介護業界で使われる用語を解説(全1001語)
骨密度測定(DXA法、デキサ法)は骨粗しょう症の診断に最も正確な検査です。YAM70%以下で診断されるしくみ、検査頻度、介護現場での転倒・骨折予防への活用法を解説します。
骨盤底筋運動(ケーゲル体操)は1948年にArnold Kegel博士が提唱した尿失禁の保存療法。仰向け・座位・立位の3姿勢のやり方、1日3セット×10回の目安、3か月で効果実感の根拠を解説。
褥瘡マネジメント加算は、施設で褥瘡リスクを評価しケア計画を作り、LIFEへデータを提出して褥瘡を予防・改善する取り組みを評価する介護報酬加算です。(I)3単位・(II)13単位の算定要件を解説。
特定技能(介護分野)は、技能試験と日本語試験で能力を確認し即戦力として働く在留資格です。1号のみで在留は通算5年、2024年に受入れ見込数13万5,000人へ拡大。試験・業務範囲・訪問介護解禁・育成就労やEPAとの違いを一次ソースで解説します。
同一建物減算とは、訪問介護・訪問看護などで事業所と同じ建物や集合住宅の利用者にサービス提供する際の介護報酬減算。10%・15%減算の要件と、2024年度改定で新設された訪問介護の12%減算を解説します。
認知症チームケア推進加算は2024年度介護報酬改定で新設。加算(I)150単位/月・(II)120単位/月で、BPSDの予防・対応をチームで実践する体制を評価します。対象施設・算定要件・ⅠとⅡの研修要件の違いを整理します。
8050問題とは、80代の親が50代の引きこもり等の子を支え、介護と生活困窮が重なる社会問題。由来・内閣府の推計・地域包括支援センターや重層的支援体制整備事業による相談窓口を解説します。
高齢者施設等感染対策向上加算は2024年度介護報酬改定で新設された加算。(I)10単位/月・(II)5単位/月の算定要件、第二種協定指定医療機関との連携や研修・実地指導をわかりやすく解説します。
EPA介護福祉士候補者とは、経済連携協定に基づきインドネシア・フィリピン・ベトナムから受け入れる外国人介護人材。在留資格・滞在4年・国家試験の受験要件、特定技能や技能実習との違いを一次ソースで解説します。
介護職種の技能実習制度の要件(日本語N4/N3・受入人数枠・指導員)と、2027年4月施行の育成就労制度への移行をわかりやすく解説。
心理的安全性とは、メンバーが対人リスクを恐れず発言・質問・指摘できると信じられる状態。エドモンドソンの定義とGoogleの研究、介護現場でのヒヤリハット報告文化や離職防止との関係をわかりやすく解説します。
老障介護とは、高齢の親が障害のある子を介護する(またはその逆の)状態。加齢に伴う共倒れリスク、8050問題との違い、基幹相談支援センター・地域包括支援センターの相談窓口を解説します。
介護難民とは、必要な介護サービスや施設を受けられない高齢者のこと。特養待機者や2025・2040年問題、介護人材不足を厚労省データで解説します。
不顕性誤嚥(むせない誤嚥)とは、誤嚥しても咳やむせが起こらない状態。睡眠中の唾液誤嚥が誤嚥性肺炎の主因となる仕組みと、口腔ケア・体位による予防を解説します。
高齢者の尿路感染症(UTI)を解説。発熱・排尿時痛が出にくく、せん妄や食欲不振など非典型症状が初発になりやすい特徴、カテーテル関連UTIや脱水との関係、介護現場での気づきと受診の目安を公的資料に基づきまとめます。
高齢者虐待防止措置未実施減算は2024年度介護報酬改定で新設された減算。委員会・指針・研修・担当者の4要件のいずれかが未実施だと所定単位数の1%が減算されます。対象サービス・経過措置・身体拘束との違いを解説。
嚥下機能評価とは、飲み込みの障害を見つけ重症度を判定する一連の検査の総称。簡易スクリーニング(RSST・改訂水飲みテスト等)と精密検査(VE:嚥下内視鏡/VF:嚥下造影)の役割と違いを整理します。
老衰とは加齢に伴う心身機能の自然な低下と、その先にある自然死を指します。死亡診断書での扱い、近年第3位まで上昇した死因統計、経過と看取りケアを公的データでわかりやすく解説します。
ヒートショックとは急激な温度差で血圧が変動し心臓や脳に負担がかかる現象。冬の入浴中に高齢者の事故が多発します。仕組み・統計・予防策を公的データで解説。
スマイルケア食とは、農林水産省が「新しい介護食品」として整理した分類制度。栄養補給向けの青マーク、噛むことが難しい人向けの黄マーク、飲み込みが難しい人向けの赤マークの3区分と選び方を解説します。
ブレーデンスケールは褥瘡発生リスクを6項目(知覚の認知・湿潤・活動性・可動性・栄養・摩擦とずれ)で点数化する評価ツール。6〜23点の見方とカットオフ値を解説します。
GLIM基準は2018年に提唱された低栄養診断の国際統一基準。現症(表現型)3項目と病因2項目から各1つ以上で診断し、重症度も判定する2段階プロセスをわかりやすく解説。
取り繕い反応とは、認知症の人が記憶障害を指摘された際にもっともらしい言い訳でその場を取り繕う反応。アルツハイマー型に特徴的で、鑑別や要介護認定での見落としにも関わります。
悪液質(カヘキシア)とは、がん・心不全・COPDなど慢性疾患に伴い、通常の栄養補給では戻りにくい著しい筋肉量・体重減少を伴う複合的な代謝異常です。低栄養・サルコペニアとの違い、診断基準、終末期ケアの考え方を解説します。
認知症の中核症状とは、脳の障害で直接起こり、ほぼすべての人に現れる症状です。記憶障害・見当識障害・実行機能障害・失語失行失認など7つを、BPSD(周辺症状)との違いとともに解説します。
病識とは「自分が病気である」という認識のこと。認知症や精神疾患で低下しやすく、受診拒否やケア拒否の背景になります。病識低下(病態失認)の意味と現場での関わり方を解説します。
リロケーションダメージとは、入院や施設入居など生活環境の急激な変化が強いストレスとなり、高齢者・認知症の人に心身の不調やBPSD悪化を招くこと。定義・要因・予防の工夫を解説します。
SOAP(ソープ)は介護・看護記録をS=主観的情報・O=客観的情報・A=アセスメント・P=計画の4要素で記述する方法。各要素の意味と記入例、現場での活かし方をわかりやすく解説します。
看護過程とは、アセスメント・看護診断・計画・実施・評価の5段階で個別ケアを科学的に展開する思考プロセス。看護診断(NANDA-I)の位置づけや介護過程との違いをやさしく解説します。
転倒リスクアセスメントは高齢者の転倒しやすさを内的要因・外的要因の両面から多面的に評価する手法。スクリーニングから精査・予防対策へつなぐ基本モデル、代表的な評価ツール、現場での活かし方を解説します。