
中国、3年以内に介護保険を全国導入へ|「第六の柱」化が日本の介護人材獲得に投げかける問い
中国共産党中央弁公庁と国務院弁公庁が2026年3月25日、長期介護保険を2028年末までに全国導入する方針を発表。試行都市の加入者は約3億人。保険料率0.3%・給付率50〜70%の制度概要と、世界最大の高齢国の制度化が日本の介護業界・外国人材獲得に与える示唆を読み解く。
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この記事のポイント
中国は2026年3月25日、長期介護保険(中国語:长期护理保险)を2028年末までに全国導入する方針を公表しました。中国共産党中央委員会弁公庁と国務院弁公庁が連名で「長期介護保険制度の構築加速に関する意見」を発表し、就業状況を問わず全国民を対象とする統一制度を今後およそ3年で築くと明記。2016年に15都市で始まった試行は49都市へ拡大し、加入者は約3億人に達しています。保険料率は約0.3%、給付率は対象者により50〜70%とされ、年金・医療などに次ぐ社会保障の「第六の柱」と位置づけられました。世界最大の高齢者人口を抱える国の制度化は、介護人材を海外に求める日本にとって、送り出し国の国内需要が高まる「人材獲得競争」の号砲としても読む必要があります。海外の制度ニュースを、自分の働き方やキャリアを考える材料として受け止めたいところです。
目次
解説動画
「介護保険」は日本の専売特許ではありません。日本が2000年に世界で2番目(ドイツに次ぐ)の公的介護保険を導入してから四半世紀。いま、世界最大の高齢者人口を抱える中国が、自国版の長期介護保険を全国規模で立ち上げようとしています。
2026年3月、中国政府は約10年に及んだ試行を経て、制度を全国へ広げる工程を正式に示しました。65歳以上の高齢者が2億人を超える国で、家族介護に依存してきた社会が公的な支え合いの仕組みへ舵を切る――その規模感は、日本の介護現場で働く人にとっても他人事ではありません。世界の高齢化対応がどう進むかは、めぐりめぐって日本の介護現場の人手や待遇にも影響してくるからです。
なぜなら日本は、介護人材の一部を技能実習・特定技能・EPAといった枠組みで海外、とりわけアジア諸国に依存し始めているからです。送り出し国であるアジア各国もまた高齢化が進み、自国の介護需要が立ち上がれば、海外へ出る人材の流れは変わり得ます。本記事では、まず中国の制度の中身を一次情報で確認し(前半)、続いて日本の介護業界・人材市場への示唆を独自に読み解きます(後半)。中国の政策そのものへの政治的な評価ではなく、あくまで日本の介護で働く人の視点から、業界トレンドとして冷静に整理します。
何が発表されたのか|「3年以内に全国へ」の工程表
発表元は党と政府の中枢、目標は2028年末
今回の方針は、中国共産党中央委員会弁公庁と国務院弁公庁が連名で発表した「長期介護保険制度の構築加速に関する意見」によるものです。発表日は2026年3月25日。党と政府の中枢が連名で出す「意見」は、中国の政策文書のなかでも上位に位置づけられ、各地方政府への強い指示性を持ちます。単なる検討段階の提言ではなく、全国の自治体が従うべき方向性を定めた文書だと理解するのが妥当です。
文書は、就業状況を問わず全国民を対象とする統一的な長期介護保険制度を「今後およそ3年」で構築するとし、報道では2028年末を全国導入の目標時期として伝えています。試行段階でばらついていた地域ごとの運用を、全国共通の基準へと収れんさせていく方向です。給付対象の認定基準や給付メニュー、保険料の徴収方法といった、これまで都市ごとに異なっていた要素を標準化することが、全国化の実務上の中心課題になります。
2016年から49都市で試行、加入者は約3億人
中国の長期介護保険は突然始まったわけではありません。2016年に15都市を第1陣として試行が始まり、その後49都市へと拡大してきました。報道によれば、試行地域での加入者は約3億人に達し、これまでに330万人を超える要介護・障害のある人が給付を受けてきたとされます。試行を通じて削減された介護費用は1000億元(およそ1.4兆円規模)を超えると報じられています。さらに、関連分野には600億元を超える民間資本が呼び込まれたとされ、保険給付が介護サービス市場そのものを育てる効果も生まれています。
つまり今回の発表は「ゼロからの新設」ではなく、10年かけた壮大な社会実験を全国標準へ格上げする宣言だと理解するのが正確です。日本の介護保険が2000年の本格スタートに先立ち、高齢者保健福祉推進十か年戦略(ゴールドプラン)などで基盤を整えてから走り出したのと同様、中国も長い助走期間を経ての全国展開という構図です。
保険料率0.3%、給付率は50〜70%
制度設計の骨格も示されました。保険料率はおおむね0.3%以内に抑え、企業・個人・政府補助の組み合わせで財源を賄うとされています。報道では企業0.15%・個人0.15%といった負担割合も伝えられています。給付率は対象者の属性によって差が設けられ、未就業の都市・農村住民はおおむね50%、被用者と退職者はおおむね70%とされています。給付の対象は、6か月以上続く重度の要介護状態にある人から始め、段階的に広げる方針です。
給付内容としては、2025年9月時点のサービスリストで、食事・排せつ・入浴などの生活ケア(20項目)と、健康チェックや基本的な医療・リハビリといった医療ケア(16項目)の双方がカバーされると報じられています。日本の介護保険が要介護認定に基づいて在宅・施設サービスを給付する構造と、考え方は近いものがあります。重度者を起点に「現物給付+現金的支援」を組み合わせる設計は、限られた財源のなかで効果を最大化しようとする後発国らしい現実的な選択といえます。
「3年以内」が意味する現実的なスピード感
「3年以内に全国へ」という言葉は勢いを感じさせますが、実務的には地域ごとにばらついた制度を共通基準へそろえる作業が中心になります。要介護度の判定方法、給付するサービスの範囲、保険料の徴収と基金の運用――これらを全国で統一するには、自治体間の調整と財政の裏付けが欠かせません。日本が介護保険の要介護認定やケアマネジメントの仕組みを定着させるのに時間を要したことを踏まえれば、2028年末という目標はかなり野心的だといえます。それでも党と政府が連名で工程を示した以上、中国全土で介護を社会的に支える仕組みづくりが本格的に動き出すことは確実とみてよいでしょう。
なぜいま全国導入なのか|数字で見る中国の高齢化
65歳以上が2億人超、しかし「率」はまだ低い
背景にあるのは急速な高齢化です。報道によれば、中国の65歳以上人口は2025年末時点で2億2,365万人に達しています。これは日本の総人口の約1.8倍にあたる規模で、高齢者の「絶対数」では世界最大です。日本の高齢者人口(65歳以上)が約3,600万人であることを踏まえると、その桁違いの大きさがわかります。
一方で、高齢化率(総人口に占める高齢者の割合)は2025年末でおよそ15.9%とされ、すでに29%前後に達した日本と比べればまだ低い水準にあります。ここに中国特有の事情があります。約35年続いた一人っ子政策と近年の少子化により、これから高齢化率が急ピッチで上昇すると見込まれている――つまり「数は多いが率はこれから」という局面で、制度の器を先に整えようとしているのです。高齢化が一気に進む前に保険の仕組みを定着させておくという、時間との競争でもあります。
社会保障の「第六の柱」という位置づけ
今回の制度は、中国の社会保障体系における「第六の柱」として明確に位置づけられました。既存の5つの柱――基本養老保険(年金)、医療保険、労災保険(工傷保険)、失業保険、出産育児保険(生育保険)――に、長期介護保険が新たに加わる構図です。
社会保障の独立した柱として法的・財政的に明確化することは、制度の恒久性を高めるシグナルでもあります。一過性の補助事業ではなく、保険料を財源とする持続的な仕組みとして運営する意思の表れと読めます。日本でも介護保険は医療保険・年金と並ぶ社会保険の一角として制度化され、それが安定した財源と給付の根拠になってきました。中国が同様に「柱」として明文化した意味は小さくありません。
家族介護への依存から、社会的支え合いへ
中国ではこれまで、高齢者の介護は家族、とりわけ子世代が担うのが当然とされてきました。しかし一人っ子政策の影響で、夫婦2人が4人の親(場合により祖父母世代も)を支える「4-2-1」構造が広がり、家族だけで介護を抱えることが物理的に難しくなっています。共働きの増加や都市部への人口移動も、子が離れて暮らす親を介護できない状況を加速させています。
今回の制度は、こうした家庭の介護負担を社会全体で分かち合う仕組みへの転換点と位置づけられています。日本が2000年に「介護の社会化」を掲げて介護保険を導入したのと、問題意識は重なります。家族の自助に委ねてきた介護を、保険という社会的な仕組みで支える――この思想転換そのものが、東アジアの高齢社会に共通する課題への一つの回答だといえます。
都市と農村の格差という固有の壁
中国の長期介護保険が全国化で直面する最大の論点の一つが、都市部と農村部の格差です。試行段階では都市ごとに加入対象も給付水準も異なり、戸籍が都市か農村かによって受けられるサービスに差が生じてきました。今回の方針が「都市出身であれ農村出身であれ同一の基金から同等の給付を受ける」方向を打ち出したことは、この格差を埋めようとする意思の表れです。とはいえ、地域間の財政力の差や介護サービスの担い手不足は一朝一夕には解消しません。日本もまた都市と地方で介護サービスの供給に差を抱えており、ここは両国に共通する難題です。
「保険あって介護なし」を避けられるか
制度の器ができても、実際に介護サービスを提供する人材や施設が足りなければ「保険あって介護なし」の状態に陥ります。これは日本が介護保険のスタート時から向き合ってきた課題そのものです。中国でも、介護職の養成、サービスの質の確保、地方の担い手不足といった供給側の整備が、保険制度の信頼性を左右します。給付の財源と並んで、ケアの担い手をどう育てるかが、全国化を成功させる鍵になります。介護という仕事の社会的な位置づけや待遇をどう高めるかは、国を問わず共通の宿題だといえるでしょう。
日本の介護業界への示唆|「人材の送り出し国」が変わる日
日本の介護保険との比較──似て非なる設計
中国の新制度は、要介護状態への現物・現金給付という点で日本の介護保険と発想を共有します。ただし違いも見えます。日本の介護保険料率は40歳以上の被保険者で実質的に全国平均6%前後(医療保険料に上乗せ、健保により変動)であるのに対し、中国は当面0.3%程度と低く抑えています。給付対象も、日本が要支援1から要介護5まで幅広いのに対し、中国はまず重度者から始める段階導入です。器を先に作り、給付水準は財政と相談しながら育てる――後発ゆえの慎重な設計とも読めます。日本の現場経験者にとっては、「制度を運用しながら磨いていく」プロセスが、これから大規模に始まると見ておくとよいでしょう。
また、日本の介護保険は40歳から保険料を負担する世代間の支え合いを前提としますが、中国は就業状況を問わず全国民を対象とする設計です。負担と給付のバランスをどう取るか、農村部と都市部の格差をどう均すかは、中国が今後直面する実務上の難所であり、ここでも日本の試行錯誤が参考にされる場面が出てくるでしょう。
外国人介護人材の獲得競争という視点
ここからが、日本の介護職にとって本質的な論点です。日本は介護人材不足を補うため、EPA(経済連携協定)、技能実習、特定技能、在留資格「介護」、そして育成就労(技能実習からの移行制度)といった枠組みで、アジア各国からの人材受け入れを拡大してきました。特定技能「介護」の在留外国人は2024年12月時点で約4.4万人と過去最多を更新し、直近では訪問系サービスへの解禁など、受け入れ間口を広げる動きが続いています。
しかし、人材の「送り出し国」もまた高齢化と無縁ではありません。中国が国内で長期介護保険を立ち上げ、介護サービス市場が一気に拡大すれば、これまで国外に向かっていた介護人材や、介護分野で働く意欲を持つ若年層が、自国の成長市場に吸収される可能性があります。中国は日本にとって主要な送り出し国ではないものの、アジア全体で介護需要が立ち上がれば、人材の取り合いは確実に激化します。賃金水準の高い国・働きやすい国へと人材が流れる構図のなかで、「日本に来てもらう」前提が、いつまで当たり前でいられるかは問い直す局面です。
日本の介護職にとっての意味
この構図は、日本で働く介護職にとって決して悪い話ばかりではありません。人材獲得競争が激しくなるほど、受け入れる側の日本は「選ばれる職場」であることを迫られ、賃金・労働環境・キャリアパスの改善圧力が高まります。2026年度の報酬改定や処遇改善の議論も、こうした国際的な人材争奪の文脈と無関係ではありません。
アジアで介護のプロフェッショナルの価値が上がるということは、長い目で見れば日本の介護職の専門性・待遇が見直される追い風になり得ます。海外の動きを「遠い国のニュース」で終わらせず、自分の働く環境の交渉材料として、あるいはキャリアの選択肢を広げる材料として捉える視点が、これからの介護職には求められます。自分の市場価値を客観的に把握しておくことが、変化の時代を生き抜く第一歩になります。
「来てもらう」から「ともに育てる」関係へ
外国人材を単なる労働力の穴埋めと捉える発想は、人材獲得競争が激しくなるほど通用しなくなります。送り出し国でも介護需要が高まり、自国で働く選択肢が増えるなかで、わざわざ日本を選んでもらうには、技能を伸ばせる環境やキャリアの展望、母国に戻ってからも生きる経験を提供できるかが問われます。日本の介護現場で学んだ知識や技術が、母国の制度づくりに役立つ――そんな「ともに育てる」関係を築けるかどうかが、長期的に人材を呼び込めるかの分かれ目になりそうです。これは受け入れる側の日本の介護職にとっても、後輩や同僚を育てる力、多様な背景を持つ仲間と働く力が、これまで以上に価値を持つことを意味します。
今後の波及|介護ビジネスと「課題先進国」日本の立ち位置
巨大市場の立ち上がりと日本の介護事業者
世界最大の高齢者人口を抱える国で公的介護保険が全国化することは、介護サービス・福祉用具・介護施設運営といった分野に巨大な需要を生みます。報道では、試行段階ですでに600億元を超える民間資本が関連分野に呼び込まれたとされ、制度の全国化はその流れを加速させると見られます。介護の運営ノウハウ、人材育成、ケアの標準化、介護ロボットやICTといった分野で先行する日本の事業者にとって、これは商機であると同時に、ノウハウの優位がいつまで続くかという問いも突きつけます。
すでに一部の日本企業はアジアで介護施設の運営や人材育成のノウハウ提供に乗り出しています。制度という「需要の器」が整えば、サービスの質を担保する仕組みづくりや、現場のオペレーション設計といった、日本が25年かけて磨いてきた領域への引き合いは強まる可能性があります。ただし現地の事業者も急速に力をつけており、「日本だから選ばれる」時代がいつまでも続くとは限りません。
「課題先進国」から「課題解決先進国」へ
日本は世界に先駆けて超高齢社会に突入し、25年にわたって介護保険を運用してきた「課題先進国」です。要介護認定の仕組み、ケアマネジメント、地域包括ケア、処遇改善の試行錯誤――そのすべてが、これから制度を育てる国々にとっての参照モデルになります。中国に限らずアジア各国が介護制度を整備する局面で、日本が積み上げてきた知見は大きな価値を持ちます。現場で働く介護職一人ひとりの実践知も、その「日本モデル」を構成する財産です。
裏を返せば、日本は「失敗も含めて先に経験した国」でもあります。財源の持続性、人材不足、家族介護者の負担、看取りの体制づくりといった難題は、いまも日本が格闘し続けているテーマです。後発国はこれらの教訓を踏まえて制度を設計できる立場にあり、日本が必ずしも全領域で優位を保てるわけではありません。だからこそ、日本の介護現場は学びを止めず、知見を更新し続ける姿勢が問われます。
介護人材のキャリアの広がり
制度を運用しながら磨いていく国が増えるということは、介護の専門人材が活躍できる場が国境を越えて広がることを意味します。日本国内のキャリアに加え、人材育成・研修・コンサルティング・介護テックといった周辺領域で、日本の介護経験を生かせる選択肢は今後増えていく可能性があります。介護福祉士やケアマネジャーといった国家資格と現場経験の組み合わせは、アジアの介護市場で評価される強みになり得ます。
短期的には人材獲得競争という「守り」の論点が目立ちますが、中長期では介護のプロフェッショナルとしての日本の経験値が国際的に評価される――そんな「攻め」の展望も同時に視野に入れておきたいところです。海外の介護制度の動きを追うことは、自分のキャリアの選択肢を広げる情報収集でもあります。
日本の「2040年問題」と重なる時間軸
視野を日本国内に戻すと、中国の動きは日本自身の課題とも時間軸が重なります。日本では団塊ジュニア世代が高齢者になり、現役世代が急減する2040年前後に、介護需要のピークと担い手不足が同時に訪れる「2040年問題」が指摘されています。中国が2028年末の全国導入を目指す約3年は、日本にとっても介護人材の確保策を仕上げていく重要な期間と重なります。アジア全体で介護人材の需要が同時に高まるなかで、日本がどう人材を確保し、現場の生産性を高め、働く人の待遇を改善していくか――海外の制度ニュースは、その緊急性を映す鏡でもあります。現場で働く一人ひとりにとっても、自分のキャリアをどう描くかを考える節目になりそうです。
世界の高齢化は同時並行で進んでいます。だからこそ、国境を越えて知見を交換し、人材が行き来し、ケアの質を高め合う動きは今後さらに加速していくでしょう。日本の介護現場で積み重ねた経験は、その大きな流れのなかで確かな価値を持ち続けます。
参考資料
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まとめ
中国は2026年3月25日、長期介護保険を2028年末までに全国導入する方針を公表しました。2016年に15都市で始まった試行は49都市へ広がり、加入者は約3億人。保険料率0.3%、給付率50〜70%という骨格を持つこの制度は、社会保障の「第六の柱」として位置づけられ、家族介護に頼ってきた社会を公的な支え合いへと転換させる狙いを持っています。世界最大の高齢者人口を抱える国の制度化は、もはや「遠い国の話」では済みません。
日本にとっての含意は二つあります。ひとつは、介護人材を海外に求める構図のなかで、アジア全体の介護需要が立ち上がれば「人材獲得競争」が激化し、日本は「選ばれる職場」であることを迫られるということ。もうひとつは、25年の運用経験を持つ「課題先進国」日本の知見が、制度を育てる国々にとって参照モデルとなり、介護のプロフェッショナルの価値が国境を越えて高まり得るということです。海外の動きを、自分の働き方やキャリアを考える材料として受け止めてみてください。
制度の細部は今後の運用で固まっていきますが、東アジアの高齢社会が「家族頼み」から「社会的な支え合い」へと足並みをそろえつつあるという大きな潮流は、すでにはっきりと見えています。介護で働くということの意味も、国内だけでなくアジア規模で問い直される時代に入りつつあります。
執筆者
介護のハタラクナカマ編集部
編集部
介護業界の転職・キャリア情報を発信。厚生労働省の公的データと現場の声をもとに、介護職で働く方・転職を検討する方に役立つ情報をお届けしています。
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