
介護福祉士の受験資格とは?4つの取得ルートを徹底解説
介護福祉士国家試験の受験資格を徹底解説。実務経験ルート・養成施設ルート・福祉系高校ルート・EPAルートの4つの取得方法と、それぞれのメリット・デメリットを詳しく紹介します。
「介護福祉士の資格を取りたいけど、自分は受験できるの?」「実務経験は何年必要?」「働きながらでも取れる?」「費用はどのくらいかかる?」
介護福祉士国家試験の受験資格は複雑で、取得ルートによって必要な条件が大きく異なります。特に現場で働いている方にとって、実務経験ルートの要件を正確に理解することは非常に重要です。
介護福祉士は介護分野で唯一の国家資格であり、取得すると資格手当による給与アップ、キャリアアップ、転職での優遇など、多くのメリットがあります。2024年度の合格率は約80%と、しっかり準備すれば十分合格を目指せる試験です。
この記事では、介護福祉士国家試験の受験資格について、4つの取得ルート別に必要な条件を徹底解説します。2025年最新の制度情報も踏まえ、あなたに最適な取得方法を見つけましょう。
この記事でわかること:
- 介護福祉士国家試験の4つの受験ルートと必要条件
- 実務経験ルートの詳細要件(経験年数・実務者研修など)
- 各ルートのメリット・デメリット比較
- 働きながら最短で資格を取る方法
- 2025年度の試験スケジュールと出題科目
- 受験資格に関するよくある疑問と回答
介護福祉士国家試験とは?基本情報を確認
介護福祉士は、介護分野で唯一の国家資格です。社会福祉士及び介護福祉士法に基づき、専門的な知識と技術を持って介護を行う専門職として位置づけられています。2024年時点で約190万人が登録しており、介護業界の中核を担う存在です。
介護福祉士国家試験の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験実施 | 年1回(筆記:1月下旬、実技:3月上旬) |
| 試験形式 | 筆記試験(125問・マークシート)+ 実技試験 |
| 試験時間 | 午前110分(68問)+ 午後110分(57問) |
| 合格基準 | 総得点の60%程度 + 全科目群で得点 |
| 合格率 | 約70〜85%(近年の傾向) |
| 受験手数料 | 18,380円 |
| 登録免許税 | 9,000円(合格後の登録時) |
2025年度(第37回)試験スケジュール
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 受験申込期間 | 2024年8月上旬〜9月上旬 |
| 筆記試験 | 2025年1月下旬(日曜日) |
| 実技試験 | 2025年3月上旬(日曜日) |
| 合格発表 | 2025年3月下旬 |
※正確な日程は公益財団法人社会福祉振興・試験センターの公式発表をご確認ください。
筆記試験の出題科目
筆記試験は以下の11科目群から出題されます。
| 科目群 | 科目名 | 問題数目安 |
|---|---|---|
| 1 | 人間の尊厳と自立、介護の基本 | 16問 |
| 2 | 人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術 | 8問 |
| 3 | 社会の理解 | 12問 |
| 4 | 生活支援技術 | 26問 |
| 5 | 介護過程 | 8問 |
| 6 | こころとからだのしくみ | 12問 |
| 7 | 発達と老化の理解 | 8問 |
| 8 | 認知症の理解 | 10問 |
| 9 | 障害の理解 | 10問 |
| 10 | 医療的ケア | 5問 |
| 11 | 総合問題 | 12問 |
介護福祉士を取得するメリット
介護福祉士資格を取得すると、以下のようなメリットがあります:
- 給与アップ:資格手当(月1〜3万円程度)が支給される施設が多い
- キャリアアップ:リーダーや管理職への昇進に有利
- 転職に有利:求人の幅が広がり、好条件の職場を選びやすい
- 専門性の証明:介護のプロとしての信頼性が高まる
- さらなる資格取得:ケアマネジャー受験の基礎資格になる
- 処遇改善加算:有資格者として処遇改善加算の配分で優遇される
受験資格が必要な理由
介護福祉士国家試験は、誰でも受験できるわけではありません。一定の教育や実務経験を経て、介護の基礎知識と技術を身につけた人だけが受験できる仕組みになっています。
これは、介護福祉士が利用者の生活や命に関わる専門職であり、十分な準備なしに資格を取得することは望ましくないためです。
介護福祉士になる4つのルート

介護福祉士の受験資格を得るには、主に4つのルートがあります。それぞれの特徴と必要条件を詳しく見ていきましょう。
1. 実務経験ルート(最も多い取得方法)
現場で働きながら資格取得を目指す、最も一般的なルートです。受験者の約9割がこのルートで受験しています。
| 必要条件 | 詳細 |
|---|---|
| 実務経験 | 3年以上(従業期間1,095日以上、従事日数540日以上) |
| 研修 | 実務者研修(450時間)の修了 |
| 実技試験 | 免除(実務者研修修了により) |
メリット:働きながら取得可能、費用を抑えられる
デメリット:最短でも3年かかる、仕事と勉強の両立が必要
2. 養成施設ルート(専門学校・短大など)
介護福祉士養成施設(専門学校、短期大学、大学など)を卒業するルートです。
| 入学資格 | 修業年限 | 特徴 |
|---|---|---|
| 高校卒業 | 2年以上 | 最も一般的な養成施設 |
| 福祉系大学等卒業 | 1年以上 | 一部科目免除あり |
| 社会福祉士養成施設等卒業 | 1年以上 | 一部科目免除あり |
メリット:体系的に学べる、実習が充実、就職サポートあり
デメリット:学費が必要(200〜300万円程度)、通学が必要
3. 福祉系高校ルート
福祉系高等学校または特例高等学校を卒業するルートです。
| 学校種別 | 修業年限 | 実技試験 |
|---|---|---|
| 福祉系高校(新カリキュラム) | 3年 | 免除 |
| 福祉系高校(旧カリキュラム) | 3年 | 必要 |
| 特例高校 | 3年 + 実務経験9ヶ月 | 必要 |
メリット:高校卒業と同時に受験資格取得、若いうちからキャリアスタート
デメリット:進路選択が早期に必要
4. 経済連携協定(EPA)ルート
インドネシア、フィリピン、ベトナムからの外国人介護福祉士候補者向けのルートです。
| 必要条件 | 詳細 |
|---|---|
| 母国での資格 | 看護学校卒業または介護士認定 |
| 日本での研修 | 日本語研修 + 介護導入研修 |
| 実務経験 | 日本の介護施設で3年以上 |
ルート別の受験者割合
| ルート | 受験者割合 | 合格率目安 |
|---|---|---|
| 実務経験ルート | 約90% | 70〜75% |
| 養成施設ルート | 約5% | 85〜90% |
| 福祉系高校ルート | 約4% | 80〜85% |
| EPAルート | 約1% | 50〜60% |
実務経験ルートの詳細要件
介護現場で働いている方の多くが選ぶ実務経験ルート。その詳細な要件を確認しましょう。
実務経験の計算方法
実務経験は「従業期間」と「従事日数」の両方で判定されます。
| 条件 | 必要数 | 計算方法 |
|---|---|---|
| 従業期間 | 1,095日以上 | 在職期間(休職・産休含む) |
| 従事日数 | 540日以上 | 実際に介護業務に従事した日数 |
注意点:
- 従業期間と従事日数は同時に満たす必要がある
- 複数の施設での経験を合算可能
- パート・アルバイトの経験もカウント可能
- 受験年度の3月31日までに条件を満たせばOK(見込み受験可能)
従業期間と従事日数の違い
混同しやすい2つの条件を詳しく説明します。
| 項目 | 従業期間 | 従事日数 |
|---|---|---|
| 定義 | 雇用契約が続いている期間 | 実際に介護業務を行った日数 |
| 有給休暇 | 含む | 含まない |
| 産休・育休 | 含む | 含まない |
| 病気休職 | 含む | 含まない |
| 研修参加日 | 含む | 含まない(介護業務なし) |
例:週3日のパート勤務で3年間働いた場合
- 従業期間:1,095日以上 → ◎クリア
- 従事日数:週3日×52週×3年=468日 → ×不足(540日必要)
このケースでは、従事日数が足りないため受験資格を満たしません。もう少し勤務を続ける必要があります。
対象となる施設・事業所
実務経験として認められる主な施設・事業所は以下の通りです。
| 分野 | 対象施設・事業所 |
|---|---|
| 介護保険施設 | 特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護医療院 |
| 居宅サービス | 訪問介護、通所介護(デイサービス)、短期入所 |
| 地域密着型 | グループホーム、小規模多機能型居宅介護 |
| 障害福祉 | 障害者支援施設、居宅介護、重度訪問介護、生活介護 |
| 医療機関 | 病院・診療所の療養病床、介護療養病床 |
| 有料老人ホーム | 介護付・住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅 |
対象とならない業務・施設
以下の業務や施設は実務経験として認められません:
- 事務職、調理員、運転手、清掃員などの介護業務以外の職種
- ボランティア活動
- 家族の介護
- 介護保険の対象外施設での業務(一部例外あり)
- 介護タクシーの運転業務のみ
- 配食サービスのみの業務
実務者研修について
実務経験ルートでは、実務者研修の修了が必須です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 研修時間 | 450時間(保有資格により一部免除) |
| 受講期間 | 約6ヶ月(通信+通学) |
| 費用 | 10〜20万円(スクールにより異なる) |
| 修了要件 | 全カリキュラム修了 + 修了評価合格 |
| 修了期限 | 受験年度の12月31日まで |
保有資格による研修時間の免除
| 保有資格 | 免除時間 | 必要受講時間 | 費用目安 |
|---|---|---|---|
| 無資格 | 0時間 | 450時間 | 15〜20万円 |
| 介護職員初任者研修 | 130時間 | 320時間 | 10〜15万円 |
| ホームヘルパー2級 | 130時間 | 320時間 | 10〜15万円 |
| 介護職員基礎研修 | 400時間 | 50時間 | 3〜5万円 |
| ホームヘルパー1級 | 355時間 | 95時間 | 5〜8万円 |
実務者研修スクールの選び方
実務者研修を提供するスクールは多数あります。選ぶ際のポイントを紹介します。
- 通学のしやすさ:自宅や職場から通いやすい場所にあるか
- 振替制度:欠席時に別日に振り替えられるか
- 費用と分割払い:無理なく支払えるか、分割対応はあるか
- 修了率・合格実績:サポート体制が整っているか
- 資格取得支援:介護福祉士試験対策講座があるか
実務経験証明書の取得
受験申込時には、実務経験証明書が必要です。
- 勤務先(または過去の勤務先)に発行を依頼
- 複数施設の場合は各施設から取得
- 退職した施設でも発行義務あり
- 早めの依頼が重要(発行に2〜4週間かかる場合も)
- 書式は公益財団法人社会福祉振興・試験センターのWebサイトからダウンロード
各ルートのメリット・デメリット比較

4つのルートにはそれぞれ特徴があります。自分の状況に合った最適なルートを選びましょう。
ルート別の総合比較
| 項目 | 実務経験 | 養成施設 | 福祉系高校 |
|---|---|---|---|
| 期間 | 3年以上 | 2年 | 3年 |
| 費用 | 10〜20万円 | 200〜300万円 | 高校学費 |
| 働きながら | ◎可能 | △難しい | ×不可 |
| 合格率 | 70〜75% | 85〜90% | 80〜85% |
| 実技試験 | 免除 | 免除 | 条件付免除 |
| 収入 | 働きながら収入あり | 学業専念 | 学業専念 |
実務経験ルートが向いている人
- すでに介護現場で働いている人
- 学費をかけずに資格を取りたい人
- 収入を得ながら資格取得したい人
- 実践的な経験を積みながら学びたい人
- 転職せずにキャリアアップしたい人
注意点:実務経験3年を満たすまで受験できないため、最短でも3年かかります。計画的に実務者研修の受講を進めましょう。
養成施設ルートが向いている人
- 高校卒業後すぐに介護福祉士を目指す人
- 体系的にしっかり学びたい人
- 就職サポートを受けたい人
- 時間的な余裕がある人
- 奨学金や学費支援制度を利用できる人
注意点:学費が高額ですが、介護福祉士等修学資金貸付制度を利用すれば、5年間勤務で返済免除になる自治体もあります。
福祉系高校ルートが向いている人
- 中学生のうちに介護の道を決めている人
- 高校卒業と同時に介護福祉士として働きたい人
- 早くからキャリアをスタートさせたい人
- 18歳で国家資格を取得したい人
費用比較の詳細
| ルート | 費用内訳 | 総額目安 |
|---|---|---|
| 実務経験 | 実務者研修10〜20万円 + 受験料1.8万円 + 登録料0.9万円 | 15〜25万円 |
| 養成施設 | 学費200〜300万円 + 受験料1.8万円 + 登録料0.9万円 | 200〜300万円 |
| 福祉系高校 | 高校学費 + 受験料1.8万円 + 登録料0.9万円 | 学校による |
時間効率の比較
| ルート | 資格取得までの期間 | その間の収入 |
|---|---|---|
| 実務経験 | 3年以上 | 給与収入あり(年300〜400万円程度) |
| 養成施設 | 2年 | アルバイト程度 |
| 福祉系高校 | 3年 | なし |
実務経験ルートは期間は長くなりますが、3年間で900〜1,200万円の収入を得ながら資格取得できる点が大きなメリットです。総合的に見ると、現場経験と収入を両立できる実務経験ルートが多くの方にとって現実的な選択肢となっています。
介護福祉士の受験資格に関するよくある質問
介護福祉士の受験資格に関するよくある質問
Q1. パートやアルバイトでも実務経験として認められますか?
A. はい、認められます。雇用形態に関係なく、介護業務に従事していれば実務経験としてカウントされます。ただし、従事日数が少ないと「540日以上」の条件を満たすまで時間がかかる点に注意が必要です。週3日勤務の場合、約3年半〜4年かかる計算になります。
Q2. 複数の施設での経験は合算できますか?
A. はい、合算できます。転職や派遣で複数の施設を経験している場合も、すべての実務経験を合算できます。ただし、各施設から実務経験証明書を取得する必要があります。過去に勤務した施設すべてに連絡を取る必要があるため、早めに準備を始めましょう。
Q3. 派遣社員の場合、実務経験は認められますか?
A. はい、認められます。派遣社員として介護施設で働いた経験も実務経験になります。実務経験証明書は派遣会社(派遣元)から発行してもらいます。派遣先ではなく派遣元に依頼する点に注意してください。
Q4. 退職した施設の実務経験証明書は発行してもらえますか?
A. はい、発行してもらえます。施設には証明書発行の義務があるため、退職後でも依頼すれば発行してもらえます。ただし、発行に2〜4週間かかる場合があるので早めに依頼しましょう。倒産した施設の場合は、社会福祉振興・試験センターに相談してください。
Q5. 介護職員初任者研修を持っていると有利ですか?
A. はい、実務者研修の免除があります。初任者研修修了者は実務者研修が130時間免除され、320時間で修了できます。費用と時間の両方で有利になります。まだ取得していない方は、先に初任者研修を取得してから実務者研修を受講することをおすすめします。
Q6. 実務経験が3年に満たなくても受験できますか?
A. 見込み受験が可能です。受験年度の3月31日までに実務経験要件を満たす見込みであれば、「実務経験見込み」として受験申込ができます。ただし、3月31日までに要件を満たさなかった場合は合格が取り消されますので、計算は慎重に行いましょう。
Q7. 無資格でも実務者研修を受講できますか?
A. はい、受講できます。実務者研修は無資格でも受講可能です。ただし、無資格の場合は450時間のフルカリキュラムを受講する必要があり、費用も15〜20万円程度かかります。
Q8. 実務者研修はいつまでに修了すればいいですか?
A. 受験年度の12月31日までに修了が必要です。1月の筆記試験に間に合うよう、計画的に受講を進めましょう。修了まで約6ヶ月かかるため、遅くとも6月頃には受講を開始することをおすすめします。
Q9. 外国人でも介護福祉士を取得できますか?
A. はい、取得できます。在留資格があり、受験資格を満たしていれば外国人でも受験可能です。EPAルート以外にも、技能実習や特定技能からのルートもあります。試験問題にはふりがなが付いており、試験時間の延長措置もあります。
Q10. 介護福祉士の資格に有効期限はありますか?
A. いいえ、ありません。介護福祉士は一度取得すれば終身資格です。更新手続きや継続研修の義務はありません(ただし、登録事項の変更届は必要です)。ケアマネジャーのような更新制度はないため、取得後も安心して働き続けられます。
Q11. 介護福祉士を取得したらケアマネジャーを受験できますか?
A. はい、受験資格の一つになります。介護福祉士として5年以上の実務経験を積むと、ケアマネジャー(介護支援専門員)の受験資格が得られます。キャリアアップを目指す方にとって、介護福祉士は重要なステップです。
Q12. 試験に不合格だった場合、実務者研修はやり直しですか?
A. いいえ、やり直す必要はありません。実務者研修の修了証に有効期限はないため、一度修了すれば何度でも受験できます。不合格の場合は翌年以降に再受験してください。受験手数料(18,380円)は毎回必要です。
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まとめ:自分に合ったルートで介護福祉士を目指そう
この記事では、介護福祉士国家試験の受験資格について詳しく解説しました。
重要ポイントの振り返り
- 4つの取得ルート:実務経験・養成施設・福祉系高校・EPA
- 実務経験ルートが最も一般的(受験者の約9割)
- 実務経験ルートは3年以上の経験 + 実務者研修修了が必要
- 働きながら取得するなら実務経験ルートがおすすめ
- 費用を抑えたい場合も実務経験ルートが有利(15〜25万円程度)
各ルートの選び方
| こんな方に | おすすめルート |
|---|---|
| すでに介護現場で働いている | 実務経験ルート |
| 高校卒業後すぐに資格を取りたい | 養成施設ルート |
| 中学生で介護の道を決めている | 福祉系高校ルート |
| 費用を抑えて資格を取りたい | 実務経験ルート |
| 体系的にしっかり学びたい | 養成施設ルート |
合格後の流れ
介護福祉士国家試験に合格したら、以下の手続きが必要です。
- 合格証書の受け取り:試験センターから合格証書が届きます
- 登録申請:試験センターに登録申請書類を提出
- 登録免許税の納付:9,000円(収入印紙)
- 登録手数料の納付:3,320円
- 登録証の交付:申請から約1ヶ月で届きます
登録を完了してはじめて「介護福祉士」と名乗ることができます。合格後は速やかに登録手続きを行いましょう。
資格取得後のキャリアパス
介護福祉士を取得した後は、さらなるキャリアアップの道が開けます。
- リーダー・主任:チームをまとめる役割、給与アップ
- 介護長・施設長:施設運営に携わる管理職
- ケアマネジャー:5年以上の経験で受験資格取得
- 認知症ケア専門士:認知症ケアの専門家として活躍
- サービス提供責任者:訪問介護事業所の要職
- 生活相談員:入退所調整、家族対応を担当
これから資格取得を目指す方へ
介護福祉士は、介護分野で唯一の国家資格であり、取得することで給与アップやキャリアアップにつながります。
特に実務経験ルートは、働きながら収入を得つつ資格取得を目指せる点が大きな魅力です。まずは実務者研修の受講計画を立て、計画的に準備を進めましょう。
受験に向けたスケジュール例(実務経験ルート)
| 時期 | やるべきこと |
|---|---|
| 入職時 | 実務経験の計算開始、初任者研修の取得検討 |
| 入職2年目 | 実務者研修の受講開始(6月頃まで) |
| 入職3年目 | 実務者研修修了、受験申込(8〜9月) |
| 1月 | 筆記試験 |
| 3月 | 合格発表、登録手続き |
資格取得後は、より好条件の職場への転職や、ケアマネジャーなどさらなるキャリアアップも視野に入れられます。介護福祉士を第一歩として、充実した介護キャリアを築いてください。
このトピックの基本ページ

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