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介護派遣でおすすめの転職サービス5社|時給・福利厚生・求人数で厳選ランキング

介護派遣でおすすめの転職サービス5社|時給・福利厚生・求人数で厳選ランキング

介護派遣で高時給を狙うならどの派遣会社?きらケア・ミラクス・かいご畑など主要5社を時給相場・福利厚生・求人数で比較し、目的別におすすめを紹介します。

ポイント

結論:介護派遣サービスは「時給の底上げ力」と「地域の求人量」で選ぶ

結論から言うと、介護派遣の転職サービスは「時給の底上げ力」「希望エリアの求人量」「資格取得支援の有無」の3軸で選ぶのが失敗しにくい方法です。単純な総合ランキングを鵜呑みにするより、自分の資格・勤務地・働き方に合う会社を組み合わせて登録するのが正解です。

2025年10月時点のリクルートジョブリサーチセンター調査では、首都圏の「介護スタッフ・介護福祉士」派遣平均時給は1,715円(前年同月比+135円/+8.5%)と過去最高水準を更新しています。一方、厚生労働省の令和5年度労働者派遣事業報告書をもとに算出した介護派遣の全国平均時給は1,355円で、地域差は400円近くあります。つまり「どの会社を選ぶか」と同じかそれ以上に、「どのエリアで・どの資格で働くか」で手取りが大きく変わるということです。

本記事で紹介する5社は、介護派遣の求人ボリュームが大きい大手を中心に、時給水準・福利厚生・資格取得支援の観点で選定しました。ランキング順位は「求人数×時給相場×サポートの手厚さ」の総合評価で、必ずしも全員に1位が最適というわけではありません。下記の早見表も参考にしてください。

  • 高時給を最優先したい経験者 → きらケア介護派遣(レバウェル介護派遣)/介護ワーカー派遣
  • 求人数の多さで比較したい人 → ミラクス介護/きらケア介護派遣
  • 無資格・未経験から資格取得を目指したい人 → かいご畑派遣
  • 地方・大手の安定感を重視したい人 → マンパワー介護
  • ブランクがあり手厚いサポートが欲しい人 → 介護ワーカー派遣/かいご畑派遣

どの会社も登録は無料で、複数社を併用しても問題ありません。むしろ2〜3社の求人を比べることで、同じ施設でも会社によって時給提示が100〜200円違うケースが珍しくないため、交渉材料として複数登録は強く推奨されます。

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介護派遣とは|紹介(正社員)との違いと、派遣が選ばれる理由

介護派遣とは、派遣会社と雇用契約を結び、派遣会社が紹介する介護施設で働く雇用形態です。給与の支払い元は派遣会社、指揮命令は派遣先施設という三者構造になります。一方「紹介(人材紹介)」は、派遣会社が仲介して施設と直接雇用契約を結ぶ仕組みで、正社員・契約社員として入職するケースが中心です。「派遣で働くか、紹介で正社員になるか」は、そのまま「柔軟性を取るか、安定性を取るか」の選択になります。

派遣と紹介(正社員)の主な違い

  • 雇用主:派遣=派遣会社/紹介=施設
  • 給与形態:派遣=時給制(ボーナスなしが基本)/紹介=月給+賞与
  • 契約期間:派遣=3〜6か月更新が主流/紹介=無期雇用
  • 委員会・夜勤リーダー業務:派遣=原則担当しない/紹介=任されることが多い
  • 昇給・キャリアパス:派遣=同一労働同一賃金の範囲内/紹介=施設内で昇進

介護派遣が選ばれる5つの魅力

1. 時給が直接雇用パートより高い:厚生労働省の令和6年度介護従事者処遇状況等調査をもとに時給換算すると、時給制・非常勤の介護職員の平均は約1,542円で、地域のパート平均(1,000〜1,300円)より200〜500円高い水準です。派遣会社が施設にマージン(時給換算500円前後)を請求する仕組みのうえで、施設側も「即戦力確保」「採用コスト削減」のメリットがあるため、高時給が成立します。

2. 残業・持ち帰り業務が少ない:派遣は契約した業務範囲を超える仕事を原則断れるため、定時で帰りやすく、委員会や記録の持ち帰りも発生しにくい構造です。プライベートを確保したい人や、副業・学業と両立したい人に向いています。

3. 職場を「お試し」で経験できる:派遣は契約更新のタイミングで職場を変えられるため、特養・老健・デイ・有料老人ホームなど複数の施設形態を短期間で経験可能です。介護業界が初めての人でも、「自分に合う施設タイプ」を見極めてから正社員を目指せます。

4. 紹介予定派遣で正社員登用も狙える:最長6か月の派遣期間後に、本人と施設の合意で正社員に切り替えられる「紹介予定派遣」は、ミスマッチを防ぎながら安定雇用を目指せる現実的な選択肢です。主要派遣会社の多くが紹介予定派遣求人を扱っています。

5. 人間関係に距離を置ける:派遣は第三者的立場のため、施設内の派閥や委員会の人間関係に巻き込まれにくく、合わないと感じたら契約満了で切り替えられる心理的安全性があります。介護業界で多い「人間関係での離職」を避けたい人に向く働き方です。

派遣のデメリットも正直に

一方で、派遣はボーナスがなく、年収ベースでは月給制・常勤(時給換算約2,073円)に及ばないケースが多い点、契約更新制で雇用が不安定な点、昇給幅が限定的な点は冷静に理解しておく必要があります。ライフステージや貯蓄目標に応じて「派遣で経験を積む→介護福祉士取得→紹介予定派遣で正社員」というルート設計が王道です。

失敗しない介護派遣サービスの選び方|7つの評価軸

介護派遣サービスは十数社あり、どれも公式サイトでは「高時給」「求人数No.1」を謳っています。広告文言に惑わされず、以下7つの軸で冷静に比較すると自分に合うサービスが絞れます。本記事の5社ランキングもこの軸で評価しています。

1. 希望エリアの派遣求人数

まず最重要なのが「自分の通勤圏内にどれだけ求人があるか」です。全国求人数が10万件超と謳っていても、地方都市では数十件しか該当しないケースがあります。首都圏・関西・東海の三大都市圏なら大手5社いずれも選択肢が豊富ですが、北海道・東北・中国・四国・九州の地方部では会社による得意不得意が顕著です。公式サイトで「都道府県+市区町村+派遣」で検索し、実際の掲載件数を確認してから登録しましょう。

2. 時給レンジと高時給求人の比率

同じ東京都内でも、会社によって時給1,500円の求人が中心の会社と、1,700〜1,800円求人が豊富な会社があります。経験者・介護福祉士なら「時給1,600円以上の求人比率」が高い会社(介護ワーカー派遣など)を、未経験なら「時給下限が1,200円以上」の会社を選ぶと効率的です。

3. 福利厚生の具体的な中身

「福利厚生あり」は当たり前で、重要なのは中身です。以下をチェックしましょう。

  • 社会保険の加入タイミング(即日加入か、2か月目からか)
  • 有給休暇の発生日数と取得のしやすさ
  • 交通費の支給有無・上限額(月3万円前後が標準)
  • 給与の日払い・週払い制度の有無
  • 健康診断・予防接種補助
  • 産休育休取得実績

4. 資格取得支援制度

介護派遣では資格1段階で時給が100〜300円上がります。無資格・初任者研修修了の人は、実務者研修・介護福祉士の取得費用を派遣会社が負担してくれる会社(かいご畑派遣「キャリアアップ応援制度」など)を選ぶと、実質的な時給アップが加速します。「就業継続が条件」など細かい規約は事前確認が必須です。

5. キャリアアドバイザーの質

介護資格や現場経験を持つアドバイザーが在籍しているかは、求人の質を左右します。現場を知る担当者は、表向きの求人票では分からない「人間関係」「夜勤体制」「離職率」といった情報を事前に教えてくれるため、ミスマッチを防げます。登録後の初回面談で、担当者の介護業界知識を見極めましょう。

6. 派遣先の内部情報の提供

職場見学や事前のヒアリングレポートを提供してくれるかは大きな差別化ポイントです。きらケア介護派遣(レバウェル介護派遣)は「事前の職場見学で内部情報がわかる」ことを強みにしており、ブラック施設を避けたい人に有効です。

7. 単発・短期や紹介予定派遣の有無

働き方の幅を広げたいなら、単発・スポット求人を扱う会社(MC介護のお仕事系)や、紹介予定派遣に強い会社を組み合わせて登録するのがおすすめです。本記事の5社はいずれも紹介予定派遣を扱いますが、単発求人は別系統の会社を検討しても良いでしょう。

複数登録のすすめ:7軸すべてを満たす完璧な1社はありません。「求人数の多い大手1社+資格取得支援に強い1社+地元密着型1社」の3社併用が、時給交渉の材料としても現実的な戦略です。

介護派遣サービスおすすめランキング5社|比較表と詳細レビュー

「時給水準」「求人数」「福利厚生」「資格取得支援」「アドバイザー品質」の5項目で総合評価したランキングです。各社の公式サイト、厚生労働省・リクルートジョブリサーチセンターの公開データ、業界比較メディアの掲載情報(2025年〜2026年時点)を照合し作成しています。

ランキング比較表

順位 サービス名 派遣求人数
(目安)
時給レンジ
(首都圏)
福利厚生 資格取得支援 特に合う人
1位 きらケア介護派遣
(レバウェル介護派遣)
約14,000〜19万件※ 1,400〜1,800円 社保即日加入/日払い(Payme)/有給 あり 求人量と時給のバランス重視
2位 ミラクス介護 約12万件 1,350〜1,750円 社保完備/交通費支給/有給 あり 首都圏で選択肢を最大化したい
3位 かいご畑派遣 約7,000〜10,000件 1,200〜1,600円 社保完備/給与週払い/資格費用キャッシュバック ◎
(キャリアアップ応援制度で費用全額負担)
無資格・ブランクから資格取得を目指す人
4位 介護ワーカー派遣 約16,000〜23,000件 1,500〜1,800円
(高時給比率56%超)
社保完備/日払い/有給 あり 経験者で高時給を狙いたい
5位 マンパワー介護 非公開(グループ全体で大手) 1,350〜1,700円 総合人材大手の充実福利厚生/健保組合 あり 地方勤務/大手の安定感重視

※きらケア介護派遣は正社員向けを含むレバレジーズ系の求人合計で最大19万件規模。純粋な派遣求人は1.4〜1.6万件台が実数の目安(2025年時点の各比較メディア調べ)。時給レンジは首都圏・介護福祉士クラスの目安です。

1位|きらケア介護派遣(レバウェル介護派遣)

レバレジーズメディカルケア株式会社が運営。旧名称「きらケア派遣」から「レバウェル介護派遣」に改称しており、本記事では旧称でも通じるように併記しています。最大の強みは「求人量×サポート品質」のバランスで、派遣スタッフの継続率90.2%という公表値も安心材料になります。

主な特徴

  • 社会保険の即日加入が可能(多くの会社は翌月・2か月目から)
  • 日払い・週払いサービス「Payme」を導入
  • 事前の職場見学制度があり、配属前に雰囲気を確認可能
  • 週休3日・時給1,800円など、ワークライフバランス型の高時給求人も扱う
  • アドバイザーの対応スピードが速く、最短3日で就業開始実績あり

注意点:電話連絡がやや多めという口コミがあり、連絡頻度の希望は登録時に明確に伝えるのが吉です。地方求人は都市部ほど多くないため、地方在住者は後述のマンパワー介護と併用を推奨します。

2位|ミラクス介護

株式会社ミラクス(旧スマイル・SUPPORT・介護)運営。首都圏の派遣求人数12万件規模とされ、求人ボリュームでは業界トップクラスです。未経験可求人から介護福祉士向け高時給求人まで幅広く、「登録しておけばとりあえずどこかは見つかる」安心感があります。

主な特徴

  • 紹介予定派遣の求人数が豊富で、正社員化ルートを描きやすい
  • 東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪エリアに強い
  • 交通費支給・各種保険完備などベーシックな福利厚生は網羅
  • 資格取得支援制度あり(条件は個別案件による)

注意点:求人量が多いぶん、担当アドバイザーの当たり外れが出やすい傾向があります。初回面談で要望を具体的に伝える、合わなければ担当変更を申し出る等、能動的な使い方が成果を分けます。

3位|かいご畑派遣

株式会社ニッソーネット運営。無資格・未経験からの資格取得ルートに特化した派遣会社で、同社の「キャリアアップ応援制度」を使うと、初任者研修・実務者研修・介護福祉士受験対策講座などを費用0円で受講できます(就業継続が条件)。

主な特徴

  • 「資格を取りながら働く」スタイルを前提に設計されている
  • キャリアアドバイザーに介護有資格者が多く、現場目線の相談が可能
  • 給与の週払いサービスあり
  • 平日9:30〜21:00まで対応で、仕事帰りの相談がしやすい

注意点:高時給求人数では1位・4位に劣るため、すでに介護福祉士を持ち「純粋に高時給が欲しい」人には不向き。逆に「無資格で入って3年で介護福祉士を取る」プラン設計なら最適解です。

4位|介護ワーカー派遣

株式会社トライトキャリア運営。高時給求人の比率が群を抜いて高いのが最大の特徴で、複数メディアの調査で時給1,400円以上の求人比率56.2%(8,794件)という数字が公表されています。経験者・介護福祉士クラスの転職先として第一候補になります。

主な特徴

  • 時給1,600〜1,800円の高時給帯が厚い
  • 日払い対応・社保完備で待遇面も堅実
  • 全国12拠点で地域密着サポート
  • 電話・メール・LINEで連絡手段を選べる

注意点:高時給求人は人気が集中するため、希望エリアによっては即時紹介が難しいケースも。条件を少し広めに伝えておくと、短期決着しやすくなります。

5位|マンパワー介護

世界的人材サービス大手マンパワーグループの介護特化サービス。地方都市の拠点網と、大手ならではの健保組合・契約保養所などの充実した福利厚生が魅力です。介護専業の派遣会社ほど尖った高時給は少ないものの、安定感を求める人に向きます。

主な特徴

  • 全国の拠点網で地方求人もカバー
  • マンパワーグループ健保組合の各種制度を利用可能
  • 紹介予定派遣・長期派遣ともに取扱あり
  • グローバル基準のコンプライアンス体制

注意点:介護特化度では他4社に譲るため、「最新の介護業界情報」や「施設の内部事情」の粒度は、介護専業エージェントの方が細かいケースがあります。大手1社+介護特化1社の併用が相性◎です。

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介護派遣の時給相場データ|地域・資格・雇用形態別の最新統計

派遣会社選びと同じくらい重要なのが「相場観」です。自分のエリア・資格の相場を知っておけば、提示された時給が高いのか安いのかを冷静に判断でき、時給交渉の根拠にもなります。公的統計と業界調査の最新データから要点をまとめます。

全国平均|介護派遣の時給は1,355円/首都圏は1,715円

厚生労働省「令和5年度 労働者派遣事業報告書の集計結果(速報)」をもとに計算すると、介護サービス職業に従事する派遣労働者の平均時給は1,355円(1日あたり賃金÷8時間で算出)。派遣労働者全体の平均約2,023円よりは低いものの、パート・アルバイト介護職(全国平均1,000〜1,300円)より明確に高い水準です。

一方、リクルートジョブリサーチセンター「2025年10月度 派遣スタッフ募集時平均時給調査」では、首都圏の「介護スタッフ・介護福祉士」募集時平均時給は1,715円で、前年同月比+135円(+8.5%)という大幅な伸びを記録しています。つまり実態調査では1,355円でも、いま市場に出ている求人の平均は1,700円近くまで上がっており、介護派遣の時給は急上昇局面にあると言えます。

三大都市圏の募集時平均時給(2025年10月・12月)

  • 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉):介護スタッフ・介護福祉士 1,715円(前年同月比+8.5%)
  • 東海(愛知・三重・岐阜・静岡):介護スタッフ・介護福祉士 1,544円(前年同月比+10.4%/2025年12月)
  • 関西(大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・和歌山):医療介護・教育系全体で1,531円(前年同月比+2.9%/2025年12月)

出典:リクルート「派遣スタッフ募集時平均時給調査」(2025年10月・12月号)

資格別の時給相場

厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」をベースに、実際の求人票で多く見られるレンジを併記すると以下の通りです。

  • 無資格:1,130〜1,350円
  • 初任者研修修了:1,250〜1,400円
  • 実務者研修修了:1,350〜1,500円
  • 介護福祉士(国家資格):1,400〜1,700円/首都圏では1,800円超も珍しくない
  • 夜勤専従:1,300〜1,700円(夜勤手当込みで時給換算2,000円超のケースあり)

無資格から介護福祉士まで取得すると、同じ施設でも時給ベースで300〜500円アップ。月160時間勤務なら月収5〜8万円、年収にして60〜96万円の差になります。資格取得投資のリターンは非常に大きいと言えます。

地域別の時給相場(正社員・パート・派遣を含む全体像)

  • 関東(東京・神奈川・千葉・埼玉):派遣時給の目安1,500〜1,800円
  • 関西(大阪・兵庫・京都):派遣時給の目安1,400〜1,700円
  • 東海(愛知・静岡・岐阜):派遣時給の目安1,350〜1,600円
  • 九州・北海道・東北:派遣時給の目安1,200〜1,450円(地方都市では下限側)

派遣・正社員・パートの時給換算比較

同じ「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」から算出すると、

  • 月給制・常勤(正社員中心):時給換算 約2,073円(ボーナス含む)
  • 時給制・非常勤(派遣・パート):時給換算 約1,542円

正社員はボーナス込みで時給換算すると派遣より高くなる傾向ですが、派遣は残業が少なく「実労働時間あたりの効率」ではむしろ派遣が有利なケースもあります。単純な数字比較だけでなく、自分の労働時間・家族構成・ライフスタイルに照らして判断することが重要です。

データから見える結論

2025年は介護派遣の時給が10%前後上昇する「売り手市場」の年です。これまで「派遣は時給1,400円が上限」と思っていた人も、いまは1,600〜1,800円が射程圏内。特に首都圏の介護福祉士は、複数社を比較して交渉するだけで時給100〜200円の上振れが期待できる局面にあります。

派遣契約で損しないための注意点|契約前・就業中・契約満了時のチェックリスト

派遣は「契約社会」です。正社員と違って口約束が通用しにくく、契約書に書かれていない業務を押し付けられたり、想定外の契約打ち切りで収入が途絶えたりするリスクもあります。トラブルを避けるために、3つのフェーズで気をつけたいポイントをまとめます。

契約前に必ず確認する10項目

  1. 時給の内訳:提示額に深夜割増や資格手当が含まれるか。夜勤1回あたりの手当額(5,000〜10,000円)が別支給かを確認。
  2. 契約期間と更新条件:初回3か月・以降3か月更新が一般的。更新の判断タイミングと、不更新時の通知期限(30日前が標準)。
  3. 業務範囲:身体介助・生活援助の線引き、記録業務の範囲、送迎の有無。曖昧な記述があれば書面で補足依頼。
  4. 夜勤の回数上限:「月◯回まで」の明記。慢性的に増やされるとメンタル・身体リスクが増す。
  5. 残業の扱い:派遣は原則残業なしだが、発生時の割増率(25%以上)と事前承認プロセスを確認。
  6. 交通費:実費全額か上限あり(月2〜3.5万円が多い)か。通勤距離が長い人は大きな差になる。
  7. 社会保険の加入時期:即日加入か翌月1日か。無保険期間を作らない。
  8. 有給休暇の発生タイミング:雇入れから6か月後に10日付与が法定。派遣会社ごとの独自ルールも確認。
  9. 雇用契約書と就業条件明示書の交付:必ず書面(またはPDF)で受領する。口頭のみは違法。
  10. 派遣元責任者・苦情申出先:トラブル時の連絡先を契約書で確認。

就業中に気をつけたい6つのリスク

1. 契約外業務の押し付け:送迎運転・レクリエーション企画・家族対応など、契約書にない業務を「今日だけお願い」と頼まれるケース。1回OKすると常態化するため、初回時に派遣会社の営業担当に相談し、正式に契約変更するか断るかを明確にします。

2. ハラスメント:派遣は立場が弱く見られがちで、正社員・リーダーからのパワハラ・モラハラが起きやすい環境です。日時・発言内容・目撃者をメモで残し、派遣会社の相談窓口に即報告を。自分で抱え込まないことが最重要です。

3. 3年ルール:労働者派遣法により、同一の派遣先・同一部署での就業は原則3年が上限です。3年超で働き続けたい場合は、正社員登用・無期雇用派遣への切替・部署異動のいずれかが必要になります。満2年の段階で派遣会社と方向性を相談しておくと、契約切れでの収入断絶を防げます。

4. 労災・通勤災害:派遣先で怪我をした場合、労災申請は派遣会社経由で行います。事故直後に派遣先・派遣会社の双方に報告し、医療機関では「労災で受診」と明言することが大切です。

5. 有給消化のしづらさ:派遣先が「人手不足だから取らないで」と暗に圧力をかけるケースがありますが、有給取得は労働者の法定権利です。取得日程は事前相談のうえ、派遣会社経由で正式に申請すれば拒否されません。

6. 時給アップ交渉のタイミング:資格取得直後・契約更新のタイミング・派遣先から継続を強く希望されたとき、がベストです。同地域・同条件の他社求人例を根拠資料として提示すると、派遣会社も動きやすくなります。

契約満了時の損しない手続き

  • 離職票・源泉徴収票の受領:退職から約2週間以内に受け取れるのが標準。遅い場合は派遣会社へ請求。
  • 健康保険・年金の切替:次の就業先まで期間が空くなら、国民健康保険+国民年金への切替、または任意継続を検討。
  • 有給休暇の消化:契約終了前に計画的に消化。残ったまま退職すると基本的に消滅する。
  • 次の派遣先の確保:契約満了の1〜2か月前から同じ派遣会社に次案件を相談。同時に他社にも登録しておくと空白期間を最小化できる。
  • 失業保険の受給条件:自己都合退職の場合、過去2年間に12か月以上の雇用保険加入が原則必要。派遣でも雇用保険に加入していれば対象になるため、加入履歴を確認。

派遣は自由度が高い分、自己管理も問われる働き方です。契約書を読み込む習慣と、派遣会社の営業担当と定期的に連絡を取る姿勢があれば、大きなトラブルは十分に避けられます。

介護派遣サービスに関するよくある質問

介護派遣サービスに関するよくある質問

Q1. 介護派遣会社は何社まで登録していい?かけもちはNG?

複数登録はまったく問題ありません。むしろ2〜3社の併用が推奨です。同じ施設の求人でも、派遣会社によって提示時給が100〜200円違うことが珍しくないため、比較できる状態を作ること自体が交渉材料になります。ただし、実際に就業する派遣会社は1社に絞る必要があります(同時に2社の派遣契約で働くことはできません)。

Q2. 無資格・未経験でも派遣で働けますか?

可能です。主要5社はいずれも無資格OK求人を扱っており、特にかいご畑派遣は無資格・未経験からスタートして資格取得まで伴走するモデルに特化しています。ただし無資格の時給レンジは1,130〜1,350円と経験者より低いため、就業しながら初任者研修→実務者研修→介護福祉士とステップアップすると3年で時給を300円以上上げることができます。

Q3. ブランクが10年以上あるのですが派遣で復職できますか?

復職は十分可能です。派遣は「職場を試せる」働き方なので、正社員よりハードルが低く、ブランク層の復職ルートとしてよく選ばれています。登録面談時に「ブランクあり」「最新の介助技術に不安」と正直に伝えれば、研修制度の整った施設や、フォロー体制の厚いデイサービスなどを優先提案してもらえます。

Q4. 派遣と紹介予定派遣、どちらがいい?

「将来的に正社員になりたい」なら紹介予定派遣、「柔軟な働き方を長く続けたい」なら通常の派遣です。紹介予定派遣は最長6か月の派遣期間後に、本人・施設の合意で直接雇用に切り替える仕組みで、入社前にミスマッチを確認できるのが最大のメリット。ただし「派遣期間中は時給がやや低め」「正社員登用率は100%ではない」点は理解しておきましょう。

Q5. 派遣の時給はどこまで上げられますか?

首都圏・介護福祉士・夜勤対応可なら時給1,800〜2,000円が現実的な上限です。2025年の市況では、介護ワーカー派遣・きらケア介護派遣で時給1,800円の求人が目立ち始めており、さらに夜勤手当を加えると実質時給2,000円超も射程圏内。地方では上限が1,500〜1,600円程度にとどまるため、高時給を狙うなら都市部勤務が前提になります。

Q6. 派遣会社のアドバイザーが合わないときは?

担当変更を申し出て問題ありません。「相性の良いアドバイザーに変えたい」と率直に伝えるか、それでも改善しない場合は他社に切り替えましょう。派遣会社にとって利用者は「商品」ではなく「労働者」であり、担当変更はよくある話。我慢する必要はありません。

Q7. 派遣で働きながら介護福祉士の受験はできますか?

できます。介護福祉士の受験資格は「実務経験3年(従事日数540日以上)+実務者研修修了」で、派遣での就業も実務経験に含まれます。かいご畑派遣のように実務者研修費用を全額キャッシュバックする派遣会社を選べば、資格取得のコストを大幅に抑えられます。

Q8. 派遣のデメリットは何ですか?

主なデメリットは(1)ボーナスが基本支給されない(2)契約更新制で雇用が不安定(3)3年ルールで同一派遣先は最長3年(4)昇給の伸びが限定的(5)退職金がない、の5点です。逆に時給が高く残業が少ないメリットと天秤にかけ、ライフステージに応じて「派遣→正社員」の切り替えタイミングを設計するのが賢い使い方です。

Q9. 日払い・週払いはどの会社でも使えますか?

きらケア介護派遣(Payme)、介護ワーカー派遣、かいご畑派遣(週払い)など、主要5社の多くが導入しています。ただし「全案件対象」ではなく「◯万円まで」「指定案件のみ」といった制約があるケースが多いため、登録時に確認しましょう。手数料(振込1回あたり300〜500円)が差し引かれることもあります。

Q10. 登録だけして、すぐ働かないのもOKですか?

OKです。登録自体は無料で、登録後に求人紹介を受けてから「今はタイミングじゃない」と判断して断ることもできます。相場感を掴むため、転職を本気で考える3〜6か月前に登録しておくのは良い戦略です。ただし頻繁に「登録→断り→放置」を繰り返すと優先度を下げられることもあるため、具体的な転職希望時期は伝えておきましょう。

まとめ|介護派遣は「複数登録+目的別の使い分け」で時給が変わる

介護派遣サービスは、1社で完結させようとするとどうしても「求人数」「時給」「サポート」のどれかに妥協が出ます。今回紹介した5社は、それぞれ強みが明確に違うため、目的に応じて2〜3社を併用するのが最も効率的な使い方です。

タイプ別の推奨組み合わせ

  • 経験者・介護福祉士×首都圏×高時給狙い → 介護ワーカー派遣 + きらケア介護派遣
  • 無資格・未経験×資格を取りながら働きたい → かいご畑派遣 + きらケア介護派遣
  • 首都圏×求人数の多さで選びたい → ミラクス介護 + 介護ワーカー派遣
  • 地方×大手の安定感重視 → マンパワー介護 + 地元密着型1社
  • ブランク復職×丁寧なサポート重視 → かいご畑派遣 + きらケア介護派遣

行動プランの3ステップ

  1. 自分の条件を言語化する:通勤可能エリア・希望時給・勤務日数・夜勤の可否・譲れない福利厚生。紙に書き出すと、アドバイザーとの面談がスムーズになります。
  2. 2〜3社に登録し、1週間以内に比較:同じ条件で紹介される求人の質・量・時給差を比較。担当アドバイザーの相性もこの時点で見極めます。
  3. 最も条件が良い1社で就業開始:他社は「次の契約更新時の選択肢」として残しておき、3年ルールや市況変化に備えます。

2025年は介護派遣の時給が前年比+8〜10%という伸び率で上昇している、まさに「動くべきタイミング」です。特に首都圏の介護福祉士クラスは、複数社を比較するだけで月収2〜3万円の差が出るケースが実際に発生しています。いま派遣で働いている人も、これから派遣を検討する人も、相場を知って選択肢を広げることが収入アップの第一歩です。

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公開日: 2026年4月14日最終更新: 2026年4月14日

執筆者

介護のハタラクナカマ編集部

編集部

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