サービスの利用判断についてはケアマネジャー、行政手続きについては各市区町村の窓口にお問い合わせください。

掲載情報は公開時点の各種公的資料・業界資料に基づき作成していますが、最新の制度・診療ガイドライン等と異なる場合があります。

公開日: 2026年1月3日最終更新: 2026年6月13日

執筆者

介護のハタラクナカマ編集部

編集部

介護業界の転職・キャリア情報を発信。厚生労働省の公的データと現場の声をもとに、介護職で働く方・転職を検討する方に役立つ情報をお届けしています。

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グループホーム夜勤専従のリアル|1ユニット9名・宿直・コール対応・給料相場まで実情解説

認知症対応型グループホームで夜勤専従として働く実情を一次データで解説。1ユニット9名の人員配置基準、夜勤と宿直の違い、夜間支援体制加算、夜勤手当相場、月収シミュレーション、向いている人まで網羅。

サ高住の夜勤はどう働く?一般型・介護型の体制と夜勤手当・1日の流れ

2026/4/28

サ高住の夜勤はどう働く?一般型・介護型の体制と夜勤手当・1日の流れ

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の夜勤を最新データで解説。一般型は緊急通報のみで配置義務なし、介護型は夜間1人以上配置の差、夜勤手当4,000〜6,000円の相場、巡回・コール対応・看取りまでナイトケア実務を医労連2025・厚労省R6資料で網羅。</meta_description> <parameter name="status">draft

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介護現場のTips

  • 夜勤明けは光・食事・カフェインの順序で体内時計を戻す|仮眠の長さより帰宅後の設計

    夜勤専従で崩れやすいのは「仮眠の長さ」より夜勤明け帰宅後の過ごし方の順序です。同じ時間眠っても、帰宅後の光と食事の扱いで翌日の体調が大きく変わります。現場で続けやすい組み立ては次の順番です。

    • 帰り道の強い光を遮る: 夜勤明けの朝日は体内時計に「朝が来た」と強く伝えてしまう。サングラスや帽子で目に入る光量を落としてから帰ると、帰宅後に寝つきやすい。
    • 帰宅後すぐに本格的な食事をとらない: 明けの空腹で重い食事をとると消化で眠りが浅くなる。軽めに済ませ、仮眠後の起床時にしっかり食べると、胃腸のリズムも昼型に寄せやすい。
    • 仮眠は遮光して短く区切る: 部屋を暗くして2〜3時間で起き、午後はあえて日光を浴びる。明けの日に長く寝だめすると、次の出勤前夜に眠れず連続夜勤の谷で消耗する。
    • カフェインは夜勤後半で止める: 明けに飲むコーヒーは帰宅後の仮眠を妨げる。眠気対策は夜勤の中盤までに前倒しするのが、明けの体調を守るコツ。

    夜勤専従は「明けの一日をどう設計するか」で持続できるかが決まります。仮眠時間そのものより、光・食事・カフェインのタイミングを固定化して、体が迷わないリズムを作るのが長く続けている人の共通点です。体調の崩れが続く場合は無理をせず、医療機関に相談してください。

  • 夜勤専従+日勤スポットで年収380万円を作る|確定申告で漏らしがちな経費3項目

    夜勤専従は月10〜12回(手取り22〜26万円)が標準だが、空いた平日にデイサービスの単発派遣を入れる『夜勤+スポット日勤』モデルなら年収380〜420万円が射程に入る。気をつけたいのが副業側を業務委託で受けた場合の確定申告だ。

    介護現場で見落とされがちな経費は①ユニフォーム・上履きの実費、②勉強会・研修参加費、③医療系書籍とeラーニング購読料の3項目で、合計で年5〜8万円規模になる。給与所得(夜勤専従)と雑所得(スポット)を合算する際、雑所得側の経費は領収書を残しておけば全額控除対象になる。

    注意点として、副業の月収が8.8万円を超える月が続くと社会保険の同月加入条件に触れるため、夜勤シフトと副業日数のバランスは月末に必ず棚卸しすること。

  • 夜勤入り前の仮眠は16〜18時に2時間で切る|深部体温リズムで夜勤中盤の眠気を抑える

    夜勤明けの仮眠は語られがちですが、現場で失敗しやすいのは夜勤入り前の方です。21時開始のシフトなら、仮眠は16〜18時の2時間がベスト。理由は体温リズムにあります。

    深部体温は1日のうち17〜19時に最も高く、その直後は寝つきがよくなる時間帯です。さらに夜勤の眠気のピークは深夜2〜4時。ここに合わせて体温が下がる前に短い睡眠を入れておくと、深夜帯の集中力が保てます。

    • 19時以降に眠ると睡眠が深くなりすぎ、出勤時にだるさが残る
    • 15時より前は深部体温が下がっておらず寝つけない
    • 2時間を超えるとレム睡眠サイクルに入り、起きられない・夜勤中ぼーっとする

    アラームは終了30分前に1回鳴らし、目覚めて15分は照明と冷水で交感神経を立ち上げると、出勤時の判断力が落ちません。夜勤前のカフェインは仮眠の直前に200ml以内が現場の鉄則です。

  • 夜勤明けの仮眠は「90分以内」で切る|睡眠サイクルを利用して翌日の体内時計を守る

    16時間夜勤や2交代夜勤明けの仮眠は、90分以内(ノンレム→レム1サイクル)か4.5時間(3サイクル)のどちらかに切るのがコツ。中途半端な2〜3時間仮眠は深いノンレム睡眠中に起きることになり、起床後の倦怠感(睡眠慣性)が翌日の出勤まで尾を引く。

    • パターンA(短時間派):帰宅後すぐ60〜90分仮眠→明るい場所で過ごす→21〜22時に通常就寝。翌日の体内時計を守れる
    • パターンB(深く寝る派):帰宅後3〜4.5時間仮眠→15時前に起きる→夕食を軽く・21時就寝。連続夜勤後の回復向け
    • 禁忌:帰宅後のカフェイン摂取、ブルーライト浴び続け、5時間以上の仮眠は夜眠れず翌日のシフトに影響

    厚労省「健康づくりのための睡眠指針2023」も交代勤務者は仮眠時間を明確に区切ることを推奨。睡眠負債を翌週に持ち越さない自分なりのパターンを早めに確立すると、夜勤専従でも長く続けられる。

  • 夜勤専従の手取りシミュレーション|額面32万円なら実質25〜26万円

    夜勤専従の求人で「月収32万円」と書かれていても、手取りはおよそ25〜26万円。額面と手取りの差は7万円前後で、内訳は所得税・住民税・健康保険・厚生年金・雇用保険。月10回夜勤の場合、1回あたりの実質手取りは2.5万円前後と覚えておくと求人比較が早い。

    注意したいのは社会保険料の階段。標準報酬月額が28万円→30万円→32万円の境界をまたぐと、保険料の月額が片側で1,500〜3,000円跳ね上がる。残業や時間外で月収が境界をまたぐと、翌年9月に保険料が上がり、結果として手取りが伸び悩む現象が起きる。

    • 住民税は前年所得ベース。1年目より2年目のほうが手取りが減るので、初年度に貯金しておくのが鉄則
    • 夜勤手当が「割増賃金」扱いか「固定手当」扱いかで残業代の単価が変わる。求人票で必ず確認
    • 常勤夜勤専従は厚生年金加入だが、登録ヘルパー型の夜勤専従は国保+国民年金で手取りが3〜4万円増えるケースもある
介護夜勤専従の給料相場|月収・年収と手取り額を解説
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