介護業界で使われる用語を解説(全1001語)
介護正社員は介護事業所が直接雇用する無期雇用フルタイム職員。厚労省データで平均年収は約353万円〜420万円。賞与・退職金・処遇改善加算の手厚い配分、ユニットリーダー・施設長へのキャリアパスを解説。パート・派遣との比較も。
圧迫骨折は背骨(椎体)が縦方向に潰れる骨折で、骨粗鬆症の高齢者に多発。激しい腰背部痛・身長低下・円背を起こします。診断・保存療法・手術・在宅介護で看護師が押さえる観察ポイントを整理しました。
アクシデントレポートとは、介護現場で実際に発生した事故を記録する書類。事故報告書の書き方・自治体提出の期限・5日以内ルール・損害賠償の流れを解説。
介護保険外サービスは、介護保険ではカバーされないニーズに応える全額自費の生活支援サービス。家事代行・配食・通院付き添い・自費介護タクシーなど主要9種類の特徴と料金相場、保険サービスとの組み合わせ方を解説。
高齢者の肺炎は市中肺炎(CAP)・医療介護関連肺炎(NHCAP)・院内肺炎(HAP)に分類され、誤嚥性肺炎を含む。2026年定期接種化のPCV20など最新ワクチンと施設での予防策を体系整理。
食事姿勢は誤嚥性肺炎予防の要。椅子座位の足底接地・テーブル高、ベッドギャッチアップ30度、軽度顎引き位、車椅子の姿勢調整まで、PDN・日本摂食嚥下リハ学会の根拠ベースで安全な食事介助の基本を整理。
夜勤手当は事業所が独自に設定する夜勤1回あたりの手当。介護現場の相場は1回6,000〜10,000円。労働基準法第37条の深夜割増賃金(22時〜5時、25%以上)とは別物。施設形態別の手当額・計算方法・夜勤専従との違いを公的データで解説。
帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化で起こる皮膚疾患。高齢者では帯状疱疹後神経痛に移行しやすく、2025年度から65歳に定期接種が始まりました。症状・治療・ワクチン・介護現場の感染対策を整理します。
アセスメントシートとは、ケアプラン作成の根拠を整理する書式。厚労省課題分析標準項目23項目の構成と書き方、令和5年改正、書式7種を解説します。
HDS-Rは1974年開発・1991年改訂の日本発の認知症スクリーニング検査。9項目30点満点で20点以下が認知症疑い。MMSEとの違い・実施手順・介護現場での活用法を体系的に整理する。
訪問歯科診療は、歯科医師・歯科衛生士が自宅や介護施設に出向いて行う歯科診療。通院困難な高齢者を対象に、医療保険適用で虫歯治療・入れ歯調整・口腔ケアを実施。対象要件・費用・依頼方法を解説。
認定調査は要介護認定の一次判定材料となる訪問調査。市町村の認定調査員が自宅で74項目の基本調査と概況調査・特記事項を実施します。所要時間や流れ、特記事項の書き方のコツまで整理。
ROM訓練(関節可動域訓練)は関節の動く範囲を維持・拡大するリハビリ。他動・自動・自動介助の3種類、拘縮予防の手順、参考可動域、禁忌、介護現場での実施頻度を看護師目線で解説。
区分変更申請とは、認定有効期間中に心身の状態が変化した際に要介護度の見直しを求める申請。手順・申請主体・約30日の認定期間・暫定ケアプラン・却下時の審査請求まで解説。
介護保険の住宅改修は、要介護・要支援者が自宅に手すり取付けや段差解消などを行う際、生涯20万円まで7〜9割が支給される制度。対象6種目・支給限度額・3段階リセット・申請手順をやさしく解説します。
高額医療・高額介護合算療養費は、医療保険と介護保険の年間自己負担額が限度額を超えた場合に払い戻される制度。所得区分別の限度額・申請方法・対象条件を整理します。
補足給付は、特養・老健・介護医療院・ショートステイの食費と居住費について、住民税非課税世帯の自己負担を軽減する介護保険の制度。段階別の限度額・申請手続き・預貯金要件まで、最新ルールを整理して解説。
暫定ケアプランは要介護認定の結果が出る前にサービスを開始するためにケアマネが作成する仮のケアプラン。想定介護度の置き方、認定結果が異なった場合の費用負担、本プラン切替時の担当者会議の要否を解説します。
ライフレビュー(life review)とは、1963年にアメリカの精神科医ロバート・バトラーが提唱した、高齢者が人生全体を構造的に振り返り「統合(integrity)」を目指す心理療法的アプローチ。回想法との違い、エリクソン発達理論の背景、認知症ケア・看取り期での実践を解説。
退院前カンファレンスは、退院1〜2週間前に病棟・MSW・主治医・在宅医・訪問看護・ケアマネ・家族が集まり療養情報を引き継ぐ多職種会議。算定要件・共有内容・看護師の役割を解説。
嚥下訓練を介護現場目線で解説。食物を使わない間接訓練(口腔体操・アイスマッサージ・頭部挙上訓練)と食物を使う直接訓練(一口量・とろみ・代償嚥下法)の違い、言語聴覚士(ST)と看護師・介護職の連携、嚥下造影(VF)・嚥下内視鏡(VE)評価、ミールラウンドと経口維持加算の関係まで、最新エビデンスを踏まえてまとめます。
認知症対応型通所介護(認知症デイサービス)の定義・3つのタイプ(単独型・併設型・共用型)・一般デイとの違い・介護報酬・職員配置基準を整理。家族レスパイトとしての役割も解説。
身体拘束ゼロは介護保険指定基準で原則禁止された11項目と、例外的に許容される切迫性・非代替性・一時性の3要件を柱とする取り組み。記録・説明・委員会開催の手続き、未実施減算の仕組みまで網羅解説。
認知症地域支援推進員は、市町村に配置され医療・介護連携や認知症カフェ運営を担うコーディネーター。役割・任用要件・初期集中支援チームとの違い・相談ルートを解説。
リハビリテーションマネジメント加算は通所・訪問リハで算定する月額加算。令和6年度改定で加算A/Bは「イ・ロ・ハ」に再編。LIFE提出・リハ会議・医師関与・3ヶ月モニタリングの要件をやさしく解説。
ケアマネのモニタリングは、ケアプランが利用者の目標達成に有効か継続的に確認するプロセス。居宅は月1回、施設は3か月に1回の実施が運営基準で義務付けられている。
自立支援介護とは、国際医療福祉大学・竹内孝仁教授が提唱する、水分・食事・運動・排泄の4つの基本ケアで要介護度の改善を目指す理論。お世話型介護からの脱却と科学的介護(LIFE)との関係、批判的観点まで解説。
介護ロボット導入支援事業(現・介護テクノロジー導入支援事業)の補助率最大3/4、対象6分野(移乗・移動・排泄・見守り・入浴・業務支援)、申請手順、ICT補助との違いを事業主向けに解説。
認知症初期集中支援チームは、認知症が疑われる40歳以上の人やその家族を訪問し、おおむね6ヶ月の集中的な支援で医療・介護サービスにつなぐチーム。認知症施策推進大綱に基づき全市町村に設置されている。
介護過程はアセスメント→計画→実施→評価の4ステップで構成される介護職の専門技術です。ケアプランとの違い、ICFの活用、個別介護計画書の書き方、介護福祉士国家試験での出題傾向まで解説。