介護業界で使われる用語を解説(全1001語)
生活リハビリは、食事・排泄・整容など日常生活動作そのものをリハビリの機会として活用するアプローチ。機能訓練との違い・介護職の関わり方・廃用症候群予防の実践例を解説します。
介護のメンター制度は新人と先輩を1対1でつなぎ、業務以外の悩みも含めて伴走支援する仕組み。OJT・プリセプターとの違い、導入施設の特徴、転職時のチェックポイントを解説。
車椅子は身体的に歩行が困難な人の移動を補助する福祉用具。自走用・介助用・電動の3種類と、介護保険の福祉用具貸与で借りる場合の要件、適切なサイズ選定・操作のポイントを整理する。
リハビリテーションは「全人間的復権」を意味する概念で、医学・教育・職業・社会の4領域を含みます。WHOの定義・介護保険での通所リハ・訪問リハ・回復期リハ病棟との違いをやさしく解説します。
スーパービジョンは対人援助職の専門性向上を支える指導関係。管理・教育・支持の3機能、個別・グループ・ピア・セルフの4形態を介護現場の実践例とともに解説。
徘徊行動は認知症のBPSDのひとつで、本人なりの目的を伴った歩行行動です。原因・声かけ・GPS等の安全対策、近年「ひとり歩き」と呼び替える動きまで解説します。
排泄介助とは、自力でトイレに行くことが難しい高齢者の排泄行為をサポートするケア。トイレ・ポータブル・おむつ交換など種類別の手順、尊厳を守る声かけ、皮膚トラブル予防のポイントを解説します。
福祉用具貸与は介護保険でレンタルできる13種目(車椅子・特殊寝台・歩行器・徘徊感知機器など)を毎月の介護保険給付で借りる制度。要介護度ごとの利用制限・自己負担1〜3割・福祉用具専門相談員によるサービス計画書を整理する。
言語聴覚士(ST)は失語・構音・嚥下障害のリハを担う国家資格。業務範囲・養成課程・PT/OTとの違い・介護施設での需要と口腔機能向上加算との関わりをやさしく解説します。
ケースマネジメントは個別支援計画を軸に多職種で利用者を支える支援技法。介護のケアマネジメントとの違いや、インテークから終結までの7段階プロセス、ソーシャルワーク理論の位置づけを解説。
メモリーケアは認知症のある方に特化したケアの総称で、米国を中心に発達した専門ユニット型ケアです。日本のグループホーム・認知症ケアとの違いと導入事例を解説します。
特定福祉用具販売は、入浴・排泄など直接肌に触れて貸与になじまない5種目(腰掛便座・自動排泄処理装置の交換可能部分・入浴補助具・簡易浴槽・移動用リフトのつり具部分等)を購入する場合、年間10万円を上限に介護保険から購入費が支給される制度。
作業療法士(OT)は応用動作能力と社会的適応能力の回復を担う国家資格。業務範囲・養成課程・PT/STとの違い・介護施設や精神科での役割をやさしく解説します。
介護のワークライフバランスは、夜勤・変則シフトの中でも私生活と両立できる働き方。日勤専従・短時間正社員・有休取得率など、無理なく続けられる職場の選び方を解説。
見当識障害は認知症の中核症状のひとつで、時間→場所→人の順に進行します。具体例とリアリティ・オリエンテーションなどの対応技法までやさしく解説します。
介護現場の労働安全衛生は、職員の腰痛・転倒・感染症・メンタル不調を予防する組織的取り組み。法定義務・主要リスクと対策・職場選びのチェックポイントを職員視点で解説。
介護事業所経営は介護報酬を主な収益源とし、人件費比率60〜65%が経営の鍵。職員視点で見る収益構造・経営難リスク・職場選びのチェックポイントを解説。
介護保険の住宅改修は要支援・要介護者が自宅で安全に暮らすための工事制度。手すり設置や段差解消など6種類の対象工事と上限20万円・自己負担1〜3割・事前申請の流れをわかりやすく整理する。
理学療法士(PT)は基本動作能力の回復を目的とする国家資格。業務範囲・養成課程・OT/STとの違い・介護施設での役割と需要をやさしく解説します。
エンドオブライフケアとは、診断名や年齢を問わず「死を意識する人が最善の生を生き切る」ことを支援する医療・看護・介護の包括的な概念です。厚生労働省は2015年に「人生の最終段階における医療」へ呼称を変更しACP(アドバンス・ケア・プランニング)を推進。ターミナルケア・緩和ケア・ホスピスケア・看取りとの違い、介護現場での実践ポイントまで、用語の意味と仕組みをやさしく解説します。
多職種連携(IPW:Interprofessional Work)とは、医療・介護・福祉の異なる専門職が協力して利用者を支える仕組み。地域包括ケアシステムの中核として厚生労働省が推進する考え方、サービス担当者会議や退院前カンファレンスなど現場での実践、各職種の役割を解説します。
ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは、日本整形外科学会が2007年に提唱した運動器(骨・関節・筋肉・神経)の障害により移動機能が低下した状態を指す概念です。立ち上がりテスト・2ステップテスト・ロコモ25の3つで判定する「ロコモ度1・2・3」、4つのロコモサイン、フレイル・サルコペニアとの違い、運動と生活習慣病管理を組み合わせた予防策まで、用語の意味と仕組みをやさしく解説します。
ケアマネジメントとは、介護保険制度に基づき要介護者・要支援者が最適なサービスを利用できるよう支援する一連のプロセス。インテーク・アセスメント・ケアプラン作成・サービス担当者会議・モニタリング・再アセスメント・終結の7段階を、ケアマネジャーが担う流れを公的資料に基づき解説します。
サルコペニアとは、加齢や疾患による全身の筋肉量と筋力の低下した状態で、要介護化と死亡リスクに直結する高齢者疾患です。アジアサルコペニアワーキンググループの最新基準AWGS 2019では、握力(男性28kg・女性18kg未満)または5回椅子立ち上がり12秒以上+骨格筋量低下で診断。フレイル・廃用症候群との違い、運動・栄養・地域支援事業を組み合わせた予防策まで、用語の意味と仕組みをやさしく解説します。
ICF(国際生活機能分類)とは、2001年にWHOが採択した健康と生活機能の国際分類。心身機能・身体構造/活動/参加の3レベルに、環境因子・個人因子の背景を加えた相互作用モデル。介護現場での書き方・ICIDHからの違い・ケアプランへの活用を厚生労働省資料で解説します。
廃用症候群(はいようしょうこうぐん)とは、安静や活動低下が長く続くことで、筋力・関節可動域・心肺機能・認知機能・嚥下機能など全身に二次的な機能低下が起こる状態の総称で、「生活不活発病」とも呼ばれます。高齢者では1日の安静で1〜3%の筋力が落ちるとされ、寝たきりや要介護化の主要因。原因・症状・予防・介護現場での観察ポイントまで、用語の意味と仕組みをやさしく解説します。
軽度認知障害(MCI: Mild Cognitive Impairment)とは、認知症と健常の中間状態を指す概念で、厚生労働省と国立長寿医療研究センターの調査では認知症予備軍を含む65歳以上の認知機能低下者は862万人と推計されています。MCIから1年で約14%が認知症へ進行する一方、約46%が健常域に戻るとされ、運動・栄養・社会参加による予防介入が有効。診断基準・進行リスク・回復の可能性まで、用語の意味と仕組みをやさしく解説します。
訪問介護計画書の作成義務者(サービス提供責任者)、記載事項、ケアプランとの関係、モニタリング頻度を解説。指定居宅サービス基準第24条に基づく作成・実施・評価・変更のPDCAサイクルを一次ソース準拠で整理。
ユニットケアとは、10人前後の少人数を1ユニットとして個室と共同生活室で支える特養・老健の介護方式。1ユニットの定員上限・人員配置基準・ユニットリーダー研修・従来型との違いまで、厚生労働省の基準に基づきやさしく解説します。
若年性認知症とは、18歳〜64歳で発症する認知症の総称で、東京都健康長寿医療センター研究所の最新調査では全国の有病者数は3.57万人、有病率は10万人当たり50.9人と推計されています。基礎疾患はアルツハイマー型・脳血管性・前頭側頭葉変性症など多様で、就労継続・経済支援・若年性認知症コーディネーターによる相談窓口の活用が課題。介護保険の特定疾病として40〜64歳でも認定を受けられる仕組みまで、用語の意味と仕組みをやさしく解説します。