介護用語集
介護業界で使われる用語を解説(全851語)
高齢者の社会的孤立とは|孤独感との違い・健康影響と介護現場での介入
高齢者の社会的孤立とは、家族・友人・地域とのつながりが客観的に乏しい状態。孤独感との違い、認知症リスク約1.5倍などの健康影響、Lubben尺度、通いの場や見守りサービスによる介護現場での介入を整理します。
呼吸リハビリテーションとは|COPD・間質性肺炎の包括的リハと介護職の関わり方
呼吸リハビリテーション(Pulmonary Rehabilitation)の定義・構成(運動療法・教育・栄養・心理)を解説。在宅酸素療法やNPPVと組み合わせた介護現場での関わり方、口すぼめ呼吸・排痰の支援も整理。
ハンマートゥ(ハンマー趾)とは|高齢者の足指変形と介護現場のフットケア観察ポイント
ハンマートゥ(ハンマー趾)は足指がハンマー状に屈曲変形する疾患です。原因・進行段階・装具療法から手術適応まで、介護現場のフットケア観察ポイントを踏まえて解説します。
EBPとは|エビデンスに基づく実践の5ステップと介護現場での活用
EBP(Evidence-Based Practice)は研究エビデンス・専門家の経験・利用者の価値観を統合する実践概念。介護分野での5ステップと科学的介護・LIFEとの違いを解説。
補聴器とは|種類・価格・介護現場での使い方支援
補聴器の4種類(耳あな型・耳かけ型・ポケット型・骨伝導型)、片耳5〜30万円の価格相場、自治体補助、認知症予防エビデンス、介護現場での電池交換・清掃・装着拒否対応まで解説。
脳卒中リハビリテーションとは|急性期・回復期・維持期の3フェーズと後遺症別アプローチ
脳卒中リハビリテーションは急性期48時間以内開始・回復期最大半年・維持期の3フェーズで進む。片麻痺・失語・失行・失認・嚥下障害など後遺症別の介入と、介護現場での維持期リハ活用を解説。
視覚障害ケアとは|白内障・緑内障・加齢黄斑変性の高齢者を支える介護の工夫
視覚障害ケアとは、白内障・緑内障・加齢黄斑変性などで視覚機能が低下した高齢者の生活全般を支える介護的アプローチ。食器のコントラスト・声かけ・誘導歩行・補助具活用の現場ノウハウと、同行援護との違い、視覚障害者手帳の等級まで解説します。
喀痰吸引等研修 第3号研修とは|特定の利用者ケアに必要な9時間の基本研修と実地研修の受講ルート
第3号研修は特定の利用者(ALS・重症心身障害児者など)に対する喀痰吸引・経管栄養を行うための研修。基本研修8時間+演習1時間+実地研修で構成され、重度訪問介護や障害者支援施設で活用される。1号・2号との違いと受講手順を解説。
疼痛評価スケールとは|NRS・VAS・Abbeyなど6種類の使い分けを解説
疼痛評価スケールはNRS・VAS・Faces Pain Scale・Wong-Baker・BPS・Abbey Pain Scaleなど。認知機能やコミュニケーション可否で選び分ける介護現場での使い方を解説。
GCSとは|グラスゴー・コーマ・スケールの3項目評価と介護現場での観察視点
GCS(Glasgow Coma Scale)は1974年に英グラスゴー大学で開発された国際標準の意識評価スケール。E・V・M3項目の合計3〜15点で重症度を判定する仕組み、JCSとの使い分け、介護現場での観察視点をわかりやすく整理します。
抗凝固薬とは|ワルファリンとDOACの違い・介護現場の出血観察ポイント
抗凝固薬の定義、ワルファリンとDOACの違い、介護現場で見逃せない出血兆候、転倒時の頭蓋内出血リスクを解説。看護師・介護職向け。
創傷ケアとは|湿潤環境保持療法と介護職が関われる範囲を解説
創傷ケアは皮膚の傷を治癒に導く処置全般。高齢者では褥瘡・スキンテア・術後創が中心で、湿潤環境保持療法(モイストヒーリング)が標準。介護職と看護師の役割分担を解説。
ポリファーマシーとは|6剤以上で増える有害事象と介護現場の観察ポイント
ポリファーマシーは多剤併用に伴う有害事象の問題。厚労省の指針で6剤以上で薬物有害事象が増えるとされ、ふらつき・転倒・認知機能低下など介護現場で観察すべきサインを解説する。
老年症候群とは|15項目の症状とフレイル・サルコペニアとの関係を解説
老年症候群は加齢に伴い高齢者に多く見られる、医療や介護を要する症状の総称。1909年Nascher博士提唱以来、転倒・失禁・せん妄・低栄養・廃用症候群など多因子性の症候を含む。日本老年医学会の定義とフレイル・サルコペニアとの関係を解説。
Tinettiとは|28点満点のバランス・歩行評価(POMA)と転倒リスクのカットオフ
Tinetti(POMA)は1986年にMary Tinetti博士が開発した、バランス9項目と歩行7項目の計28点で高齢者の転倒リスクを評価するスケール。19点以下で転倒リスク高と判定する。
社会的処方とは|医療から地域へつなぐ非薬物的介入の仕組みと介護現場での実装
社会的処方(Social Prescribing)は、医療従事者が患者を地域活動や社会資源につなぐ非薬物的介入。英国NHS発祥で、日本では2022年骨太の方針に明記。介護現場での実装パターンとリンクワーカーの役割を解説します。
バーグ・バランス・スケール(BBS)とは|14項目の評価とカットオフ値
バーグ・バランス・スケール(Berg Balance Scale, BBS)は14項目56点満点で高齢者のバランス能力と転倒リスクを評価する国際標準ツール。カットオフ値や臨床での使い方を理学療法士向けに解説します。
JCSとは|ジャパン・コーマ・スケール(3-3-9度方式)の見方と介護現場での観察ポイント
JCS(ジャパン・コーマ・スケール、3-3-9度方式)は日本独自の意識レベル評価指標。I/II/III の3桁表記の意味、GCSとの違い、介護現場で発熱・転倒・脱水時に観察すべきポイントを整理。
転倒予防とは|高齢者の転倒率と多因子介入・評価尺度の使い分け
高齢者の転倒予防の定義と多因子介入の要点を解説。年間転倒率約20%・入院5%という疫学データ、環境・運動・薬剤・視覚の介入領域、TUG/Berg/Tinettiの使い分け、施設のヒヤリハット・KYT・離床センサーまで一気通貫で整理します。
リンパ浮腫とは|原発性・続発性の違いとISL病期分類・介護現場の観察ポイント
リンパ浮腫はリンパ管・リンパ節の障害でリンパ液が組織に貯留する疾患。原発性と続発性、ISL病期分類0〜III、加齢性・心不全性浮腫との鑑別、複合的理学療法(CDT)、介護現場でのスキンケアと蜂窩織炎の早期発見までを公的ガイドラインに基づき整理。
化粧療法とは|認知症ケアで注目される非薬物療法の効果と介護施設での実践
化粧療法(けしょうりょうほう)とは、化粧・スキンケア・ネイル・整髪などの身だしなみ介入を通じて心身機能やQOLの維持・向上を図る非薬物療法。資生堂の研究で認知症高齢者のBPSD緩和効果が示され、介護施設のアクティビティケアとして広がっている。
SAS(睡眠時無呼吸症候群)とは|AHI重症度分類とCPAP治療・介護現場の観察ポイント
SAS(睡眠時無呼吸症候群)は睡眠中に10秒以上の無呼吸が1時間に5回以上起こる病態です。AHI重症度分類、閉塞性OSAS・中枢性CSAS、CPAP治療、高齢者特有の症状と介護現場の観察ポイントを解説します。
半側空間無視とは|脳卒中後に左空間を見落とす高次脳機能障害と介護現場の対応
半側空間無視(USN)は脳の損傷反対側の空間に注意が向かない高次脳機能障害です。右半球損傷で左側を無視する例が多く、食事の食べ残し・左側衝突などの観察と健側から患側への声かけ誘導を解説します。
KYTとは|介護現場の危険予知トレーニング・4ラウンド法と事故予防の進め方
KYT(危険予知トレーニング)は職場に潜む危険要因をチームで発見・共有し対策を立てる手法。中災防が普及したKYT基礎4ラウンド法の流れと、介護現場での移乗・入浴・夜勤シーンの実施例を解説します。
園芸療法とは|認知症ケアにおける非薬物療法の効果と介護施設での実践
園芸療法は植物の栽培・園芸活動を通じて心身機能の回復やQOL向上を図る非薬物療法。1950年代米国で発展し、日本では1990年代から普及。認知症高齢者のBPSD緩和や意欲向上のエビデンスを持ち、介護施設で広く実施されている。
失行とは|運動麻痺がないのにできない高次脳機能障害の5タイプと介護対応
失行(しっこう)は運動麻痺がないのに目的の動作ができなくなる高次脳機能障害。観念失行・観念運動失行・肢節運動失行・着衣失行・構成失行の5タイプと介護現場での声かけ・環境調整のコツを解説。
CGAとは|高齢者総合機能評価の4領域・CGA7・介護現場での活用法
CGA(Comprehensive Geriatric Assessment/高齢者総合機能評価)は身体・精神・社会・経済の4領域を多面的に評価する手法。CGA7やBarthel指数・MMSE等の代表尺度、介護現場での活用方法を解説します。
失認とは|視覚・聴覚・身体失認など5タイプと介護現場の対応
失認は感覚機能は正常でも対象を認識できなくなる高次脳機能障害。視覚・聴覚・触覚・身体・相貌の5タイプと、失行・失語との違い、介護現場での具体的観察ポイントを神経学会の知見をもとに解説します。
NPPV(非侵襲的陽圧換気)とは|CPAP・BiPAPとの違いと在宅介護の観察ポイント
NPPV(Non-invasive Positive Pressure Ventilation)はマスク越しに陽圧をかける人工呼吸療法。CPAP・BiPAPの違い、COPD・心不全・ALSなどの適応、在宅NPPVでのマスクフィッティング・皮膚ケア・リーク管理まで、介護現場で必要な観察ポイントを整理します。
コグニサイズとは|認知症予防の運動×認知デュアルタスク
コグニサイズは国立長寿医療研究センターが開発した認知症予防プログラム。運動と認知課題を同時に行うことでMCIからの回復・認知症発症遅延が期待でき、介護予防教室や通所介護でも導入が進む。