東京都内の介護職シフト・勤務形態ガイド|23区と多摩で違う働き方
介護職向け

東京都内の介護職シフト・勤務形態ガイド|23区と多摩で違う働き方

東京都の介護職シフトは2交代16時間夜勤が主流で、夜勤手当1回6,000〜10,000円が相場。23区は電車通勤が40%で通勤時間が長く、多摩は自家用車36%で職住近接。施設タイプ別シフトや夜勤回数、通勤とシフトの関係まで、東京都で介護職として働く前に知っておきたい勤務実態を解説します。

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この記事のポイント

東京都の介護職シフトは、施設系で2交代制16時間夜勤が約9割を占め、夜勤手当は1回6,000〜10,000円が相場です(全国平均5,000〜8,000円より高水準)。夜勤回数は月4〜6回が一般的で、23区は電車通勤40%・通勤時間40分超が多く、多摩は自家用車36%で職住近接の傾向があります。デイ・訪問なら夜勤なしの日勤シフトも選べます。

目次

東京都の介護資源スコア

介護施設・サービス全体

6,804

65歳以上1万人あたり

21.16

介護資源スコア

7

全国順位44位 / 47都道府県
65歳以上人口3,215,000
75歳以上1万人あたり36.27
指標の見方65歳以上人口1万人あたりの施設・サービス数が多いほど、地域内で比較できる候補が多い目安になります。

東京都の介護施設・サービス全体は6,804件です。65歳以上人口1万人あたりでは21.16件で、47都道府県中44位、介護資源スコアは7です。

介護職の働き方を見るときは、地域に候補となる事業所がどれだけあるかも、求人比較や職場選びの現実感に関わります。絶対数は多くても、高齢者人口比で見ると介護資源は相対的に薄めです。近隣市区町村や別サービス種別まで範囲を広げる判断が重要になります。

※ 出典: 施設数は厚生労働省「介護サービス情報公表システム」オープンデータ(2025年12月末時点)に基づく本サイト施設DB、人口は総務省統計局 人口推計(2024年10月1日現在)(2024年)。人口は千人単位の公表値を人単位に換算しており、施設数は公開データの登録状況により変動します。

介護職の全国給与データから見るポイント

本サイトが保有する都道府県別給与データでは、介護職全体の全国平均は月給26.4万円、年収368万円です。手当・待遇の記事では、平均額だけでなく「地域差」と「施設タイプ差」を分けて見ることが重要です。手当や賞与は事業所ごとの差が大きい領域です。公的統計の平均値を基準線にすると、高い・低いを感覚だけで判断しにくくなります。

県別では上位の東京都が月給31.8万円、下位の長崎県が月給23.6万円で、月給差は約8.2万円あります。

順位都道府県平均月給平均年収
1東京都31.8万円435万円
2神奈川県31.4万円441万円
3奈良県28.6万円388万円
4兵庫県28.6万円385万円
5滋賀県28.5万円390万円
順位施設タイプ平均月給平均年収
1特別養護老人ホーム36.2万円434万円
2有料老人ホーム36.1万円433万円
3介護老人保健施設35.3万円424万円
4訪問介護35.0万円420万円
5小規模多機能型居宅介護30.5万円366万円
6グループホーム30.2万円362万円
7デイサービス29.4万円353万円

出典: 都道府県別給与は厚生労働省「賃金構造基本統計調査」系データ、施設タイプ別給与は介護従事者処遇状況等調査系データに基づく本サイト集計。調査の母集団・定義が異なるため、表同士を単純比較せず、給与を見る切り口として分けて掲載しています。

東京で介護職を探すなら、まずシフトと通勤を知ろう

東京都で介護職の求人を探していると、「夜勤はどれくらいあるのか」「シフトはどう組まれているのか」「通勤に無理のない範囲で働けるのか」といった疑問にぶつかる人は多いでしょう。特に東京は全国でも人手不足が深刻で、シフトの組み方や夜勤負担が職場によって大きく異なります。

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査」によると、介護職員の平均月給は約33.8万円で、その約29%は夜勤手当や処遇改善手当で構成されています。つまり、シフト(特に夜勤を含むかどうか)によって月収が大きく変わるのが介護職の特徴です。東京では夜勤手当が全国平均より高水準に設定されやすく、シフトを「どう組み合わせて働くか」が収入とライフスタイルを左右します。

本記事では、東京都の介護職シフトの実態を、2交代・3交代の違い、施設タイプ別の勤務パターン、夜勤回数・手当相場、23区と多摩エリアのシフト傾向、通勤事情との関係まで、公的データと一次ソースをもとに整理します。東京で自分に合った働き方を選ぶための判断材料として活用してください。

東京都の介護職シフトの特徴

2交代制(16時間夜勤)が主流

東京都内の入所系施設(特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・グループホームなど)では、2交代制の16時間夜勤が主流です。日本医労連「2023年介護施設夜勤実態調査」では、全国の回答施設の89.3%が2交代制を採用しており、そのうち約87%が16時間以上の長時間夜勤となっています。東京都も同様の構成で、一般的なシフトは次のとおりです。

  • 日勤:9:00〜18:00(実働8時間)
  • 早番:7:00〜16:00
  • 遅番:11:00〜20:00
  • 夜勤:17:00〜翌10:00(休憩2時間、実働14〜16時間)

2交代の16時間夜勤は「夜勤明け+公休」で2日休めるため連休を作りやすい反面、1勤務が長く身体負担は大きくなります。仮眠室が整備されていない施設も全国で36.4%に上り、東京都内でも中小規模の民間施設では休憩環境に差があります。

3交代制・4交代制を導入する大規模病院系・特養

医療機関併設の介護施設や、一部の大規模特養では3交代制(日勤・準夜勤・深夜勤の各8時間)を採用しています。東京都内では東京都健康長寿医療センター併設施設や、大学病院系の介護医療院などで3交代制が見られます。3交代制は1勤務8時間で体力負担が軽い一方、生活リズムが不規則になりやすく「準夜明け→翌朝深夜」のような組み方では拘束時間が長くなります。

人手不足が深刻でシフト穴埋めが頻発

東京都福祉局「第8期高齢者保健福祉計画に向けた介護人材対策の方向性について」によれば、東京都全体で人材不足の要因として「シフト勤務や夜勤等の不規則勤務を敬遠」が55.0%と高い割合で挙げられています。区中央部・区西南部では「介護業界以外への転職者増加」がさらに上位に来ており、結果として残った職員にシフト負担が集中しやすい構造になっています。

通所系・訪問系は日勤中心

デイサービスやデイケア、訪問介護(日中訪問中心の事業所)は、基本的に夜勤がなく日勤のみのシフトです。東京都は単身高齢者世帯が多く、通所・訪問系の事業所数も全国トップクラスで、日勤希望者の選択肢が比較的豊富にあります。

23区と多摩エリアのシフト傾向比較(独自分析)

東京都は一括りにされがちですが、23区と多摩エリアでは介護職のシフト実態に明確な違いがあります。当サイトでは、東京都福祉局の介護人材対策調査データと通勤手段・通勤時間の分布をもとに、エリア別のシフト傾向を独自に整理しました。

通勤手段の違いがシフト受容度を規定する

東京都福祉局の調査では、介護職員の通勤手段は区中央部で電車・バス55.1%、自転車23.5%に対し、西多摩では自家用車72.3%、自転車26.4%と真逆の構成です。これはシフトの組み方にも直接影響します。

  • 23区:電車通勤が中心のため、早番(朝7時出勤)や夜勤明け(翌朝10時退勤)の時間帯はラッシュ直撃。通勤時間40〜60分以上の職員も26.8%を占め、シフト開始時刻に対する準備時間(起床〜出勤)が長くなる。
  • 多摩:自家用車通勤が主流で、渋滞はあっても時間の読みが立てやすい。職住近接(圏域内居住70〜82%)で早番・遅番の負担が相対的に軽い。

23区は「夜勤手当の高さ」、多摩は「シフトの安定」

区中央部・区西南部の特養や有料老人ホームでは、人手不足対応のため夜勤手当を1回8,000〜12,000円に引き上げる施設が増えています。一方、西多摩・南多摩では夜勤手当5,000〜7,000円が中心ですが、シフト表が2週間以上前に確定する傾向があり、欠員補充のための急な呼び出しが少ない職場が多いです。

表:23区 vs 多摩エリアのシフト特性比較

項目23区多摩エリア
主な通勤手段電車・バス(約40〜55%)自家用車(36〜72%)
通勤時間40分超の割合26〜35%13〜20%
夜勤手当の相場6,000〜10,000円(一部12,000円)5,000〜7,000円
シフト穴埋め頻度多い(急な呼び出しあり)比較的少ない
日勤のみ求人の数選択肢豊富限定的
夜勤明け通勤の負担ラッシュ直撃で大車通勤で軽減可能

つまり、「稼ぎたい・夜勤歓迎」なら23区、「安定したシフトで長く働きたい」なら多摩、という選び分けが成り立ちます。ライフステージや家族構成によって、どちらのシフト環境が合うかは変わってきます。

施設タイプ別シフト(特養・デイ・訪問・サ高住)

特別養護老人ホーム(特養)

東京都内の特養は入居者のほぼ全員が要介護3以上で、24時間介護が必須です。シフトは2交代制16時間夜勤が中心で、夜勤回数は月4〜5回が一般的。夜勤手当は1回5,000〜8,000円が多く、都内の大規模法人では9,000〜10,000円のケースもあります。早番・日勤・遅番・夜勤の4パターンで組まれる施設が多く、固定勤務ではなく不規則なローテーションになります。

介護老人保健施設(老健)

老健は医療的ケアを伴うため夜勤負担が特養より大きく、夜勤手当も1回7,000〜10,000円と高めです。東京都内では看護師と介護職の連携でワンオペを避ける体制を組む施設もあり、身体負担は軽減傾向にあります。夜勤回数は月4〜6回が目安です。

デイサービス・デイケア

通所介護は夜勤なし・日勤のみで、一般的に8:30〜17:30または9:00〜18:00の固定シフト。日曜休み・土曜半日営業の事業所も多く、プライベートとの両立がしやすい勤務形態です。東京都の通所事業所数は全国トップクラスで、日勤希望者の選択肢は豊富です。ただし、月給は夜勤手当がない分、特養より月3〜5万円低い傾向があります(厚労省「令和5年賃金構造基本統計調査」に基づく比較)。

訪問介護

訪問介護のシフトは、登録ヘルパーなら1日2〜6時間の自由シフトで働くことも可能。常勤の場合は8:30〜17:30の日勤が中心ですが、早朝訪問(7時〜)や夕方訪問(〜20時)の手当がつく場合もあります。東京都は単身高齢者が多く、訪問介護のニーズが高いエリアです。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)・住宅型有料老人ホーム

サ高住や住宅型有料では、夜勤ありの施設とないの施設に分かれます。夜勤ありの場合、2交代16時間夜勤+月3〜4回が多く、夜勤手当は6,000〜10,000円。入居者の要介護度が特養より低めな分、夜間の身体介助業務は比較的落ち着いているケースが多いです。

グループホーム

認知症対応型の9人1ユニットで、東京都内でも小規模事業所が中心。夜勤は1人体制(ワンオペ)が7割弱(日本医労連2023年調査)で、夜勤回数月4〜5回、手当5,000〜7,000円が一般的です。利用者と深く関わりたい人向けですが、夜間の孤独な勤務が負担になる場合もあります。

東京都の夜勤回数と夜勤手当相場

夜勤回数の全国分布(2025年最新調査)

介護求人ナビが2025年12月に実施したアンケート(n=515)によれば、月1回以上夜勤がある介護職は全体の41.5%で、夜勤なしで働く人のほうがやや多数です。夜勤がある人の夜勤回数の分布は次のとおりです。

  • 月1〜2回:約15%
  • 月3〜4回:約25%
  • 月5〜6回:約28%(最多)
  • 月7〜8回:約18%
  • 月9〜10回:約8%
  • 月11回以上:約6%

東京都内でも月5〜6回が最多で、正社員の平均的な夜勤負担といえます。パート・アルバイトで夜勤専従の場合、月9〜10回以上のケースも多くなります。

夜勤手当の相場(全国と東京都)

夜勤手当の全国相場は1回5,000〜8,000円で、レバウェル介護(旧きらケア)のアンケートでは「5,000〜6,999円」が31.1%、「7,000〜8,999円」が30.0%と拮抗しています。東京都の場合、人件費が高く人手不足が深刻なため、全国平均より1,000〜2,000円高い水準が一般的です。

施設タイプ夜勤手当(東京都の相場)夜勤回数の目安
特養6,000〜10,000円月4〜5回
老健7,000〜10,000円月4〜6回
グループホーム5,000〜7,000円月4〜5回
サ高住・住宅型有料6,000〜10,000円月3〜4回
医療機関併設施設8,000〜12,000円月4〜6回

夜勤専従なら東京で月収30万円超も可能

東京都内の夜勤専従求人では、パートで1回20,000〜25,000円(8時間夜勤)、ロング夜勤で25,000〜28,000円の日給が相場です(レバウェル介護調査)。月10回入れば月収25万〜30万円超も狙える水準で、短期間でまとまった収入を得たい人に向いた働き方です。ただし、夜勤明けの疲労蓄積で体調管理が難しくなる点には注意が必要です。

労働基準法上の深夜割増も忘れずに確認

労働基準法第37条4項により、22:00〜翌5:00の時間帯は通常賃金の25%以上の割増が義務付けられています。求人票の夜勤手当に深夜割増が含まれているか、別途支給されるかは必ず確認しましょう。特に月給制の場合、みなし残業の範囲や夜勤手当の内訳でトータル収入が変わります。

東京都で日勤のみ求人を選ぶ実態

「夜勤は避けたい」という希望は介護職全体で根強く、東京都福祉局の調査でも人材確保の課題として「シフト勤務や夜勤等の不規則勤務を敬遠」が55.0%と上位に挙がっています。日勤のみで働けるかどうかはシフト選びの最重要ポイントの1つです。

日勤のみ求人が多い職場タイプ

  • デイサービス・デイケア:基本的に朝〜夕方の固定シフト。日曜休み・年末年始休みの事業所が多い
  • 訪問介護(日中訪問のみ):登録ヘルパー・正社員いずれも日勤が中心
  • 居宅介護支援事業所(ケアマネ):平日日中勤務が標準
  • ショートステイ(日勤のみ配置):夜勤は夜勤専従スタッフに任せる施設あり
  • 有料老人ホームの日勤限定ポジション:夜勤免除制度を明記している施設

メリット:生活リズムを崩さず長く働ける

  • 毎日同じ時間に起床・就寝できる
  • 家族との生活リズムが合う(子育て・介護との両立)
  • 夜勤明けの疲労蓄積がない
  • 休日の計画が立てやすい

デメリット:収入は夜勤あり正社員より下がる

  • 夜勤手当(月2〜5万円)がないため月収が低い
  • デイや訪問は処遇改善加算の区分によって基本給差も出る
  • 人気職場で競争率が高く、経験者優遇の傾向

日勤のみ+高待遇を狙うコツ

東京都内で「日勤のみ」を選びつつ年収を確保するには、次の3つがポイントです。

  1. 介護福祉士など上位資格を取得:資格手当で月1〜2万円上乗せ
  2. 大規模法人・医療法人の日勤職を狙う:賞与実績が4ヶ月前後と安定
  3. 居住支援特別手当がある施設:東京都独自の処遇改善で月1〜2万円追加

東京都は住宅手当・家賃補助制度を持つ法人も多く、基本給以外の手当で日勤のみでも月給28〜32万円を実現する道筋があります。

通勤時間とシフト希望の関係(独自見解)

東京都で介護職のシフトを選ぶうえで、見落とされがちなのが「通勤時間がシフト適性を決める」という視点です。東京都福祉局の通勤時間分布データから当サイトで読み解くと、通勤時間別にシフトの向き・不向きが浮かび上がります。

通勤20分未満(全体の約46%):あらゆるシフトに対応しやすい

  • 早番(7:00出勤)も起床5:30で負担軽
  • 夜勤明けもすぐ自宅で休める
  • 急なシフト変更・呼び出しにも対応可能
  • 職住近接エリア:北区・荒川区・足立区・多摩地域

通勤20〜40分(全体の約25%):標準的な条件

  • ほとんどのシフトが許容範囲
  • ただし早番や夜勤明けのラッシュには注意
  • 勤務先選びの自由度が高いゾーン

通勤40〜60分(全体の約27%):夜勤中心シフトがおすすめ

  • 夜勤なら1日の勤務で2日分休める効率性
  • 早番・遅番の毎日通勤は体力消耗が大きい
  • 区中央部・区西南部で勤務する23区外居住者に多い層

通勤60分以上(全体の約10%):夜勤専従か近隣への転居検討を

  • 2交代勤務を毎日はハードルが高い
  • 夜勤専従(月10回程度)なら通勤頻度を抑えられる
  • 居住支援特別手当がある施設なら転居メリット大

夜勤明け通勤の落とし穴

夜勤明け(翌朝10時頃退勤)は、一見すると「ラッシュを避けられる」イメージがありますが、実際は16時間拘束後の疲労状態で電車に乗ることになります。居眠りによる乗り過ごし、立ちくらみ、注意力低下による駅階段での転倒リスクなど、健康上のリスクは無視できません。23区の電車通勤者にとって、夜勤の翌日にしっかり休める体制を確保することは、長く介護職を続けるうえで重要な条件です。

転職時は「通勤時間×シフトパターン」の組み合わせで、自分に合った働き方を逆算することをおすすめします。

東京都で自分に合うシフトを選ぶコツ

1. 求人票で確認すべき5つのシフト項目

  1. 夜勤体制:2交代か3交代か、ワンオペか複数体制か
  2. 夜勤手当の内訳:深夜割増を含むか、別途支給か
  3. シフト表の確定時期:前月15日までに確定する施設は計画的。1週間前しか出ない施設はリスク
  4. 仮眠室の有無:長時間夜勤で仮眠室なしは体力的に厳しい
  5. シフト希望の通りやすさ:月何回まで希望を出せるか面接で確認

2. 面接で聞いておくべき質問例

  • 「月の夜勤回数の上限はありますか」
  • 「直近3ヶ月の平均的なシフト例を見せていただけますか」
  • 「急な欠員が出た場合、どのように穴埋めしていますか」
  • 「夜勤明けの翌日が公休になる運用ですか」

3. 子育て・介護との両立なら日勤固定シフトを優先

保育園送迎や家族介護と両立するなら、日勤固定(シフト制でも夜勤免除)が組める職場を選びましょう。東京都内では子育て中の職員向けに「夜勤免除制度」「時短正社員制度」を設ける法人が増えています。デイサービス・訪問介護・居宅介護支援は両立しやすい職場タイプの代表です。

4. 稼ぎたいなら「夜勤専従」または「夜勤回数多め+処遇改善加算Ⅰ」

年収を最大化するなら、夜勤専従(月10回×20,000〜25,000円=20〜25万円の夜勤収入)か、2交代勤務+夜勤月6回+処遇改善加算Ⅰ取得施設の組み合わせが有効です。東京都の大規模医療法人・社会福祉法人では、処遇改善加算Ⅰ(最大加算率)を取得している施設が多く、月給ベースで2〜3万円の上乗せが期待できます。

5. 派遣・紹介予定派遣でシフト実態を見極める

東京都の介護派遣時給は1,500〜2,000円で、夜勤1回あたり25,000〜35,000円の高時給案件もあります。派遣で現場のシフト実態を確認してから正社員化するルートは、ミスマッチを避けたい人に有効です。

東京都の介護職シフトに関するよくある質問

Q1. 東京都で夜勤なし・日勤のみの介護職求人はどのくらいありますか?

デイサービス・訪問介護・居宅介護支援事業所を中心に、東京都内で日勤のみの介護職求人は数万件規模で存在します。indeedやスタンバイなどの求人サイトでは「日勤のみ」「夜勤なし」で絞り込めば、23区・多摩ともに多数ヒットします。ただし人気が高く、経験者優遇・介護福祉士優遇の傾向があります。

Q2. 2交代の16時間夜勤と3交代の8時間夜勤、どちらがきついですか?

体力負担は2交代のほうが大きい一方、勤務日数は少なくなります。3交代は1勤務8時間で体は楽ですが、生活リズムが複雑で休日感覚がつかみにくいと感じる人もいます。東京都内では2交代16時間夜勤が主流で、3交代は大規模病院系・医療機関併設施設などに限られます。自分の体力と生活リズム優先度で選びましょう。

Q3. 夜勤明けは必ず翌日休みになりますか?

法律上の義務はありませんが、2交代制の場合は運用上「夜勤明け+公休」で2連休となる施設が一般的です。ただし人手不足の施設では「夜勤明け→翌日早番」のような変則シフトが発生することもあり、面接時の確認が重要です。厚生労働省のガイドラインでは、勤務間インターバルを11時間以上確保することが推奨されています。

Q4. 東京都で夜勤専従として月収30万円超は狙えますか?

狙えます。夜勤専従パートの場合、1回20,000〜25,000円の日給で月10回勤務すれば20〜25万円、さらに早朝手当や資格手当を合わせれば月28〜32万円が現実的です。契約社員夜勤専従なら月200,000〜300,000円の求人もあり、手取り換算で25万円前後になります(レバウェル介護調査)。

Q5. 23区と多摩、シフトが組みやすいのはどちらですか?

短期的に高収入を狙うなら23区、長く安定的に働きたいなら多摩、というのが当サイトの分析です。23区は夜勤手当が高いもののシフト変動が多く、多摩は夜勤手当はやや低めでもシフトが安定しやすい傾向があります。通勤手段(電車か車か)と通勤時間のバランスも含めて検討しましょう。

Q6. シフト制でも有給休暇は取れますか?

労働基準法で定められているため、シフト制でも有給休暇は取得可能です。東京都福祉局の調査では介護職員の有給取得率は全国平均よりやや高く、大規模法人ほど計画的付与制度を導入しています。ただし人手不足の事業所では「希望日通りに取れない」という声もあり、有給取得率を求人票や面接で確認することをおすすめします。

Q7. 東京都の介護職で週休3日制の求人はありますか?

2024年以降、介護職の週休3日制を導入する東京都内の法人が増えています。2交代制を活用して1日10時間勤務×週4日のパターンや、夜勤シフト中心で休日を増やすパターンがあります。まだ少数ですが、ワークライフバランス重視派には選択肢が広がっています。

参考文献・出典

まとめ|東京都の介護職シフト選びは「エリア×施設タイプ×通勤」で決まる

東京都の介護職シフトは、全国の平均像とは異なる特徴を持っています。2交代16時間夜勤が約9割を占める一方、夜勤手当は全国平均より1,000〜2,000円高く、夜勤専従なら月収30万円超も現実的です。

記事のポイントおさらい

  • 東京都の入所系施設は2交代制16時間夜勤が主流、夜勤回数は月4〜6回
  • 夜勤手当は特養6,000〜10,000円、老健7,000〜10,000円、医療併設8,000〜12,000円
  • 23区は電車通勤40%超・夜勤手当高め・シフト変動多め
  • 多摩は自家用車通勤36%超・職住近接・シフト安定傾向
  • 通勤時間40分超なら夜勤中心シフト、20分未満ならどのシフトにも対応可能
  • 日勤のみで働くならデイ・訪問・居宅介護支援が選択肢
  • 夜勤明け通勤の疲労は健康リスク、長く続けるならシフト設計が重要

自分に合うシフトを見つける第一歩として

「夜勤ありで稼ぎたい」「日勤のみで家庭と両立したい」「派遣で高時給を狙いたい」など、目指す働き方は人それぞれです。東京都内でシフト希望に合う職場を見つけるには、自分の優先順位(収入・生活リズム・通勤)を明確にして求人を比較することが大切です。

まずは働き方診断で、あなたに向いた介護職のシフト・施設タイプをチェックしてみませんか?数問の質問に答えるだけで、夜勤あり/なし、施設タイプ、エリアの向き不向きがわかります。東京都内の求人を効率よく絞り込む出発点としてご活用ください。

執筆者

介護のハタラクナカマ編集部

編集部

介護業界の転職・キャリア情報を発信。厚生労働省の公的データと現場の声をもとに、介護職で働く方・転職を検討する方に役立つ情報をお届けしています。

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