介護業界で使われる用語を解説(全1001語)
看取りは、回復が見込めない人生の最終段階にある方とご家族に寄り添う概念。厚労省ガイドラインに基づくACP(人生会議)、看取り期の身体変化、自宅・施設・病院での選択肢、緩和ケア・ターミナルケア・エンドオブライフケアとの違いをやさしく整理します。
介護報酬の1単位は基本10円。地域区分(1級地〜7級地+その他の8区分)とサービス種別の人件費割合で10〜11.40円の幅で変動する。級地別単価表・主要都市の区分・令和6〜8年度の最新版を整理。
認知症ライフサポートモデルとは、認知症の人が住み慣れた地域で本人らしく暮らし続けることを支える包括的ケアモデル。本人本位・継続性のあるケア・地域づくり・多職種チームアプローチ・家族支援の5本柱、パーソンセンタードケアやユマニチュードとの違い、地域包括ケアや認知症基本法との関連までやさしく解説します。
身体拘束(介護)の定義、厚生労働省指定11行為、緊急やむを得ない3要件(切迫性・非代替性・一時性)、身体拘束廃止未実施減算、代替ケアの工夫まで一次資料で解説。
ノーリフティングケアは人力で持ち上げない・抱え上げない・引きずらないを原則に、移乗リフトやスライディングボード等の福祉用具で介護者と利用者双方を守るケア技術。オーストラリア発祥の起源、厚労省指針との関係、施設・在宅での実装手順、福祉用具の選び方まで解説。
看護・介護連携(看介護連携)とは、医療と生活支援を統合し利用者中心のケアを実現する協働体制のこと。役割分担、医療行為境界、SBARや多職種カンファレンス等の連携ツールを解説。
ケアマネのモニタリングは、ケアプランが利用者の目標達成に有効か継続的に確認するプロセス。居宅は月1回、施設は3か月に1回の実施が運営基準で義務付けられている。
嚥下調整食は飲み込み機能に合わせて硬さ・粘度・付着性を調整した食品。学会分類2021(コード0j〜4)、スマイルケア食(青/黄/赤)、UDF(区分1〜4)の3分類を在宅介護視点で解説。
MCI(軽度認知障害/DSM-5の軽度神経認知障害)は、健常加齢と認知症の中間に位置する状態。本ページでは健忘型・非健忘型×単一/多領域の4サブタイプ、Petersen基準とDSM-5基準の違い、MoCA/MMSE/HDS-Rのスクリーニング、もの忘れ外来や認知症疾患医療センターへの受診フロー、年5〜15%の認知症転換率と3〜4割の改善可能性、家族の対応までを定義特化で整理します。
ACP(人生会議)は本人が望む医療・ケアについて家族や医療チームと繰り返し話し合うプロセス。厚労省2018年ガイドラインの定義、5ステップの進め方、リビングウィル・DNAR・遺言との違い、家族からの切り出し方を介護現場目線で解説。
マインドフルネスは「今ここ」に意識を向ける瞑想由来の心理技法。Jon Kabat-Zinn博士のMBSR8週間プログラムを起点に、介護職のバーンアウト予防と認知症高齢者ケアの両面で活用が広がる。日本マインドフルネス学会等のエビデンスをもとに介護現場での実践法を解説。
ストレスチェック制度は労働安全衛生法第66条の10に基づき、従業員50人以上の事業所に年1回の実施を義務付ける制度。職業性ストレス簡易調査票で高ストレス者を判定し医師面接へつなぐ仕組みを介護職場の活用視点で解説。
介護ストレスマネジメントは、介護職が業務や対人関係から受けるストレスを認知行動・リラクセーション・運動・睡眠の4要素で予防し、職場ではラインケア・事業場内外資源で支える枠組み。厚労省指針に沿って解説。
AIケアプランは人工知能で居宅サービス計画書の作成を支援する仕組み。厚労省の実証事業の流れ、ミルモプラン・CMサポート・シルバープランナーなど主要サービス、活用フロー、ケアマネの役割と現場の懸念をやさしく解説します。
VR介護研修は仮想現実技術で認知症の当事者視点や移乗・入浴の手順、虐待防止を疑似体験する教育手法。シルバーウッドのVR認知症は累計20万人が受講、介護テクノロジー導入支援事業の補助対象にもなる。
コミュニティナース(Community Nurse)とは、医療機関に属さず地域の暮らしの中で住民の健康と元気を支える看護師の在り方。雲南市発祥の概念と訪問看護師・保健師との違い、介護現場との接点を解説。
ラポール形成は介護現場で利用者と信頼関係を築く技法。ミラーリング・ペーシング・バックトラッキングの3技法と、認知症ケア・初対面・家族面談での実践手順を解説します。
タッチング療法は触れることでオキシトシン分泌を促し不安・痛み・BPSDを和らげる非薬物療法。ハンドマッサージや背部さすりの手順、ユマニチュードとの違い、看取り期の活用法、エビデンスを解説します。
認知症専門医(日本認知症学会・日本老年精神医学会)と認知症サポート医(厚労省制度)の3類型を、資格要件・全国登録数・かかりつけ医との連携経路までやさしく整理。介護職と家族が知っておきたい紹介の流れと役割分担を解説。
かかりつけ医の定義と機能、2025年4月本格運用の機能報告制度、主治医・専門医との違いをわかりやすく整理。介護現場での主治医意見書・在宅医療連携も解説。
緩和ケアはWHO2002年定義で「生命を脅かす疾患の患者と家族のQOL向上」を目的とするアプローチ。がん以外にも心不全・COPD・認知症に適用される。エンドオブライフケア・ターミナルケアとの違い、4つの支援領域、介護現場での実践を解説。
介護のピアレビューは、同じ職位の介護職員同士でケア実践を観察・記録し、対等な立場で相互フィードバックして改善につなげる手法。看護分野で確立した手法を介護現場に応用し、ケアの標準化と虐待・身体拘束の予防を狙う。
介護施設の緊急時連絡網は、利用者の急変・転倒・徘徊・災害時に職員が迅速に医療・家族・行政へ連絡するための仕組み。BCP義務化で策定必須となった連絡フローの構成要素・夜間判断基準・訓練のポイントを解説。
地域包括ケア病棟は2014年診療報酬改定で創設された、急性期治療後や在宅療養中の患者を最大60日受け入れて在宅・施設復帰を支援する病棟。3機能・入院料・回復期リハ病棟との違い・介護現場との連携を解説。
高齢者のインスリン治療を解説。HbA1c目標7.0〜8.5%(緩和設定)、超速効型〜持効型までの製剤の種類、低血糖サインの観察、介護職ができる自己注射見守りの範囲まで実務的にまとめます。
脳卒中・大腿骨頸部骨折などの急性期治療後、最長150〜180日の入院で1日3単位以上の集中リハビリを行い在宅復帰を目指す病棟。入院料1〜5の段階別評価、対象疾患、介護現場との連携ポイントを解説。
Hoehn-Yahr(ホーン・ヤール)重症度分類は、パーキンソン病の進行を5段階で評価する標準指標。1967年に開発され、Stage 3以上は介護保険の特定疾病・指定難病医療費助成の判定基準にもなる。
MMT(徒手筋力テスト)は0〜5の6段階で筋力を評価する世界共通の測定法。各段階の判定基準、主要筋の評価方法、介護現場での活用、ROM訓練やFIM・Berg・TUGとの併用を解説します。
糖尿病性足病変は末梢神経障害と末梢動脈疾患が重なり足に潰瘍・壊疽が生じる合併症。Wagner分類0-5度と介護現場の毎日チェック・爪切り・靴選びを解説します。
高齢者の食欲不振(Anorexia of Aging)は加齢性食欲低下・薬剤副作用・口腔機能低下・うつ等が複雑に絡む多因子症候群。MNA-SF評価と少量頻回・嗜好食・食環境改善の介入を介護現場目線で解説。