介護業界で使われる用語を解説(全1001語)
テレケア(Telecare)はセンサー・緊急通報・AIスピーカー・画像見守り等を組み合わせて高齢者の在宅生活を遠隔から支援する技術。種類・既存サービスとの違い・英国NHSの先進事例・導入時の留意点まで体系解説。
舌圧測定は最大舌圧を数値化して嚥下機能を客観評価する検査。JMS舌圧測定器が標準で、健常成人約40kPa、高齢者30kPa以上、20kPa未満で嚥下機能低下が疑われる。介護現場での活用とRSST・MWSTとの違いを解説。
OT・PT・ST連携は、作業療法士・理学療法士・言語聴覚士の3職種がそれぞれの専門性を補完し合いながら、利用者のADL・IADL・嚥下・コミュニケーション機能を包括的に支える実践です。退院前カンファや申し送りで介護職と情報共有する具体的な方法を解説します。
interRAI(インターライ)は、国際非営利研究機関が開発する高齢者ケアの標準化評価ツール群。LTCF(施設)・HC(在宅)など複数バージョンと、CGA・LIFEとの関係、日本での導入状況を解説します。
骨盤底筋運動(ケーゲル体操)は1948年にArnold Kegel博士が提唱した尿失禁の保存療法。仰向け・座位・立位の3姿勢のやり方、1日3セット×10回の目安、3か月で効果実感の根拠を解説。
服薬カレンダーは1週間×1日4回(朝・昼・夕・寝前)のポケットに薬をセットして飲み忘れを防ぐ服薬管理ツール。種類・使い方・100均入手・訪問介護での活用までまとめます。
介護労働実態調査は介護労働安定センターが毎年実施する全国調査。事業所調査と労働者調査の2本立てで、離職率・賃金・有効求人倍率など人材政策の根拠データを提供します。
骨密度測定(DXA法、デキサ法)は骨粗しょう症の診断に最も正確な検査です。YAM70%以下で診断されるしくみ、検査頻度、介護現場での転倒・骨折予防への活用法を解説します。
DNAR(Do Not Attempt Resuscitation)とは、心停止時に心肺蘇生(CPR)を試みない事前の医療指示。日本集中治療医学会など3学会の合同声明、DNR・ACP・リビングウィルとの違い、介護施設での合意プロセスと実務を定義特化で解説します。
介護事業所のBCP(業務継続計画)は2024年4月から策定が義務化。自然災害・感染症の2種類、記載項目、未策定減算(施設3%・訪問1%)と策定手順を解説。
PHR(パーソナルヘルスレコード)は個人が自身の健康・医療・介護情報を生涯にわたり管理・活用する仕組み。マイナポータルとの違い、EHR・LIFE・介護情報基盤との関係、介護現場での活用シーンまで解説。
STOP-BANGは8項目の質問で閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)リスクを評価する簡易スクリーニング。Chung博士らが2008年に開発し、3点以上で中〜高リスクと判定する。介護現場での観察ポイントを解説。
TIA(一過性脳虚血発作)は脳虚血症状が短時間で消失する病態で、90日以内に約10-20%が脳梗塞を発症する重要な前兆。ABCD2スコアでのリスク評価と介護現場の観察ポイントを解説。
高齢者の予防接種について、インフルエンザ・肺炎球菌・新型コロナ・帯状疱疹のB類定期接種4種と任意接種を整理。自己負担額の目安、介護施設での集団接種、職員・同居家族の接種重要性まで解説します。
HACCPは食品衛生管理の国際標準手法。2021年6月から介護施設も含む食品関係事業者に義務化。7原則12手順とミキサー食・きざみ食での実装ポイントを解説します。
弾性ストッキングは下肢に段階的圧迫を加える医療用ストッキング。DVT予防・下肢静脈瘤・リンパ浮腫に使われ、圧迫圧は弱圧/中圧/強圧の3段階。日本静脈学会2024ガイドラインに基づき、装着手順・禁忌(PAD・急性炎症・重度心不全)・介護現場での皮膚観察ポイントを整理。
DVT(深部静脈血栓症)は下肢深部静脈に血栓ができ、肺塞栓(PTE)を起こす危険な病態。介護現場の片側下肢腫脹・Homans徴候の観察、Wellsスコア、早期離床・弾性ストッキング・IPC・水分補給など予防策を日本循環器学会GLに基づき解説。
心房細動(しんぼうさいどう、AF)は高齢者で頻度が高い不整脈で、85歳以上では約10%が罹患。心原性脳塞栓症リスクが約5倍に上昇し抗凝固薬による予防が必須。CHADS2スコア・発作性/持続性/永続性の分類・介護現場の観察ポイントを解説。
アクティブシニアとは、健康で活動的・社会参加に意欲的な高齢者層(主に65〜75歳)を指す言葉です。定義、特徴、消費傾向、後期高齢者との違い、介護予防の主要ターゲットとしての位置づけを解説します。
介護予防教室(通いの場)は、自治体や地域包括支援センター・社協が運営する高齢者の体操・脳トレ・栄養指導・社会交流の場。全国14万5,641か所のフレイル予防拠点として注目される取り組みを解説します。
キャラバンメイト(キャラバン・メイト)は認知症サポーター養成講座の講師役。全国キャラバン・メイト連絡協議会に登録するボランティア指導者の役割・研修内容・登録要件・認知症サポーターとの違いを解説。
鉄欠乏性貧血(IDA)は高齢者で最も多い貧血。ヘモグロビン男性13g/dL・女性12g/dL未満、血清フェリチン12ng/mL未満で診断。栄養不足・消化管出血が主因で、顔色蒼白・倦怠感・転倒リスク上昇に注意。介護現場の観察ポイントと食事介入を解説。
高齢者の社会的孤立とは、家族・友人・地域とのつながりが客観的に乏しい状態。孤独感との違い、認知症リスク約1.5倍などの健康影響、Lubben尺度、通いの場や見守りサービスによる介護現場での介入を整理します。
呼吸リハビリテーション(Pulmonary Rehabilitation)の定義・構成(運動療法・教育・栄養・心理)を解説。在宅酸素療法やNPPVと組み合わせた介護現場での関わり方、口すぼめ呼吸・排痰の支援も整理。
ハンマートゥ(ハンマー趾)は足指がハンマー状に屈曲変形する疾患です。原因・進行段階・装具療法から手術適応まで、介護現場のフットケア観察ポイントを踏まえて解説します。
EBP(Evidence-Based Practice)は研究エビデンス・専門家の経験・利用者の価値観を統合する実践概念。介護分野での5ステップと科学的介護・LIFEとの違いを解説。
補聴器の4種類(耳あな型・耳かけ型・ポケット型・骨伝導型)、片耳5〜30万円の価格相場、自治体補助、認知症予防エビデンス、介護現場での電池交換・清掃・装着拒否対応まで解説。
脳卒中リハビリテーションは急性期48時間以内開始・回復期最大半年・維持期の3フェーズで進む。片麻痺・失語・失行・失認・嚥下障害など後遺症別の介入と、介護現場での維持期リハ活用を解説。
視覚障害ケアとは、白内障・緑内障・加齢黄斑変性などで視覚機能が低下した高齢者の生活全般を支える介護的アプローチ。食器のコントラスト・声かけ・誘導歩行・補助具活用の現場ノウハウと、同行援護との違い、視覚障害者手帳の等級まで解説します。
第3号研修は特定の利用者(ALS・重症心身障害児者など)に対する喀痰吸引・経管栄養を行うための研修。基本研修8時間+演習1時間+実地研修で構成され、重度訪問介護や障害者支援施設で活用される。1号・2号との違いと受講手順を解説。