介護用語集
介護業界で使われる用語を解説(全956語)
食後低血圧とは|食後にめまい・転倒が起こる仕組みと介護現場での対策
食後低血圧は食事の後に血圧が大きく下がり、めまい・ふらつき・眠気・失神・転倒を招くことがある状態です。仕組み、起立性低血圧との違い、起こりやすい人、介護現場での対策を解説します。
DASC-21とは|認知機能と生活機能を21項目で評価する認知症アセスメントシート
DASC-21(地域包括ケアシステムにおける認知症アセスメントシート)は、認知機能と生活機能を21項目4段階で評価し、認知症を地域で早期発見・支援につなげる観察式の評価ツール。21項目の構成、31点のカットオフ、HDS-R・MMSEとの違いを解説。
薬剤副作用とは|介護現場で見逃さない高齢者ADRの早期発見と報告
薬剤副作用(ADR)は高齢者で頻発する有害事象。ふらつき・便秘・せん妄・低血糖など代表5タイプの症状と原因薬剤、介護職が観察すべきサイン、SBAR形式での看護師・薬剤師への報告手順を厚労省指針と日本老年医学会の知見から整理する。
悪液質(カヘキシア)とは|低栄養・サルコペニアとの違いと診断基準を介護現場目線で解説
悪液質(カヘキシア)とは、がん・心不全・COPDなど慢性疾患に伴い、通常の栄養補給では戻りにくい著しい筋肉量・体重減少を伴う複合的な代謝異常です。低栄養・サルコペニアとの違い、診断基準、終末期ケアの考え方を解説します。
高齢者等終身サポート事業とは|身元保証・死後事務の包括サービスと2024年ガイドライン
高齢者等終身サポート事業とは、身寄りのない高齢者などに身元保証・日常生活支援・死後事務をまとめて提供する民間サービス。2024年の国のガイドラインや成年後見との違い、利用時の注意点を解説します。
介護の生産性向上とは|厚労省ガイドラインの考え方と7つの取り組み
介護の生産性向上とは、介護の質を保ち高めながら業務の無駄を減らし、職員の負担を軽くして限られた人材で支える取り組み。厚労省ガイドラインの考え方、ICT・介護ロボット活用、7つの業務改善、加算との関係をやさしく解説。
フレイル健診(後期高齢者の質問票)とは|75歳以上の15項目・10領域と介護予防への流れ
フレイル健診は75歳以上を対象にフレイルの兆候を早く見つける健診の通称。2020年度導入の後期高齢者の質問票15項目・10領域と、メタボ健診との違い、介護予防につなぐ流れを解説します。
タスクシフト・タスクシェア(介護)とは|機能分化で専門職が専門ケアに集中する仕組み
介護のタスクシフト(業務の移管)・タスクシェア(業務の共同化)をやさしく解説。人手不足を背景に専門職が専門的ケアに集中できるよう周辺業務を介護助手やテクノロジーに分担する機能分化の動き、メリットと注意点を厚労省資料で整理。
新しい認知症観とは|認知症基本法が掲げる「希望を持って自分らしく」の考え方
新しい認知症観とは、認知症になっても自分らしく希望を持って暮らせるという考え方。認知症基本法・施策推進基本計画・希望大使の動きと、介護現場での意味を一次資料で解説します。
6分間歩行試験(6MWT)とは|方法・中止基準・距離の目安と他の体力評価との違い
6分間歩行試験(6MWT)は平らな場所を6分間でできるだけ歩き、その距離で持久力・運動耐容能・心肺機能を評価する検査。方法、SpO2や息切れの観察・中止基準、距離の目安、TUGやCS-30との違いを解説。
遅発性ジスキネジアとは|抗精神病薬で起こる不随意運動と介護職の気づき・対応
遅発性ジスキネジアとは、抗精神病薬などドパミン受容体を遮断する薬の長期使用後に現れる口・舌・顔・手足の不随意運動です。症状・原因・可逆性・介護職の観察と医療連携の役割を解説します。
排痰ケアとは|体位ドレナージ・スクイージング・ハフィングの方法と吸引との線引き
排痰ケアとは痰を出しやすくする呼吸ケアの総称。体位ドレナージ・スクイージング・ハフィング・加湿の手技、誤嚥性肺炎やCOPDでの意義、たんの吸引が医行為である線引きを解説します。
社会的フレイルとは|外出減少・交流の乏しさが身体的フレイルを招く前段階と5項目評価
社会的フレイルとは、外出や人との交流の減少、独居、社会的役割の喪失といった社会的つながりの脆弱さに着目した概念。身体的フレイルの前段階・予測因子になりうる5項目の評価指標と介護予防での重要性を解説します。
嚥下の代償法とは|息こらえ嚥下・横向き嚥下など食べ方と姿勢の工夫
嚥下の代償法とは、低下した飲み込みの力そのものを治すのではなく、姿勢や飲み込み方の工夫で誤嚥や咽頭残留を減らす方法の総称です。息こらえ嚥下や横向き嚥下など代表的な手技を、言語聴覚士の評価との関係とあわせてやさしく解説します。
感情失禁とは|多幸症との違いと介護現場での受け止め方
感情失禁とは、わずかな刺激で泣いたり笑ったり怒ったりと感情を抑えられなくなる状態。脳血管性認知症や脳卒中後に多い理由、持続的に上機嫌な多幸症との違い、介護現場での対応をやさしく解説します。
浸軟(しんなん)とは|皮膚がふやける原因・褥瘡やIADとの関係・予防ケアを解説
浸軟(しんなん)とは皮膚が尿・便・汗・浸出液などの水分に長くさらされて白くふやけ、傷つきやすくなった状態です。おむつ内やしわの間で起こりやすく、褥瘡・IAD・スキンテアの素地になります。原因と予防ケアを解説。
RSST(反復唾液嚥下テスト)とは|30秒3回基準で嚥下機能をスクリーニング
RSST(反復唾液嚥下テスト)は30秒間に何回空嚥下できるかを甲状軟骨触知でカウントする嚥下スクリーニング。3回未満で誤嚥疑い。手順・判定基準・MWST/FTとの違いを看護師・介護職向けに解説。
CO2ナルコーシスとは|二酸化炭素が溜まる仕組みと在宅酸素の注意点
CO2ナルコーシスとは体内に二酸化炭素が溜まり意識障害や呼吸抑制を起こす状態。COPDなどへの高濃度酸素投与で起こる仕組み、症状、在宅酸素で介護職が流量を変えてはいけない理由を解説。
口すぼめ呼吸とは|COPDの息切れを和らげる仕組みとやり方・介護現場での声かけ
口すぼめ呼吸とは、鼻から吸って口をすぼめてゆっくり長く吐く呼吸法。COPDなどで気道の虚脱を防ぎ息切れを和らげる仕組み、やり方、腹式呼吸との違い、介護現場での声かけを解説します。
CS-30(30秒椅子立ち上がりテスト)とは|測り方・年代別の目安・サルコペニア判定
CS-30は椅子から立ち座りを30秒間に何回できるかで下肢筋力を測るテストです。測り方、中谷らの年代別標準値、転倒・サルコペニア・ロコモとの関係、介護予防での活用を解説します。
補足給付(特定入所者介護サービス費)とは|低所得者の食費・居住費の自己負担軽減
補足給付は、特養・老健・介護医療院・ショートステイの食費と居住費について、住民税非課税世帯の自己負担を軽減する介護保険の制度。段階別の限度額・申請手続き・預貯金要件まで、最新ルールを整理して解説。
着衣失行とは|麻痺がないのに服を着られない失行と認知症・更衣介助の工夫
着衣失行とは、麻痺がないのに服の前後・裏表・袖の通し方がわからず着られなくなる失行の一種。認知症や頭頂葉障害との関係、ボタンや袖通しの具体例、更衣介助の工夫を解説します。
鏡現象(ミラーサイン)とは|鏡の自分を他人と思い込む認知症の症状と介護対応
鏡現象(ミラーサイン)とは、認知症の人が鏡に映った自分を自分と認識できず、他人と思い込んで話しかけたり怖がる症状。背景・カプグラ症候群や失認との違い・否定せず鏡を覆う等の介護対応を解説。
SPPB(簡易身体能力バッテリー)とは|下肢機能を3項目12点で評価するテスト
SPPB(Short Physical Performance Battery)は高齢者の下肢機能をバランス・歩行速度・椅子立ち上がりの3項目(各0〜4点・合計0〜12点)で評価する簡便なテスト。点数の解釈とフレイル・サルコペニア評価での位置づけを解説。
嚥下内視鏡検査(VE)と嚥下造影検査(VF)とは|嚥下機能の精密検査2種の違いと使い分け
嚥下機能の精密検査である嚥下内視鏡検査(VE)と嚥下造影検査(VF)の定義・方法・違い・メリット・デメリットを整理。スクリーニング検査との位置づけや介護現場での関わりもやさしく解説します。
オピオイド(医療用麻薬)とは|がん疼痛緩和の役割・副作用・介護職の関わり
オピオイドとはモルヒネなどに代表される強い鎮痛薬で、がん等の強い痛みの緩和に使う医療用麻薬。依存への誤解、便秘・吐き気・眠気の対策、レスキューと介護職の関わりを解説。
オーラルフレイルとは|口腔機能低下が全身フレイルへ進む前兆と予防策
オーラルフレイルは口の機能のささいな衰えで、放置すると低栄養・サルコペニア・要介護に進む可能性がある。介護現場で押さえたい4段階・チェックリスト・予防口腔体操を解説。
レム睡眠行動障害(RBD)とは|夢を行動化する睡眠障害とレビー小体型認知症との関係・介護現場の安全配慮
レム睡眠行動障害(RBD)は、夢の内容に合わせて大声・寝言・手足を動かすなどの行動が睡眠中に出る障害です。定義、高齢者に多い理由、レビー小体型認知症やパーキンソン病との関係、介護現場の安全配慮を解説します。
高齢者の睡眠とは|加齢による変化4徴候と認知症ケアの介入ポイント
高齢者の睡眠は加齢で総時間短縮・中途覚醒増加・深睡眠減少・睡眠相前進が起こり、認知症のBPSDやレム睡眠行動障害とも関連します。介護現場の対応を解説。
不感蒸泄とは|汗以外に失う水分の量・発熱での増加と高齢者の脱水管理
不感蒸泄とは、汗以外に皮膚や呼気から自然に失われる水分のこと。常温安静時の成人で1日約900mL、発熱で増えます。高齢者の脱水管理・水分出納の見落としやすいポイントまで定義特化で解説します。