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📑目次

  1. 01ダブルケアの現状と、この記事でわかること
  2. 02ダブルケア人口と年齢層|約25万人、中心は30〜40代
  3. 03ダブルケアで起きる典型的な困りごと10選
  4. 04時間管理の工夫|家族会議からカレンダー共有まで
  5. 05育児休業・介護休業・子の看護等休暇・介護休暇の違い
  6. 06ダブルケアで使える経済的支援制度
  7. 07相談窓口とダブルケアカフェ|心を守るつながり方
  8. 08キャリアと両立する5つの実務ステップ
  9. 09ダブルケアのよくある質問
  10. 10参考資料・出典
  11. 11まとめ:ダブルケアは「ひとりで頑張る課題」ではない
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ダブルケア(育児×介護)の乗り切り方|時間・お金・心の対処法

ダブルケア(育児×介護)の乗り切り方|時間・お金・心の対処法

育児と親の介護を同時に担う「ダブルケア」。約25万人と推計される実態、時間管理、育児・介護休業などの制度、経済的支援、相談窓口、キャリア両立のコツまで、家族がすぐ動ける対処法を整理します。

ポイント

ダブルケアの乗り切り方:答えの要点

結論:育児と介護を同時に担う「ダブルケア」を乗り切る鍵は、(1)ひとりで抱え込まない体制づくり、(2)使える制度・休暇をセットで申請、(3)お金と時間を「見える化」して意思決定を早めるの3点です。内閣府の推計では、ダブルケアを担う人は全国で約25万人(女性約17万人・男性約8万人)、平均年齢は男女とも40歳前後で、30〜40代が全体の約8割を占めます。

  • 制度を重ねて使う:育児休業・介護休業・子の看護等休暇・介護休暇は、それぞれ別制度として同時並行で取得できます。2025年10月施行の改正で、子の看護等休暇は小学校3年修了前までに拡大。
  • お金の入口を押さえる:児童手当・介護保険(要介護認定)・高額介護サービス費・自治体のダブルケア支援助成を同時申請するのが基本線。
  • 相談窓口は1つに絞らない:地域包括支援センター(親の介護)+子育て世代包括支援センター(育児)+ダブルケアカフェ(ピア相談)の三点セットで抜け漏れを防ぎます。
  • キャリアは「降りる」より「組み替える」:フルタイム離職は離職者の17.5%(女性)に達しますが、短時間勤務・在宅勤務・時差出勤を組み合わせる方が長期の家計・年金に有利です。

この記事では、ダブルケア人口の最新データ、典型的な困りごと、時間とお金のやりくり、相談窓口、キャリア両立まで、一般家庭の家族介護者が今日から動けるステップで整理します。

📑目次▾
  1. 01ダブルケアの現状と、この記事でわかること
  2. 02ダブルケア人口と年齢層|約25万人、中心は30〜40代
  3. 03ダブルケアで起きる典型的な困りごと10選
  4. 04時間管理の工夫|家族会議からカレンダー共有まで
  5. 05育児休業・介護休業・子の看護等休暇・介護休暇の違い
  6. 06ダブルケアで使える経済的支援制度
  7. 07相談窓口とダブルケアカフェ|心を守るつながり方
  8. 08キャリアと両立する5つの実務ステップ
  9. 09ダブルケアのよくある質問
  10. 10参考資料・出典
  11. 11まとめ:ダブルケアは「ひとりで頑張る課題」ではない

ダブルケアの現状と、この記事でわかること

子どもがまだ小さいのに、親の物忘れが増え、要介護認定の申請を考え始めた——。晩婚化・晩産化と親世代の高齢化が重なり、育児と介護を同時に担う「ダブルケア」に直面する家庭が静かに増えています。保育園の送り迎えと病院付き添いが重なる週、夜泣きと夜間せん妄が同じ夜に起きる週、仕事を早退して子どもの発熱と親の転倒対応に走る週。どれも「頑張れば回る」ようで、実は制度・お金・人手のどれかが欠けると、家族のだれかが燃え尽きます。

内閣府男女共同参画局「育児と介護のダブルケアの実態に関する調査」では、ダブルケアを担う人は推計で約25万人(女性約17万人、男性約8万人)。15歳以上人口のおよそ0.2%、育児者の2.5%、介護者の約4.5%にあたります。平均年齢は男女とも40歳前後で、30〜40代が全体の8割。働き盛りで住宅ローンや教育費のピークと重なる世代が中心です。

この記事は、介護職の方向けではなく「家族として親をケアしながら子育てもしている、あるいはこれから直面する一般家庭の読者」を対象にしています。ダブルケアで起きる典型的な困りごとを整理し、時間のやりくり・使える休業制度と休暇制度の違い・経済的支援・相談窓口・仕事との両立のコツまでを一本の記事にまとめました。読み終えるころには、次の1週間で「どの窓口に連絡し、どの書類を揃えるか」が決まる状態を目指します。

ダブルケアは珍しい状況ではなく、制度と地域資源を組み合わせれば十分に乗り切れるテーマです。ひとりで抱えないための最初の一歩を、ここから一緒に見ていきましょう。

ダブルケアを担う人はどれくらいいる?

内閣府男女共同参画局が2016年に公表した「育児と介護のダブルケアの実態に関する調査」は、現時点で最も網羅的な公的推計です。ここでは全国の人口・世帯・年齢構成を押さえ、「自分だけが特別な状況ではない」ことを数字で確認します。

全国推計:約25万人、女性が約7割

指標人数・割合出典
ダブルケアを行う人口(全国)約25万3千人内閣府「育児と介護のダブルケアの実態に関する調査」
うち女性約16万8千人(66.3%)同上
うち男性約8万5千人(33.7%)同上
15歳以上人口に占める割合約0.2%同上
育児を行う人のうちダブルケア該当約2.5%同上
介護を行う人のうちダブルケア該当約4.5%同上

平均年齢は男性40.0歳・女性39.3歳で、育児のみの人より4〜5歳高く、介護のみの人より20歳程度若いという中間的な位置にあります。つまりダブルケア世代は「子育てが終わっていないのに親の介護が前倒しで来た」という構造で、キャリア・家計・介護認定の経験値すべてが不足した状態で対応を迫られることになります。

年齢構成:30〜40代が約8割

年齢階級男性女性
15〜29歳約8%約10%
30〜39歳約45%約48%
40〜49歳約37%約34%
50歳以上約10%約8%

30〜40代が男女とも約8割。住宅ローン返済や子どもの教育費、管理職への昇進など、ライフイベントが集中する時期とちょうど重なります。

手助けの得にくさ:女性のほうが孤立しやすい

同調査では、ダブルケアを担う男性の約半数は配偶者から「ほぼ毎日」手助けを得ているのに対し、女性では4人に1人にとどまります。就業への影響も非対称で、「業務量や労働時間を減らした」人は男性で約2割・女性で約4割、離職して無職になった人は男性2.6%に対して女性17.5%と大きな差があります。ダブルケアはジェンダーの問題でもあり、家族内での役割再配分が最初の対策になります。

人口動態から見た将来像

この推計は2012年の就業構造基本調査をベースにしており、その後の晩婚化・晩産化、団塊世代の後期高齢者化(2025年以降)を考えると、ダブルケア該当者は今後さらに増える方向です。政府の少子化対策と介護政策が別々に議論されがちな中で、「重なり領域」として自治体のダブルケア支援事業が徐々に整備されつつあります。

ダブルケアでよく起きる10の困りごと

どれか1つではなく、複数が同時に押し寄せるのがダブルケアの特徴です。自分の家庭がどのパターンに近いかをチェックし、優先順位を決める手がかりにしてください。

  1. スケジュールが二重三重にぶつかる:保育園行事・通院・ケアマネ訪問・仕事の会議が同じ週・同じ時間帯に集中し、どれか1つを犠牲にしないと回らない。
  2. 急な呼び出しが連鎖する:子どもの発熱で保育園から呼び出し→その日の夜に親が転倒で救急搬送、といった「連続イベント」で有給休暇が一気に消える。
  3. 家計の現金流出が同時に発生:おむつ代(乳幼児+大人用)、通園送迎のガソリン代、介護用品、デイサービス自己負担、病院タクシー代が毎月重なる。
  4. 住居の条件が合わない:子育て優先で選んだマンションに手すりや段差対策がなく、親を引き取るには改修が必要。逆に親の家に同居すると通園・通学が遠くなる。
  5. 情報の宛先が分散する:保育園・学校・小児科・かかりつけ医・地域包括・ケアマネ・役所と連絡先が多く、紙とLINEと電話を使い分けるうちに重要な連絡を見落とす。
  6. 睡眠と食事が削られる:夜泣き・夜間排泄介助・認知症の夜間徘徊が重なると、慢性的な睡眠不足に陥りメンタルヘルスが悪化する。
  7. きょうだい・配偶者との温度差:「見える家事・介護」だけで分担を議論すると、通院同行や書類作成など「見えない仕事」を担う人が疲弊する。
  8. キャリアの停滞と離職リスク:異動・昇進・転勤の打診に「親の介護が…」と言い出しにくく、評価が下がる、もしくは自ら辞職を選んでしまう。
  9. 子どもへの説明・ヤングケアラー化:きょうだいのうち年長の子が家事や祖父母の見守りを担わされ、学業や友人関係に影響が出る(いわゆるヤングケアラー)。
  10. 自分自身の健康・通院の後回し:乳がん検診・歯科・持病の通院を「今は時間がない」と先送りし、数年後に大きな疾患として表面化する。

ポイント:10項目のうち3つ以上に当てはまったら、すでに家族システムが過負荷状態です。個人の努力でカバーし続けるのではなく、次章以降の制度・窓口を組み合わせて「外注」する段階に入ったと考えてください。

ダブルケアの時間管理:家族会議とカレンダー共有で回す

ダブルケアで最初にやるべきは、気合いで頑張ることではなく「情報と予定を家族で1枚にする」ことです。次の手順で、1〜2週間以内に運用開始できます。

ステップ1:現状の時間棚卸し(1日分)

  1. 紙でもスマホでも良いので、直近の平日1日と休日1日について、30分刻みで実際に何をしていたかを書き出す。
  2. 「育児関連」「介護関連」「家事」「仕事」「自分時間」の5色で塗り分ける。
  3. 自分時間が0の日が週の半分以上を占めていたら、赤信号として配偶者・きょうだいと共有する。

ステップ2:家族会議で役割を再配分する

  1. 配偶者、同居家族、きょうだい、必要なら親本人を集めて月1回の家族会議を設定する。対面が難しければオンライン会議で15分だけでも定例化する。
  2. 「育児・介護・家事」の主要タスクをリスト化し、主担当(P)・副担当(S)・緊急時対応(E)を割り振る。
  3. 通院同行、役所手続き、ケアマネとの連絡係、保育園PTA、学校行事参加、日々の買い物など見えにくい仕事も必ず書き出す。
  4. 経済的負担(親の介護費・子どもの教育費)もここで共有し、兄弟姉妹で案分ルールを決める。

ステップ3:共有カレンダーを1本に統一する

  1. Googleカレンダーや家族共有アプリ(TimeTree等)で、子どもの予定・親の予定・仕事の予定を同じカレンダーに重ねる。
  2. 色分けルールは「子ども=青、親=赤、仕事=黒、自分=緑」のようにシンプルに。
  3. ケアマネ訪問・通院・保育園行事は、判明次第その日のうちに登録し、配偶者にも自動共有する。
  4. 重なった日は「どちらを夫婦どちらが担うか」を1週間前に決定する運用を徹底する。

ステップ4:ルーチンの外注と自動化

  1. ネットスーパー・生協宅配・食材ミールキットで、買い物と献立決定を週3〜5回分まとめて外注する。
  2. ファミリーサポート、自治体子育て短期支援、病児保育に事前登録しておき、緊急時に即使える状態を作る。
  3. 家事代行・シルバー人材センターの家事援助・洗濯乾燥機・食洗機・ロボット掃除機で、ダブルケアの山場の3〜5年を乗り切るための投資を検討する。

ステップ5:見直しのタイミング

  1. 親の介護度、子どもの学年、自分の仕事(異動・昇進・産休復帰)のいずれかが変わったら役割を再配分する。
  2. 3カ月に1度、家族会議で「うまくいっていないこと3つ」を出し合い、1つずつ改善する。

時間管理は「個人の生産性ハック」ではなく、家族というチームの運営として捉えるのがダブルケア版の正解です。

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4つの休業・休暇制度を正しく重ねて使う

ダブルケア家庭が真っ先に押さえるべきは、育児・介護休業法に定められた4つの制度です。それぞれ目的・期間・賃金の扱いが異なり、同じ人が4つすべてを並行して使うことが可能です。

4制度の比較表

制度対象者期間・日数賃金給付金申出
育児休業 原則1歳未満の子を育てる労働者(延長で最長2歳まで) 最長で子が1歳(保育所不承諾等で2歳)まで。父母ともに取得すれば「パパ・ママ育休プラス」で1歳2カ月まで 原則無給(就業規則による) 雇用保険から育児休業給付金:開始6カ月は賃金の67%、以降50% 原則1カ月前までに書面で申出
出生時育児休業(産後パパ育休) 子の出生後8週間以内の父(養親含む) 4週間以内(28日)、2回まで分割可 原則無給 出生時育児休業給付金:賃金の67%(2025年度以降、条件を満たせば実質80%相当の上乗せあり) 原則2週間前までに申出
介護休業 要介護状態の対象家族を介護する労働者 対象家族1人につき通算93日、3回まで分割取得可 原則無給 雇用保険から介護休業給付金:賃金の67% 原則2週間前までに書面で申出
子の看護等休暇 小学校3年修了前までの子を養育する労働者(2025年10月改正で拡大) 子1人につき年5日、2人以上で年10日。時間単位取得可 原則無給(有給扱いの企業もあり) なし 当日申出可
介護休暇 要介護状態の対象家族を介護する労働者 対象家族1人につき年5日、2人以上で年10日。時間単位取得可 原則無給 なし 当日申出可

2025年改正の主なポイント

  • 子の看護等休暇の拡大:対象が「小学校就学前」から「9歳に達する日以後の最初の3月31日(=小学校3年修了前)」まで延長。取得事由に感染症による学級閉鎖、入園・入学式等が追加されました。
  • 3歳以上小学校就学前の子への柔軟な働き方:始業時刻の変更、テレワーク、短時間勤務など複数の措置から企業が2つ以上を選んで提供する義務化(2025年10月施行)。
  • 介護離職防止のための個別周知・意向確認:労働者が家族の介護に直面した旨を申し出たとき、企業は介護休業・介護両立支援制度等を個別に案内することが義務化(2025年4月施行)。

ダブルケア家庭の申請戦略

  1. 同時進行の申請を迷わない:育児休業中に親の要介護認定が下りた場合でも、介護休業は別カウントで取得可能。「育休中だから介護休業は無理」は誤解です。
  2. 介護休業93日は情報収集と体制構築に使う:連続で消化せず、3回に分割し、要介護認定申請・ケアマネ選定・施設見学・在宅改修に充てるのがおすすめ。
  3. 単発の通院・学級閉鎖は介護休暇・看護休暇を時間単位で:有給休暇を温存し、これらを先に使うと年間の休める日数が実質的に増えます。
  4. 給付金の手取り試算:育児休業給付金・介護休業給付金は非課税で社会保険料も免除されるため、額面67%でも手取りでは約80%相当。「無給」の印象に惑わされず申請しましょう。

会社の就業規則が法定最低限を下回ることはありませんが、上乗せ(有給扱いや日数拡大)がある企業もあります。人事部に就業規則・育児介護休業規程の写しを請求して、紙で確認してから家族会議に臨むと判断が早まります。

お金の入口を押さえる:児童手当から介護保険まで

ダブルケアの経済的支援は「育児系」「介護系」「両方系」の3カテゴリーで整理すると抜け漏れが減ります。各制度の概要と、申請先をまとめました。

育児系の主な経済的支援

  • 児童手当:高校生年代まで拡充(第3子以降は月3万円)。所得制限は撤廃。申請は市区町村。
  • 出産育児一時金:1児につき50万円(産科医療補償制度対象出産の場合)。健康保険から支給。
  • 出産手当金:産前42日・産後56日の間、健康保険から標準報酬日額の2/3を支給。
  • 育児休業給付金:雇用保険から賃金の67%(6カ月経過後50%)。ハローワーク経由で会社が手続き。
  • 乳幼児医療費助成・子ども医療費助成:自治体独自で18歳年度末まで無料〜一部負担の地域が多数。
  • 幼児教育・保育の無償化:3〜5歳の幼稚園・保育園・認定こども園の利用料が無料(上限あり)。
  • ひとり親家庭への児童扶養手当:配偶者と死別・離別した場合、月額最大で約4万円台の支給。

介護系の主な経済的支援

  • 介護保険サービス:要介護認定を受ければ、訪問介護・デイサービス・ショートステイ・福祉用具レンタル等が原則1〜3割負担で利用可能。
  • 高額介護サービス費:月の自己負担額が上限を超えた分を払い戻し(一般所得層で月額4万4千円等、所得段階別に上限あり)。
  • 高額医療・高額介護合算療養費制度:医療と介護の自己負担を合算して年間上限を超えた分を払い戻し。
  • 介護休業給付金:通算93日、賃金の67%を雇用保険から支給。
  • 住宅改修費支給:手すり・段差解消など上限20万円、自己負担1〜3割。介護保険から。
  • 特定福祉用具購入費:腰掛便座・入浴補助用具など年間10万円まで、自己負担1〜3割。
  • 家族介護慰労金:要介護4・5の家族を1年以上介護し、介護保険サービスをほぼ使わなかった場合、自治体から年10万円程度(自治体による)。
  • 障害者控除・医療費控除:確定申告で、要介護認定に伴う「障害者控除対象者認定」を受ければ所得控除27万円〜40万円、紙おむつ代・医療費・交通費を医療費控除に算入可。

両方系・ダブルケア特化の支援

  • 自治体のダブルケア支援事業:横浜市・京都市・堺市・東大阪市など一部自治体で、ダブルケア相談窓口の設置、ダブルケアカフェへの助成、ヘルパー派遣費の一部補助などが整備されています。
  • ファミリーサポートセンター・子育て短期支援事業:育児の一時的な預かりを低額で利用でき、介護との両立場面で使いやすい制度。
  • 社会福祉協議会の生活福祉資金貸付:一時的な収入減や介護・教育費の資金不足に対して無利子・低利子で貸付。
  • 生命保険・医療保険の見直し:ダブルケア突入時は世帯保障の重複・不足をチェックする好機。就業不能保険や介護保険民間商品の契約有無を棚卸しする。

まず動くべき3つの申請:(1) 市区町村で「要介護認定」の申請、(2) 勤務先の人事に「介護休業・介護両立支援制度」の個別案内を請求、(3) 税務署・自治体で「医療費控除・障害者控除」の要件確認。この3点を同じ月内に動かすと、半年後の家計インパクトが大きく変わります。

相談窓口とダブルケアカフェ:孤立しないための接続先

ダブルケアは制度だけでは解決しません。「同じ立場の人と話せる場」と「専門職が継続的に関わってくれる窓口」の両方にアクセスしておくことで、精神的な余白が生まれます。

公的な相談窓口

  • 地域包括支援センター:親の介護の総合相談窓口。中学校区に1カ所を目安に全国約5,400カ所に設置。社会福祉士・主任ケアマネ・保健師の3職種が配置され、要介護認定の申請代行、ケアマネ紹介、介護保険外サービスの情報提供まで無料で対応します。
  • 子育て世代包括支援センター(こども家庭センター):妊娠・出産・育児の総合相談窓口。保健師・助産師が常駐し、産後ケア、産婦人科・小児科紹介、家庭児童相談、ヤングケアラー相談まで受けます。
  • 市区町村の介護保険課・子ども家庭課:制度の申請窓口。自治体独自のダブルケア支援や家族介護慰労金、一時保育助成がある地域は、ここで情報が得られます。
  • ハローワーク雇用環境・均等部門:育児・介護休業や不利益取扱いの相談窓口。会社とのトラブル時に、まず労働者側の味方として相談できます。
  • 労政事務所・労働基準監督署:残業・有給・ハラスメントなど労務トラブル全般の相談先。

ピアサポート:ダブルケアカフェ

「ダブルケアカフェ」は、ダブルケア当事者・経験者・専門職が集まり、お茶を飲みながら体験を共有する場です。NPO法人や自治体の子育て支援センターが主催し、次のような特徴があります。

  • 運営主体の例:一般社団法人ダブルケアサポート(横浜発祥)、NPO法人こだまの集い、自治体の子育て支援センター、大学の研究室など。
  • 参加形態:対面の交流会、オンラインのZoomおしゃべり会、Clubhouseでの音声ルーム、LINEオープンチャット。子連れ可が基本。
  • 得られるもの:「自分だけじゃない」という体感、先輩当事者の実務知(施設見学の段取り、ケアマネ選びのコツ)、専門職への相談機会。
  • 参加費:無料〜500円程度が一般的。自治体助成の場合は無料。

オンライン相談・情報源

  • 内閣府男女共同参画局「ダブルケアサポート」ページ:調査結果・支援情報が整理されており、自治体別の取り組み検索ができる。
  • NPO法人こだまの集い:ダブルケア支援のパイオニア団体。電話・メール相談、情報発信、研究・提言活動を行う。
  • 地域の社会福祉協議会:日常生活自立支援事業、貸付事業、ボランティアコーディネートで生活面を支援。
  • SNSコミュニティ:X(旧Twitter)、Facebookグループ、Instagramの#ダブルケア タグで当事者の発信を日常的にフォロー。

相談を最大化する3つのコツ

  1. 1窓口に絞らない:親側(地域包括)・子側(子育て包括)・労務(人事/労基)の3点同時接続が基本。情報がバラバラでも各担当が最適解を出してくれる。
  2. 「困りごとリスト」を持参する:相談前に時系列でメモを作っておくと、専門職が制度を組み合わせた提案をしやすくなる。
  3. 当事者同士のつながりを軽視しない:制度を知っていても「使う勇気」を先輩当事者からもらえるのがピアサポートの本質。1回だけでも顔を出す価値があります。

キャリア両立のコツ:離職ではなく「組み替え」を選ぶ

ダブルケアに直面すると、真っ先に頭をよぎるのは「仕事を辞めた方が楽かもしれない」という考えです。しかし離職は、短期的な負担軽減と引き換えに、長期の家計・年金・社会的つながりを手放す選択になります。ここでは辞めずにキャリアを組み替えるための5ステップを紹介します。

ステップ1:会社の制度と規程を洗い出す

  1. 育児・介護休業規程、短時間勤務規程、テレワーク規程、フレックスタイム規程、介護両立支援制度の有無を人事部に問い合わせる。
  2. 2025年施行の法改正で、介護に直面した旨を会社に申し出ると個別周知と意向確認が義務化されました。待っているだけでなく、こちらから「介護に直面したので両立支援制度の案内をください」と申し出るのが正解です。
  3. 評価制度上、時短勤務時の評価方針(役割給・時短減額の計算式)も確認しておくと、長期の収入予測ができます。

ステップ2:上司との1on1で「見通し」を共有する

  1. 家族の状況をすべて話す必要はありませんが、「今後3〜6カ月の業務量の見通し」「急な早退が月に何回程度発生しうるか」「どの業務を代替可能にしておきたいか」を整理して上司に伝える。
  2. 緊急連絡先とバックアップ担当者を事前に決めておくと、チームの心理的負担が下がります。
  3. 介護は先が読めないため、3カ月ごとに見通しをアップデートする前提で合意しておく。

ステップ3:働き方の選択肢を組み合わせる

  1. 短時間勤務:原則6時間勤務を基本に、子が3歳までは法定、それ以降は会社独自の運用に乗る。
  2. テレワーク:親の通院同行や子の発熱対応が起きても、数時間で業務に戻れる。
  3. 時差出勤・フレックス:コアタイムを短くし、朝の通園・夕方の介護に合わせる。
  4. 所定外労働の制限:3歳未満の子を養育する場合や要介護家族を介護する場合、残業免除を請求できる(法定権利)。
  5. 介護のための所定労働時間短縮措置:対象家族1人につき利用開始から3年以上、2回以上利用可能な措置(短時間勤務・フレックス・時差出勤・介護サービス費用の助成のいずれか)。

ステップ4:異動・転職の「守りと攻め」を両立させる

  1. 守り:出張の多い部署から内勤系部署への異動希望を出す、転勤のない「地域限定社員」コースを選択する。
  2. 攻め:在宅・時短・裁量労働が受け入れられる業界・企業への転職も選択肢。ブランクを作らず、スキルと年収を維持しやすい。
  3. フリーランス・副業:本業の時間を減らしつつ専門スキルで収入を維持するパターン。健康保険・年金の変化をシミュレーションしてから意思決定する。

ステップ5:離職判断は「3つの損失」を計算してから

  1. 給与の累計:5年離職すると、年収500万円なら2,500万円の手取り減。復職時の年収ダウンも考慮する。
  2. 年金の減少:厚生年金の標準報酬月額と加入期間が短くなる分、65歳以降の年金が毎月数千〜数万円単位で減る。
  3. 社会的つながりとメンタル:職場は介護者にとって「介護以外の自分」を保つ大切な場。離職後に孤立して介護うつを発症するリスクも無視できない。

働き方の組み替えで乗り切れるケースは多く、実際、内閣府調査でも「業務量や労働時間を減らした」層は約3〜4割で、完全離職に比べ圧倒的多数です。辞める前に、会社の制度をフル活用し、自治体のダブルケア支援と介護サービスで外注できる家事・介護を洗い出すのが、後悔の少ない選択順序です。

ダブルケアのよくある質問

ダブルケアに関するよくある質問

Q1. 育児休業中に親の介護が始まりました。介護休業も取れますか?

取れます。育児休業と介護休業は別制度・別カウントのため、同じ時期に重ねて取得することが可能です。ただし育児休業給付金と介護休業給付金は同時に満額支給されるわけではなく、育休中に介護休業を取る場合は給付の調整ルールがあるため、ハローワークと会社の人事に事前に試算を依頼してください。また、育休復帰直後に介護休業を取る運用でも差し支えありません。

Q2. 介護休業93日を一気に使ってしまうと、後で困りませんか?

はい、一気に連続消化するのはおすすめしません。介護休業は対象家族1人につき通算93日、3回まで分割できます。初回は要介護認定・ケアマネ選定・在宅環境整備に30〜40日、2回目は親の入院・退院支援に20〜30日、3回目は施設入所準備やみとりに残す、といった配分が現実的です。日常の通院同行や学校行事は介護休暇・子の看護等休暇(それぞれ年5日)を時間単位で使うのが鉄則です。

Q3. 親と離れて暮らしています。遠距離介護でもダブルケアと言えますか?

同居・別居にかかわらず、実質的な介護負担があればダブルケアに含まれます。遠距離の場合はむしろ移動時間・交通費の負担が大きく、平日に仕事を休む頻度が増えるのが特徴です。要介護認定を受けて訪問介護・見守りサービス・緊急通報装置を導入し、きょうだい・配偶者とのローテーションで「月1回は現地訪問、週1回は電話・ビデオ通話、毎日はセンサーや見守りアプリ」のような三層構造を作ると破綻しにくくなります。遠距離介護に対応するJR・航空会社の介護帰省割引や、自治体のインフォーマルサービスも確認しましょう。

Q4. 夫婦で負担が偏っています。どう話し合えばよいですか?

「何をしてほしいか」ではなく「現状のタスク一覧」から始めるのが効果的です。育児・介護・家事・連絡係・書類手続き・病院同行・行事参加の全タスクを紙に書き出し、主担当を夫婦で色分けすると、偏りが視覚的に明らかになります。見えない仕事(通院の段取り、保育園連絡帳、親のお薬の飲み合わせ管理など)もタスクとして必ず書き出すのがポイント。その上で「半年後にどう再配分したいか」を話し合うと、個人攻撃にならずに済みます。

Q5. 子どもにも手伝わせるべきでしょうか?ヤングケアラー問題が心配です。

年齢相応のお手伝い(食器を下げる、祖父母と一緒に折り紙をするなど)は経験として意義がありますが、年齢不相応な介護・家事・きょうだいの世話を日常的に任せるのは避けるべきです。目安として、学業・友人関係・睡眠・部活・自分の時間のいずれかが削られている状態は、ヤングケアラー化のサインです。学校のスクールカウンセラーや子ども家庭支援センター、ヤングケアラー相談窓口(自治体設置)に早めに相談し、大人の支援体制で補う設計に切り替えてください。

Q6. 自治体にダブルケア支援があるか、どう調べればいいですか?

市区町村のウェブサイトで「ダブルケア」「育児 介護 両立」「家族介護者支援」のキーワード検索、もしくは地域包括支援センター・子育て世代包括支援センターに直接電話するのが最短です。また、内閣府男女共同参画局のサイトでは全国のダブルケア支援事例が紹介されています。自治体に専用窓口がなくても、社会福祉協議会・NPO・民生委員が実質的な窓口になっているケースも多いので、あきらめずに複数の入口から問い合わせましょう。

Q7. メンタルがつらいとき、どこに相談すればよいですか?

まず身近な地域包括支援センターで「介護者の心のケア」を相談してください。保健師が精神保健福祉センター・心療内科・かかりつけ医に橋渡ししてくれます。それと並行して、ダブルケアカフェや介護者の家族会に参加し、同じ立場の人と話す時間を月1回でも確保することが有効です。厚生労働省の「こころの耳」、日本いのちの電話など無料・匿名の相談窓口も、夜間・休日に活用できます。自分を守ることは家族を守ることに直結します。

まとめ:制度・人・時間を組み合わせて、ひとりで抱え込まない

ダブルケアは、個人の覚悟や家族愛の強さで乗り切るものではありません。国の推計で約25万人、平均年齢40歳前後という規模感が示すように、これは多くの働き盛り世代が今まさに直面している社会課題です。だからこそ、制度が整い、相談窓口が増え、同じ立場の人とつながる場が全国に生まれています。

この記事で見てきた打ち手を、最後にシンプルに整理します。

  • 時間:家族会議と共有カレンダーで「誰が・いつ・何を」を1枚にまとめ、重なる日を先に特定して外注・調整する。
  • 制度:育児休業・介護休業・子の看護等休暇・介護休暇の4つを並行して組み合わせ、介護休業93日は分割して使う。
  • お金:児童手当・介護保険・高額介護サービス費・医療費控除を同時に申請し、家計の「受け取り漏れ」をなくす。
  • 窓口:地域包括支援センター・子育て世代包括支援センター・ダブルケアカフェの三点セットで、制度とピアサポートの両方を確保する。
  • 仕事:まず会社の制度をフル活用し、離職は「3つの損失(給与・年金・社会的つながり)」を試算してから判断する。

親の介護も子育ても、大切な人が少しでも安心して過ごせる時間を積み重ねる営みです。その土台を壊さないために、あなた自身の健康と時間を守る仕組みを先に整えてください。

「今の働き方のままでダブルケアを続けられるか不安」「家族のために働き方を組み替えたい」と感じたら、まずは自分に合う働き方を客観的に把握することから始めてみませんか。無料の働き方診断で、あなたの希望条件と優先順位を3分で整理できます。

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ダブルケアは孤独に見えて、実は同じ道を歩く仲間が全国に25万人います。制度と人の力を借りながら、あなたの家族に合った乗り切り方を一緒に見つけていきましょう。

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公開日: 2026年4月20日最終更新: 2026年4月20日

執筆者

介護のハタラクナカマ編集部

編集部

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