介護業界で使われる用語を解説(全1001語)
CO2ナルコーシスとは体内に二酸化炭素が溜まり意識障害や呼吸抑制を起こす状態。COPDなどへの高濃度酸素投与で起こる仕組み、症状、在宅酸素で介護職が流量を変えてはいけない理由を解説。
SPPB(Short Physical Performance Battery)は高齢者の下肢機能をバランス・歩行速度・椅子立ち上がりの3項目(各0〜4点・合計0〜12点)で評価する簡便なテスト。点数の解釈とフレイル・サルコペニア評価での位置づけを解説。
嚥下の代償法とは、低下した飲み込みの力そのものを治すのではなく、姿勢や飲み込み方の工夫で誤嚥や咽頭残留を減らす方法の総称です。息こらえ嚥下や横向き嚥下など代表的な手技を、言語聴覚士の評価との関係とあわせてやさしく解説します。
排痰ケアとは痰を出しやすくする呼吸ケアの総称。体位ドレナージ・スクイージング・ハフィング・加湿の手技、誤嚥性肺炎やCOPDでの意義、たんの吸引が医行為である線引きを解説します。
遅発性ジスキネジアとは、抗精神病薬などドパミン受容体を遮断する薬の長期使用後に現れる口・舌・顔・手足の不随意運動です。症状・原因・可逆性・介護職の観察と医療連携の役割を解説します。
社会的フレイルとは、外出や人との交流の減少、独居、社会的役割の喪失といった社会的つながりの脆弱さに着目した概念。身体的フレイルの前段階・予測因子になりうる5項目の評価指標と介護予防での重要性を解説します。
新しい認知症観とは、認知症になっても自分らしく希望を持って暮らせるという考え方。認知症基本法・施策推進基本計画・希望大使の動きと、介護現場での意味を一次資料で解説します。
6分間歩行試験(6MWT)は平らな場所を6分間でできるだけ歩き、その距離で持久力・運動耐容能・心肺機能を評価する検査。方法、SpO2や息切れの観察・中止基準、距離の目安、TUGやCS-30との違いを解説。
介護のタスクシフト(業務の移管)・タスクシェア(業務の共同化)をやさしく解説。人手不足を背景に専門職が専門的ケアに集中できるよう周辺業務を介護助手やテクノロジーに分担する機能分化の動き、メリットと注意点を厚労省資料で整理。
フレイル健診は75歳以上を対象にフレイルの兆候を早く見つける健診の通称。2020年度導入の後期高齢者の質問票15項目・10領域と、メタボ健診との違い、介護予防につなぐ流れを解説します。
高齢者等終身サポート事業とは、身寄りのない高齢者などに身元保証・日常生活支援・死後事務をまとめて提供する民間サービス。2024年の国のガイドラインや成年後見との違い、利用時の注意点を解説します。
介護の生産性向上とは、介護の質を保ち高めながら業務の無駄を減らし、職員の負担を軽くして限られた人材で支える取り組み。厚労省ガイドラインの考え方、ICT・介護ロボット活用、7つの業務改善、加算との関係をやさしく解説。
摘便(てきべん)は直腸内の硬便を指で掻き出す医行為。介護職は実施できず看護職が担う。適応・禁忌・手順・出血リスク・厚労省通知による役割分担まで一次資料で解説。
食事拒否とは、認知症や心身の不調により食事を受け付けない状態。失認・失行・嚥下障害・抑うつなど原因別の対応と環境調整を解説します。
シャワーチェア(介護用入浴いす)は座面の高い入浴補助用具で、特定福祉用具販売の対象。年間10万円まで1〜3割負担で購入できます。種類・選び方・購入手続きを介護保険制度の文脈で整理しました。
MMSE(ミニメンタルステート検査)は1975年Folsteinらが開発した30点満点の認知症スクリーニング検査。検査項目・カットオフ値(23/24点)・長谷川式(HDS-R)との違い・介護現場での活用法を解説します。
疥癬は皮膚にヒゼンダニが寄生して激しいかゆみを起こす感染症。介護施設で集団発生しやすく、通常疥癬と角化型疥癬で感染力・治療が大きく異なる。介護現場での見分け方・隔離・リネン管理を整理。
介護リーダー(介護主任)は介護職員のまとめ役として、シフト管理・教育・現場統括を担う中間管理職。役割・必要なスキル・年収・なるための道のりを2026年最新版で解説。
入浴拒否とは、認知症や心身の不調で入浴を嫌がる状態。羞恥心・恐怖・記憶障害など原因別の声かけと環境整備、清拭・部分浴の工夫を解説します。
浣腸(かんちょう)は薬剤を直腸に注入して排便を促す処置。市販ディスポ浣腸は条件付きで介護職も実施可能、処方浣腸は看護職限定。厚労省通知の条件、手順、禁忌、合併症まで一次資料で整理。
介護転職とは介護業界内・他業界からの転職活動。求人検索→応募→面接→内定の流れ、成功のポイント、施設形態別の選び方、未経験者の進め方、処遇改善加算・夜勤手当の確認方法を、厚労省データを根拠に解説します。
スライディングシートは低摩擦の筒型シートで、寝返り・体位変換・移乗の介助負担を減らす福祉用具。福祉用具貸与の対象になる場合があり、腰痛予防と褥瘡予防に有効です。仕組み・使い方・選び方を解説します。
ノロウイルスは冬季の感染性胃腸炎を起こすウイルスで、介護施設で集団発生しやすい。嘔吐物処理の手順、次亜塩素酸ナトリウムの濃度、職員の標準予防策、保健所連携までを介護現場目線で整理する。
緊急通報システムは、ひとり暮らし高齢者や重度障害者がボタン一つで受信センターに緊急連絡できる仕組み。自治体事業・民間サービスの違いから機器種類・費用・申込方法までを解説。
インシデントレポートとは、事故に至らなかった事象を記録し再発防止につなげる書式。書き方の5W1H・レベル分類・アクシデントとの違いを解説します。
介護パートは正社員より短時間で働く非正規雇用形態。2024年度の介護職員パート時給は全国平均1,331円、介護福祉士は1,500円超も。社会保険加入要件(週20時間以上)、扶養範囲、シフト調整、家庭との両立を厚労省データで解説。
紙おむつ(大人用)はパンツタイプ・テープ止めタイプ・尿取りパッドの3層で構成される使い捨ての排泄補助用品。組み合わせ・サイズ選び・自治体の支給制度を在宅介護の現場目線で解説します。
義歯ケア(入れ歯ケア)は誤嚥性肺炎予防と栄養維持に直結する介護の基本。日本歯科医師会・日本訪問歯科協会の手順に沿った外し方、流水洗浄、義歯洗浄剤の使い方、保管、誤嚥防止のポイントまで整理。
高齢者のインフルエンザは肺炎・心不全悪化など重症化リスクが高く、施設での集団発生にも要警戒。定期接種・抗インフル薬の予防投与・標準予防策を厚労省/日本感染症学会の最新指針で整理する。
見守りサービスは離れて暮らす高齢者の安否を確認する仕組み。訪問型・センサー型・カメラ型・宅配型・通報型の5タイプの特徴と月額料金、自治体補助の使い方までを解説。