介護業界で使われる用語を解説(全1001語)
DBD13(認知症行動障害尺度短縮版)は、認知症の行動・心理症状(BPSD)13項目を介護者の観察で0〜4点評価する尺度。最大52点で、LIFEにも採用されるBPSDアセスメントツールです。
NPI(Neuropsychiatric Inventory/神経精神症状質問票)は、Cummingsらが1994年に開発したBPSDの代表的評価尺度。妄想・幻覚など10項目を頻度×重症度でスコア化し、介護負担も同時に評価する。
FAST(Functional Assessment Staging)は、Reisbergが1984年に提唱したアルツハイマー型認知症の機能評価ツール。日常生活動作(ADL)の低下から進行度を7段階に分類し、特にステージ6・7はサブステージで細分化される。CDRとの違いも解説。
NIHSS(NIH脳卒中スケール)は意識・運動・感覚など11カテゴリー15項目を0〜42点で採点する脳卒中重症度評価ツール。tPA判断や介護現場での既往評価に使う基本知識を整理。
介護保険事業計画は市町村が3年ごとに策定する介護サービス基盤の整備計画です。都道府県の支援計画との役割分担、第9期(2024-2026年度)の改定ポイント、地域包括ケアシステムとの関係を整理します。
特例介護給付は、要介護認定の効力が生じる前に緊急やむを得ず指定サービスを利用した場合などに、市町村が必要性を認めて9割相当額を償還払いで支給する例外的な介護保険給付。介護保険法第42条の条文・適用ケース・申請書類・通常給付との違いまで用語集として整理します。
アロマセラピーとは植物から抽出した精油の香りで心身を整える補完療法。介護現場では認知症のBPSD緩和、睡眠改善、リラックス効果を狙って活用される。鳥取大学浦上研究の朝晩レシピや皮膚刺激・てんかん禁忌など安全管理を解説。
WHO・経済産業省の定義から、介護領域での具体的なデジタルヘルス活用までを整理。ウェアラブル、遠隔モニタリング、転倒・誤嚥予測AI、PHR/EHRの違いを実装事例とともに解説します。
クリニカルパスは入院から退院までの治療計画を時間軸で標準化した診療計画表です。日本クリニカルパス学会の定義、地域連携クリニカルパス(脳卒中・大腿骨頸部骨折)、退院支援との関係、介護現場での読み方を解説します。
mRS(修正ランキンスケール)は脳卒中後のADL自立度を0〜6の7段階で評価する世界標準の機能予後尺度。各grade、NIHSSとの違い、介護度との関係を解説。
ピアサポートは、介護職同士が同じ立場の経験者として悩みや工夫を共有し合う相互支援の仕組み。メンタリングやプリセプターとの違い、新人定着への効果、バディ制やランチ会など実装方法を解説します。
介護給付費分科会は、社会保障審議会の分科会として介護報酬改定の方針を審議する厚生労働省の会議体。学識者・関係団体・保険者代表ら25名前後の委員が3年に一度の改定で単位数・加算要件を決定します。
動物介在療法(AAT)はセラピー犬などを介し医療従事者が計画的に行う補完療法。認知症のBPSDや抑うつ軽減効果、AAA・AAEとの違い、感染管理・アレルギー対応・施設導入の要点を解説します。
介護のキーパーソンは利用者本人と家族の意思を代表し、ケアマネや事業所との連絡窓口を担う中心人物。定義・役割・決め方・成年後見人との違い・キーパーソン不在時の対応を実務目線で整理。
認知症介護実践者研修は、介護現場で2年程度の実務経験を持つ職員が対象の都道府県知事指定研修。30時間程度の講義・演習と職場実習で構成され、修了によりグループホームや小規模多機能型居宅介護の配置要件・各種加算算定要件を満たす。上位研修「実践リーダー研修」への登竜門。
認知症介護実践リーダー研修は、実践者研修修了から1年以上+介護業務5年以上+チームリーダー職位の3要件を満たす介護職員が受講する50時間規模の指導者育成研修。グループホーム計画作成担当者・認知症対応型通所介護管理者・認知症専門ケア加算Ⅱの算定要件として位置づけられる、実践者研修と指導者養成研修の中段資格を整理します。
共生型サービスは、2018年4月に創設された介護保険と障害者総合支援法の双方の指定を受けやすくする特例制度。対象サービス、報酬、65歳の壁問題への対応を解説します。
地域密着型サービスは2006年介護保険法改正で創設された、市町村が指定・指導監督するサービス類型。原則として住所地市町村の住民のみが利用でき、地域包括ケアシステムの中核を担う9種類のサービスを解説します。
サービス提供責任者(サ責)とは訪問介護事業所に必置のリーダー職。利用者40人ごとに1人の配置基準、訪問介護計画書作成・ヘルパー指導などの業務、介護福祉士や実務者研修修了などの資格要件、給料相場まで解説します。
介護職員初任者研修は介護資格の入口。旧ホームヘルパー2級の後継で都道府県知事指定の研修。130時間10科目のカリキュラム、取得期間1-4か月、費用5-10万円、実務者研修・介護福祉士へのキャリアパス第1段階としての位置づけを解説します。
高齢者のデジタルデバイドの定義、第1・第2・第3デジタルデバイドの3類型、介護現場での支援方法、自治体・国の対策を解説。
トータルペインの定義、シシリー・ソンダースが提唱した4側面、緩和ケアと介護現場での実践、疼痛管理との違いを解説。
訪問診療と往診の違いを5観点で比較。計画的か臨時か、診療報酬の点数、24時間対応の有無、在宅医療を選ぶ際のポイントを解説。
プレフレイルの定義、Fried基準5項目、フレイル本格との違い、可逆性のある状態の介入方法、介護保険のフレイル予防事業を解説。
コグニティブフレイルの定義(IANA-IAGG2013)、身体的フレイル+MCI併存の評価方法、認知症移行リスク、介入アプローチを解説。
モラル・インジャリーの定義、介護現場の典型シーン、PTSDやバーンアウトとの違い、組織的対応とセルフケアを解説。
エイジズムとは年齢を理由とした偏見・差別・ステレオタイプの総称。WHOは制度・対人・自己の3類型に分類し、世界の2人に1人が中高度のエイジズムを抱えると報告。介護現場での無意識バイアス対策まで定義特化で解説。
トラウマインフォームドケア(TIC)の4R(Realize/Recognize/Respond/Resist)、SAMHSA定義、認知症ケアでの応用、介護現場の実践ポイントを解説。
グリーンケアファームは農業活動を通じて高齢者・障害者・認知症の人にケアを提供する取り組み。オランダで1990年代から発展し日本でも農福連携として2023年度末7,179主体まで拡大。
シルバーテック(SilverTech)とは、高齢者・介護領域の課題をテクノロジーで解決するスタートアップ群を指す。AgeTechとの違い、見守り・記録・コミュニケーション等の主要分野、市場規模と投資動向を解説。