介護業界で使われる用語を解説(全1001語)
総合事業は2015年介護保険法改正で創設され、要支援1・2の予防訪問介護・予防通所介護を市町村事業に移行した制度。訪問型A〜D、通所型A〜C、一般介護予防事業の種類と、基本チェックリストによる事業対象者の判定までを解説します。
介護うつとは家族介護のストレスでうつ病を発症した状態。同居介護者の60.8%が悩み・ストレスを抱えるなか、早期サインの見極め方とZBI(介護負担感尺度)、レスパイトケア・地域包括支援センターの活用法をまとめます。
認認介護とは、認知症の高齢者が認知症の高齢者を介護する状態。服薬管理事故・徘徊・栄養失調などのリスクが高く、地域包括支援センター・成年後見制度・施設入所の優先利用が支援の柱となります。
低栄養(PEM)とは、エネルギーとタンパク質が慢性的に不足した状態。BMI18.5未満・血清アルブミン3.5g/dL未満・6ヶ月で10%以上の体重減少が判定の目安です。MNA-SF/MUSTスクリーニングと栄養改善加算の使い方を介護現場目線で解説します。
介護事故の定義、3大事故(転倒・誤嚥・誤薬)、運営基準上の市町村への報告義務(5日以内)、令和3年改訂の統一様式、損害賠償の流れまでを一次ソースに沿ってやさしく解説します。
在宅介護の定義、利用できる居宅サービス(訪問介護・訪問看護・通所・ショート・福祉用具)、施設介護との費用・QOL・家族負担の比較、地域包括ケアシステムとの関係、要介護度別の在宅率まで、厚労省統計を引きながら解説します。
レビー小体型認知症(DLB)とは、α-シヌクレインを主成分とするレビー小体が大脳皮質や脳幹に蓄積することで起こる神経変性疾患で、アルツハイマー型・脳血管性と並ぶ三大認知症の一つです。認知機能の変動・幻視・パーキンソニズム・レム睡眠行動障害が4つの中核症状で、自律神経症状や薬剤過敏性も特徴的。原因・症状・診断基準・介護現場での対応のポイントまで、用語の意味と仕組みをやさしく解説します。
口腔ケアとは、口の中を清潔に保ち、誤嚥性肺炎などの全身疾患を予防するケア。高齢者ケアの基本手順、必要な道具、安全な姿勢、水を使わない方法まで介護現場の実務視点で解説します。
地域包括支援センターとは、高齢者の介護・医療・福祉の総合相談窓口。設置根拠(介護保険法第115条の46)、4つの機能、配置3職種(保健師・社会福祉士・主任ケアマネ)、利用方法と介護職の連携を解説。
拘縮(こうしゅく)とは、関節が長期に動かされないことで関節周囲の軟部組織が変化し、関節可動域が制限される状態。原因別5分類(皮膚性・筋性・神経性・関節性・結合組織性)、好発部位、ポジショニングと関節可動域訓練を中心とした予防の流れを、日本リハビリテーション医学会など公的資料を根拠に整理しました。
おむつ交換とは、自力でトイレ排泄が難しい高齢者の紙おむつを清潔に取り替えるケア。テープ式とパンツ式の選択、尿取りパッドの当て方、体位変換のコツ、IAD(失禁関連皮膚炎)予防と感染対策まで実務目線で解説します。
脳血管性認知症(VaD)とは、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血などの脳血管障害によって脳細胞が損傷し、認知機能低下を引き起こす認知症で、三大認知症の一つです。できることとできないことの差が大きい「まだら認知症」と、脳卒中再発による「階段状進行」が特徴。原因・症状・診断・予防、介護現場での対応のポイントまで、用語の意味と仕組みをやさしく解説します。
清拭とは、入浴できない方の身体を温タオルなどで拭いて清潔を保つケア。全身清拭・部分清拭の手順、室温・プライバシー・部位別の注意点を介護現場の実務視点で解説します。
主治医意見書とは、要介護認定の際に主治医が作成する医学的所見の書類。介護保険法施行規則第38条に基づき市町村が依頼し、認定審査会の判定資料となる。記入項目・作成費用・依頼の流れを解説。
脱水症(だっすいしょう)とは、体液量が不足し全身機能に支障をきたした状態。高齢者は口渇感の低下・腎機能低下・利尿薬服用などで脱水リスクが高く、ぼんやり・脇の下の乾燥・皮膚ツルゴール低下などのサインを早期に捉えることが重要です。原因・分類・観察ポイント・経口補水液(OS-1)など現場対応を、厚労省・健康長寿ネット等の公的資料から整理しました。
パーキンソン病とは、中脳黒質のドパミン神経細胞が変性・脱落し、ドパミンが不足することで起こる進行性の神経変性疾患です。安静時振戦・筋固縮・無動・姿勢反射障害の4大運動症状を中核とし、自律神経症状や認知症(パーキンソン病認知症: PDD)を合併することも。指定難病・介護保険特定疾病に該当。原因・症状・ヤール重症度分類・介護現場での対応のポイントまで、用語の意味と仕組みをやさしく解説します。
介護保険の住宅改修とは、要支援・要介護者の自宅を生活しやすく改修する際に20万円を上限に支給する制度。手すり設置・段差解消など対象6種、9割給付、事前申請の流れ、注意点を解説。
熱中症とは、高温多湿で体温調節が破綻して起こる病態。高齢者の死亡が約8割を占める季節性疾患の定義、I〜III度の症状、応急処置と介護現場の予防策を環境省・救急医学会の指針に基づき解説します。
生活相談員とは、特養・デイサービス・ショートステイ等で利用者と家族の相談窓口や入退所手続きを担う職種。法的根拠(運営基準)、必要資格(社会福祉士・社会福祉主事任用資格 等)、年収相場、向いている人を解説。
脳梗塞は脳の血管が詰まり脳細胞が壊死する病気で、要介護原因の上位を占めます。原因・症状・FAST・後遺症、介護現場での再発予防と観察のポイントを解説します。
高次脳機能障害は脳損傷により記憶・注意・遂行機能・社会的行動に障害が生じる状態。診断基準・主要症状・介護現場での対応・支援制度を一次ソースに基づいて解説します。
大腿骨頸部骨折は高齢者の寝たきり原因の上位を占める疾患。原因・症状・治療(骨接合術・人工骨頭置換術)・術後リハビリ・介護現場での予防対策を看護師・介護職向けに解説します。
要支援とは介護保険の要介護認定で「日常生活の基本動作はできるが家事・身支度などに見守り・支援が必要」と認められた状態。要支援1・2の違い、利用できる介護予防サービス、支給限度額(要支援1=50,320円・要支援2=105,310円)、地域包括支援センターでのケアプラン作成までを用語集として解説。
心不全は心臓のポンプ機能が低下して全身に血液を送れなくなる症候群です。ステージ分類A〜D、急性増悪のサイン、塩分・体重・服薬管理など介護現場で押さえるべきポイントを解説します。
認知症カフェは、認知症の本人と家族、地域住民、専門職が交流する地域の居場所。役割・運営主体・参加方法・全国の設置状況(厚労省2021年度実績)まで解説します。
骨粗しょう症は骨密度低下で骨折しやすくなる病気で、高齢者の寝たきり原因の上位を占めます。診断基準(YAM値)・原発性/続発性・薬物療法・食事と運動・介護現場での予防対策を看護師・介護職向けに整理します。
入居一時金は有料老人ホーム入居時の前払金。償却期間・初期償却率・短期解約特例・保全措置まで、契約前に確認すべき仕組みを老人福祉法ベースで解説します。
糖尿病はインスリンの作用不足で慢性的に高血糖が続く病気です。1型・2型の違い、HbA1c目標値、高齢者糖尿病の特徴、低血糖の早期発見、介護現場での服薬・食事管理を解説します。
介護保険申請とは、要介護認定を受けるため市町村に行う申請手続き。65歳以上または16特定疾病該当の40〜64歳が対象。申請書・介護保険被保険者証・主治医情報を市町村窓口や地域包括支援センターに提出し、認定調査・主治医意見書・一次/二次判定を経て原則30日以内に結果通知。申請費用は無料、家族や事業者による代行申請も可能。
関節リウマチは免疫異常で関節の滑膜が炎症を起こす自己免疫疾患。手指の対称的なこわばり・腫れから始まり進行すると変形・ADL低下に至ります。介護保険の特定疾病であり、症状・治療・介護現場での援助のポイントを看護師・介護職向けに解説します。