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特養(特別養護老人ホーム)の処遇改善加算はいくら?月額と計算方法

特養(特別養護老人ホーム)の処遇改善加算はいくら?月額と計算方法

特養の処遇改善加算は加算率最大14.0%。常勤で月2〜3万円、夜勤手当と合わせて高収入が期待できます。2025年最新の計算方法と支給額目安を解説。

ポイント

この記事のポイント

特養の処遇改善加算は加算率最大14.0%で、常勤なら月2〜3万円が目安。夜勤手当と合わせて月収30万円以上も可能な高収入職場です。

「特養で働くと処遇改善加算はいくらもらえる?」「夜勤手当と合わせるとどのくらいになる?」——特別養護老人ホーム(特養)への転職を考えている方からよく聞かれる疑問です。

結論から言うと、特養の処遇改善加算は加算率最大14.0%で、常勤職員なら月2〜3万円程度の処遇改善手当が期待できます。夜勤手当(月4〜6万円程度)と合わせると、月収30万円以上も十分可能な水準です。施設サービスの中でもトップクラスの処遇が期待できます。

2024年6月の制度改正で処遇改善関連加算が一本化され、加算率も引き上げられました。特養は入所者が多く介護報酬総額が大きいため、処遇改善加算の配分も安定しています。大規模法人が運営する施設が多く、加算Ⅰの取得率も高いのが特徴です。

この記事では、特養の処遇改善加算について、2025年最新の制度に基づいて加算率、具体的な支給額の目安、計算方法を詳しく解説します。夜勤手当との合計収入や、他の施設との比較も紹介しますので、特養への転職を検討している方はぜひ参考にしてください。

特養の処遇改善加算とは

特別養護老人ホームで働く介護職員のイラスト

処遇改善加算(正式名称:介護職員等処遇改善加算)は、介護職員の給与を上げるために国が設けた制度です。特別養護老人ホームで働く介護職員も、この制度の対象となります。

特養が対象になる理由

特養は介護保険施設の一つであり、処遇改善加算の対象サービスです。以下の職員が処遇改善加算の対象となります。

  • 介護職員:入所者の介護を担当する職員(正社員・パート問わず)
  • 看護職員:医療ケアを担当する看護師・准看護師
  • 生活相談員:入所者・家族の相談対応を担当する職員
  • 機能訓練指導員:リハビリを担当する職員
  • 栄養士・調理員:食事提供を担当する職員(事業所の判断による)

2024年6月の制度改正により、介護職員以外の職種にも柔軟に配分できるようになりました。ただし、管理者・施設長・法人役員は対象外です。

2024年の制度一本化とは

2024年6月の介護報酬改定で、処遇改善に関する3つの加算が一本化されました。

旧制度(2024年5月まで)新制度(2024年6月から)
処遇改善加算介護職員等処遇改善加算(Ⅰ〜Ⅳ)
特定処遇改善加算
ベースアップ等支援加算

一本化により手続きが簡素化され、加算率も引き上げられました。特養の場合、新加算Ⅰの加算率は14.0%です。

特養の特徴と処遇改善加算

特養は処遇改善加算を安定して受け取れる職場環境が整っています。

  • 入所定員が多い:定員100名規模の施設も多く、介護報酬総額が大きい
  • 加算取得率が高い:大規模法人が運営する施設が多く、加算Ⅰ取得率が高い
  • 経営が安定:入所者が常にいるため、売上が安定している
  • 夜勤手当との相乗効果:夜勤手当 + 処遇改善加算で高収入が期待できる

2025年度からの変更点

2025年度(令和7年度)からは経過措置が終了し、いくつかの要件が厳格化されます。

  • 月額賃金改善要件:加算額の1/2以上を月額賃金として支給
  • 職場環境等要件の強化:区分Ⅰ・Ⅱは各カテゴリで2つ以上の取組が必要
  • キャリアパス要件:経験・技能ある職員に年収440万円以上の保証

特養は大規模施設が多いため、これらの要件をクリアしやすい傾向があります。転職時は事業所の加算区分を確認しましょう。

特養の処遇改善加算、加算率と支給額の目安

特養の処遇改善加算による収入アップのイメージイラスト

特養の処遇改善加算は、介護老人福祉施設として設定された加算率が適用されます。2025年現在の加算率と支給額目安を詳しく紹介します。

特養の加算率(2025年度)

加算区分加算率主な要件
加算Ⅰ14.0%キャリアパス要件Ⅰ〜Ⅲ + 職場環境等要件(7項目)
加算Ⅱ13.6%キャリアパス要件Ⅰ〜Ⅲ + 職場環境等要件(6項目)
加算Ⅲ11.3%キャリアパス要件Ⅰ・Ⅱ + 職場環境等要件(5項目)
加算Ⅳ9.0%キャリアパス要件Ⅰ・Ⅱ + 職場環境等要件(4項目)

※加算率は介護報酬総額に対する割合。この加算分が事業所に支給され、職員に配分されます。

常勤職員の月額目安

常勤(フルタイム)で働く介護職員の処遇改善手当の目安です。

加算区分月額目安年間目安
加算Ⅰ約22,000〜32,000円約26〜38万円
加算Ⅱ約21,000〜30,000円約25〜36万円
加算Ⅲ約17,000〜25,000円約20〜30万円
加算Ⅳ約14,000〜20,000円約17〜24万円

特養は入所定員が多いため、1人あたりの処遇改善加算が安定して配分される傾向があります。

パート職員の月額目安

パート・アルバイトの職員は勤務時間に応じて処遇改善手当が計算されます。

月の勤務時間常勤換算月額目安(加算Ⅰ)
160時間(常勤相当)1.0約22,000〜32,000円
120時間0.75約16,500〜24,000円
80時間0.5約11,000〜16,000円
40時間0.25約5,500〜8,000円

資格・経験による差

特養では、資格や経験によって処遇改善加算の配分に差がつきます。

資格・経験月額目安(常勤・加算Ⅰ)
介護福祉士(経験10年以上)約30,000〜40,000円
介護福祉士(経験10年未満)約24,000〜32,000円
実務者研修修了約20,000〜28,000円
初任者研修修了約18,000〜25,000円
無資格約15,000〜22,000円

経験10年以上の介護福祉士は「経験・技能のある介護職員」として重点配分の対象となり、月8,000円アップの配分を受けられる場合があります。

夜勤手当と合わせた月収目安

特養の大きな特徴は夜勤があることです。夜勤手当と処遇改善加算を合わせた収入を見てみましょう。

項目金額目安
基本給約180,000〜220,000円
夜勤手当(月5回×6,000円)約30,000円
処遇改善手当約25,000〜32,000円
資格手当(介護福祉士)約10,000〜15,000円
月収合計約245,000〜297,000円
年収目安約320〜380万円

夜勤回数を増やせば月収30万円以上も可能です。特養は夜勤手当と処遇改善加算の両方を受け取れるため、高収入を目指しやすい職場です。

特養と他の施設の処遇改善加算を比較

特養の処遇改善加算は、他の介護施設と比べてどの程度なのでしょうか。加算率と月額目安を比較します。

施設種別ごとの加算率比較(加算Ⅰ)

施設種別加算率(加算Ⅰ)月額目安
訪問介護24.5%約35,000〜50,000円
グループホーム15.5%約22,000〜32,000円
特別養護老人ホーム14.0%約22,000〜32,000円
有料老人ホーム(特定施設)11.0%約16,000〜25,000円
通所介護(デイサービス)9.2%約13,000〜20,000円
介護老人保健施設7.8%約11,000〜18,000円

特養の加算率14.0%は、施設サービスの中ではグループホームに次いで高い水準です。老健(7.8%)より大幅に高く、処遇改善手当で月1万円以上の差がつきます。

総収入で比較するとどうなる?

処遇改善加算だけでなく、夜勤手当も含めた総収入で比較します。

項目特養老健有料老人ホーム
基本給200,000円200,000円195,000円
夜勤手当(月5回)30,000円30,000円35,000円
処遇改善手当27,000円15,000円20,000円
資格手当10,000円10,000円8,000円
月収合計267,000円255,000円258,000円
年収目安約340万円約320万円約330万円

特養は処遇改善加算が手厚いため、総収入で見ても有利な傾向があります。老健と比べると年収で20万円程度の差がつくこともあります。

特養で働くメリット

処遇改善加算の観点から見た特養のメリットをまとめます。

  • 加算率14.0%:施設サービスで高水準の処遇改善
  • 夜勤手当との相乗効果:夜勤回数に応じて収入アップ
  • 加算取得率が高い:大規模法人が多く、加算Ⅰ取得施設が多い
  • 経営が安定:入所者が常にいるため、処遇改善加算も安定支給
  • キャリアアップしやすい:介護福祉士取得で配分がアップ

特養と訪問介護、どちらが稼げる?

訪問介護は加算率24.5%と高いですが、夜勤がないため夜勤手当がありません。総収入で比較すると以下のようになります。

項目特養(夜勤月5回)訪問介護(常勤)
基本給200,000円200,000円
夜勤手当30,000円0円
処遇改善手当27,000円42,000円
月収合計257,000円242,000円

夜勤ができるなら特養の方が高収入になる傾向があります。夜勤なしで働きたい場合は訪問介護が有利です。

特養の処遇改善加算の計算方法

特養の処遇改善加算がいくらになるか、具体的な計算方法を解説します。

基本の計算式

特養が受け取る処遇改善加算の総額は、以下の式で計算されます。

処遇改善加算の総額 = 介護報酬総額 × 加算率

この総額を、施設が各職員に配分します。配分方法は施設によって異なりますが、常勤換算をベースに計算されることが一般的です。

具体的な計算例

定員100名の特養を例に、処遇改善加算の計算をしてみましょう。

条件:

  • 入所定員:100名
  • 月間介護報酬:約3,000万円
  • 加算区分:加算Ⅰ(14.0%)
  • 介護職員数:常勤換算40名
処遇改善加算の総額 = 3,000万円 × 14.0% = 420万円/月
1人あたりの目安 = 420万円 ÷ 40名 = 約10.5万円

※実際には資格・経験による配分差があるため、
  一般介護職員で月2〜3万円程度が目安

配分ルールの詳細

処遇改善加算の配分には一定のルールがあります。

  • 月額賃金改善要件:加算額の1/2以上を毎月の基本給または定額手当で支給
  • 経験・技能ある職員への重点配分:介護福祉士10年以上の職員には月8,000円以上の上乗せ
  • 年収440万円以上の保証:経験・技能ある職員に1人以上適用

残りの1/2は賞与や一時金として支給することが認められています。

パート職員の計算例

週3日・1日6時間勤務のパート職員の場合を計算します。

条件:

  • 常勤の処遇改善手当:月27,000円
  • 勤務時間:週18時間 × 4週 = 月72時間
  • 常勤の勤務時間:月160時間
常勤換算係数 = 72時間 ÷ 160時間 = 0.45
パートの支給額 = 27,000円 × 0.45 = 約12,150円/月

給与明細での確認方法

処遇改善加算は、給与明細で以下のような名目で記載されています。

  • 処遇改善手当
  • 特定処遇改善手当
  • 介護職員手当
  • ベースアップ手当

夜勤手当とは別の項目として記載されているはずです。基本給に組み込まれている場合もあるため、入職時の労働条件通知書で確認しましょう。

特養で処遇改善加算を最大化するポイント

特養で働きながら、処遇改善加算を最大限受け取るためのポイントを解説します。

1. 加算Ⅰを取得している施設を選ぶ

特養の加算区分を確認しましょう。加算Ⅰと加算Ⅳでは加算率に5%の差があり、月額で5,000〜10,000円の差がつきます。

  • 加算Ⅰ(14.0%):月2.5〜3万円程度
  • 加算Ⅳ(9.0%):月1.5〜2万円程度

大規模法人が運営する特養は加算Ⅰを取得していることが多いです。

2. 介護福祉士を取得する

介護福祉士を取得すると、処遇改善加算の配分で優遇されます。

  • 無資格 → 介護福祉士で月5,000〜10,000円アップの可能性
  • 経験10年以上で「経験・技能のある介護職員」に該当
  • 年収440万円以上の対象者として重点配分

3. 経験10年以上を目指す

特養での経験を積み重ねることで、処遇改善加算の重点配分対象となります。

  • 経験10年以上の介護福祉士:月8,000円以上の上乗せ
  • ユニットリーダー等:管理職としての配分も期待できる

4. 夜勤回数を増やす

特養では夜勤手当が大きな収入源となります。処遇改善加算と合わせて収入を最大化しましょう。

夜勤回数夜勤手当目安処遇改善込み月収目安
月4回約24,000円約250,000円
月5回約30,000円約260,000円
月6回約36,000円約270,000円

5. 規模の大きい特養を選ぶ

入所定員が多い特養は介護報酬総額が大きく、処遇改善加算の配分も安定しています。

  • 定員100名規模:処遇改善加算総額が月400万円以上
  • 定員50名規模:処遇改善加算総額が月200万円程度

大規模施設の方が1人あたりの配分が安定する傾向があります。

6. 処遇改善加算を明示している施設を選ぶ

求人情報で処遇改善手当の金額が明示されている施設を選びましょう。

  • 「処遇改善手当 月25,000円〜」など具体的な金額が記載されている
  • 毎月支給か賞与支給かが明確
  • 配分基準が就業規則で定められている

特養の処遇改善加算に関するよくある質問

特養の処遇改善加算に関するよくある質問

Q. 特養のパート職員でも処遇改善加算はもらえますか?

A. はい、もらえます。パート職員も処遇改善加算の対象です。勤務時間に応じて常勤換算され、その割合に応じた処遇改善手当が支給されます。週3日勤務なら常勤の約0.4〜0.5倍程度の金額が目安です。短時間勤務でも対象となるのは大きなメリットと言えます。

Q. 特養と老健、処遇改善加算はどちらが多いですか?

A. 特養の方が多いです。特養の加算率は最大14.0%、老健は最大7.8%です。月額で1万円以上の差がつくことがあります。処遇改善加算を重視するなら特養がおすすめです。老健は医療面でのキャリアを積みたい方には魅力がありますが、収入面では特養が有利です。

Q. 特養で働いて年収400万円は可能ですか?

A. 可能です。介護福祉士で経験10年以上、夜勤月5〜6回であれば年収400万円は十分達成できます。処遇改善加算と夜勤手当を合わせると月収30万円以上になるケースも多いです。さらに賞与が年2回支給される施設であれば、年収420〜450万円も視野に入ります。

Q. 特養の処遇改善加算は毎月支給されますか?

A. 施設によって異なります。2025年度からは加算額の1/2以上を毎月の賃金で支給することが義務化されました。残りの1/2は賞与にまとめて支給される場合があります。入職時に支給方法を確認しましょう。毎月支給の方が生活設計がしやすいというメリットがあります。

Q. 派遣で特養に勤務しても処遇改善加算はもらえますか?

A. 派遣会社が処遇改善加算を取得していればもらえます。ただし、派遣の場合は時給に処遇改善分が含まれていることが多く、別途手当として支給されないケースもあります。派遣会社に確認しましょう。派遣は時給が高い代わりに処遇改善手当が明示されないことがあるため、総額で比較することが大切です。

Q. ユニット型特養と従来型特養で処遇改善加算は違いますか?

A. 加算率は同じ14.0%です。ただし、ユニット型は介護報酬単価が高いため、処遇改善加算の総額も多くなる傾向があります。結果として、1人あたりの配分も若干多くなる可能性があります。ユニット型はより個別ケアを重視した働き方ができるのも特徴です。

Q. 特養の夜勤専従でも処遇改善加算はもらえますか?

A. はい、もらえます。夜勤専従も処遇改善加算の対象です。勤務時間に応じて常勤換算され、処遇改善手当が支給されます。月10回の夜勤で常勤と同等の処遇改善加算が期待できます。夜勤手当と合わせると月収35万円以上も可能な働き方です。

Q. 特養の看護師も処遇改善加算の対象ですか?

A. はい、対象です。2024年6月の制度改正により、看護職員も処遇改善加算の配分対象となりました。ただし、介護職員への配分が優先されるため、看護師への配分は施設の方針によって異なります。看護師としての基本給が高い分、処遇改善手当の比率は介護職より低くなることが多いです。

Q. 特養の生活相談員も処遇改善加算はもらえますか?

A. はい、もらえます。生活相談員も処遇改善加算の配分対象です。介護業務に直接従事していなくても、介護サービスに関わる職員として対象となります。相談業務や家族対応など、入所者のケアに不可欠な役割を担っているため対象に含まれています。

Q. 特養で無資格でも処遇改善加算はもらえますか?

A. はい、もらえます。無資格でも介護職員として勤務していれば処遇改善加算の対象です。ただし、有資格者より配分が少なくなる傾向があります。介護福祉士を取得すると月5,000〜10,000円アップが期待できます。特養では実務経験を積みながら資格取得を目指す方も多いです。

Q. 特養の処遇改善加算は今後増えますか?

A. 増加傾向です。2025年度には2.0%の賃金ベースアップが予定されています。また、2026年度には臨時改定で処遇改善加算の拡充が検討されています。介護人材の確保が課題となっているため、今後も処遇改善は進む見込みです。特養は人手不足が深刻なため、待遇改善が期待できる職場と言えます。

Q. 新人でも特養で処遇改善加算をもらえますか?

A. はい、もらえます。新人・未経験でも介護職員として勤務すれば処遇改善加算の対象です。ベテランより配分は少なめですが、月1.5〜2万円程度の処遇改善手当が期待できます。経験を積んで介護福祉士を取得すれば、配分額も増えていきます。

まとめ:特養は処遇改善加算と夜勤手当で高収入が期待できる

特養の処遇改善加算は、加算率最大14.0%と施設サービスの中で高水準です。常勤職員なら月2〜3万円程度の処遇改善手当を受け取ることができ、夜勤手当と合わせて月収30万円以上も十分可能です。

この記事のポイント

  • 加算率14.0%:施設サービスで高水準の処遇改善
  • 常勤で月2〜3万円:老健より月1万円以上多い
  • 夜勤手当との相乗効果:月収30万円以上も可能
  • パートも対象:勤務時間に応じて計算・支給
  • 経験10年で重点配分:月8,000円以上の上乗せ

特養で処遇改善加算を増やすには

  1. 加算Ⅰを取得している施設で働く
  2. 介護福祉士を取得する
  3. 経験10年以上を目指す
  4. 夜勤回数を増やす
  5. 規模の大きい特養を選ぶ

特養の収入例(常勤・介護福祉士・夜勤月5回)

項目金額
基本給約200,000円
夜勤手当約30,000円
処遇改善手当約27,000円
資格手当約10,000円
月収合計約267,000円
年収目安約340万円

特養は処遇改善加算と夜勤手当の両方を受け取れるため、介護職の中でも高収入を目指しやすい職場です。入所者のケアを通じてやりがいを感じながら、安定した収入を得られるのが特養の魅力です。

転職や就職を検討している方は、施設の加算区分や処遇改善手当の金額を確認して、より良い条件の職場を選んでください。

💡

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特養介護職の1日の流れ

特養の介護職は、早番・日勤・遅番・夜勤など複数のシフトで勤務します。ここでは、代表的な勤務シフトごとの1日の流れを紹介します。

早番(7:00〜16:00)の1日

時間業務内容
7:00出勤・夜勤者からの申し送り確認
7:30起床介助・着替え・排泄介助
8:00朝食準備・配膳・食事介助
9:00口腔ケア・排泄介助・バイタル測定
10:00入浴介助(午前入浴の方)
12:00昼食準備・配膳・食事介助
13:00口腔ケア・排泄介助
14:00レクリエーション・おやつ提供
15:00介護記録の作成
15:30遅番への申し送り
16:00退勤

日勤(9:00〜18:00)の1日

時間業務内容
9:00出勤・申し送り確認
9:30バイタル測定・入浴介助
12:00昼食準備・配膳・食事介助
13:00口腔ケア・休憩
14:00レクリエーション・機能訓練補助
15:00おやつ提供・排泄介助
16:00入浴介助(午後入浴の方)
17:00介護記録の作成・申し送り準備
17:30夜勤者への申し送り
18:00退勤

夜勤(17:00〜翌10:00)の1日

時間業務内容
17:00出勤・日勤者からの申し送り
18:00夕食準備・配膳・食事介助
19:00口腔ケア・排泄介助
20:00就寝介助・着替え
21:00消灯・巡回開始
0:00体位変換・おむつ交換(2〜3時間おき)
5:00起床準備・早起きの入居者対応
6:00起床介助・着替え
7:00朝食準備・配膳・食事介助
8:00口腔ケア・排泄介助
9:00介護記録の作成
9:30日勤者への申し送り
10:00退勤

シフトのポイント

  • ユニット型:1ユニット10名程度を2〜3名で担当
  • 夜勤:施設によっては1人で2ユニット(約20名)を担当することも
  • 休憩:日勤は1時間、夜勤は2〜3時間の仮眠時間あり

特養で働くメリット・デメリット

特養(特別養護老人ホーム)での就職を検討している方に向けて、メリットとデメリットを詳しく解説します。

特養で働く4つのメリット

1. 給与水準が高い

特養の介護職員の平均月給は約36万円で、介護施設の中でも最高水準です。

施設タイプ平均月給
特養361,860円
介護老人保健施設355,990円
グループホーム302,010円
デイサービス294,440円

※出典:厚生労働省「令和5年度介護従事者処遇状況等調査」

2. 雇用の安定性が高い

特養は社会福祉法人や地方自治体が運営しているため、経営基盤が安定しています。介護保険適用施設として入居希望者も多く、倒産リスクが低いのが特徴です。福利厚生も充実している施設が多いです。

3. 介護スキルが確実に身につく

特養は要介護3以上の方が入居しており、高度な介護技術を実践的に学べる環境です。身体介護、看取りケア、認知症ケアなど、どの介護現場でも通用するスキルが習得できます。

4. 入居者と長期的な関係を築ける

特養は「終の棲家」として長期入居が前提。入居者一人ひとりと信頼関係を築きながら、人生の最期まで寄り添えるやりがいがあります。

特養で働く3つのデメリット

1. 体力的な負担が大きい

要介護度の高い入居者が多いため、身体介護の頻度が高く、移乗介助や入浴介助で体力を使います。夜勤もあるため、生活リズムの調整が必要です。

2. 精神的な負担を感じることも

認知症の進行による対応の難しさや、看取りケアでの精神的負担を感じる場面もあります。チームでのサポート体制がある施設を選ぶことが大切です。

3. 夜勤の負担

ユニット型特養では、夜勤時に1人で2ユニット(約20名)を担当することもあります。緊急時の対応力や判断力が求められます。

特養に向いている人

  • 介護技術を本格的に身につけたい方
  • 安定した雇用環境で働きたい方
  • 入居者と長期的に関わりたい方
  • 体力に自信があり、夜勤に対応できる方
  • 看取りケアに関わりたい方

特養は介護のプロを目指す方に最適な職場です。給与・安定性・スキルアップのバランスが取れた環境で、キャリアを築いていけます。

のの働き方

のでは、様々な働き方が可能です。

勤務形態の選択肢

  • 日勤のみ:の中には日勤帯のみで働ける施設もあります
  • シフト制:早番・日勤・遅番・夜勤のローテーションが基本
  • パート・アルバイト:週2〜3日から働ける柔軟な雇用形態

で働く環境

エリアのでは、資格取得支援制度や研修制度が充実している施設が多くあります。での経験を積みながら、キャリアアップを目指すことができます。

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